Google グループ
日本シルクロード科学倶楽部
このグループにアクセス

ニックネーム:おつる 鶴姫 (洗礼名ジャンヌダルク)
性別:女 
年齢:いい感じの年 
都道府県:兵庫県
サッカー大好き♪好きなサッカーチームもちろん★バンヴェール兵庫★マリリン・モンロー大好き♪自衛隊ファン♪ JAZZが大好きー♪ 猫が大好き♪ そして 何より好きなんは・・ビールやね♪

»くわしく見る
2010年03月26日(金)
涙の お別れ
24日 わたしは、現在の職場を退職する日でした。

事情は書けませんが、4年間、一生懸命尽くした日々の
最後の日でした。

700人ほどの子供たちが、講堂に座り、見守る中

退職のお別れの挨拶。

退職のことは告げていませんでしたので、
どよめきがおこり、「えーーーーーーーーーーーーーっ」と
あちこちで声があがりました。

舞台にあがり 壇上で 挨拶をしました。

子供たちはいっせいにシーンと静まり返り
絶対に泣かずに笑顔でと思っていたわたしも それぞれの顔を
見まわすと 胸がせつなくなりました。

「あなたたちの顔を今、ながめると、一緒に過ごした
いろいろなことを思い出します。 今日でお別れです。

わたしはあなたたちにお別れの挨拶として お願いしたいことが
あります。

わたしは、今まであなたたちに 礼儀正しくすること
挨拶をきちんとすること、そして早くひとつのことができた人は
お隣で困っているお友達を助けてあげてねと 
いつも言ってきましたね

あなたたちが、何のために学校にきてお勉強するのか
それは、大人になって、日本のためそして 人のために
役に立つ人になるためです。

ですから、机の前でお勉強をいっぱいしたり、テストでいい点を
とったり、宿題をすることもとっても大切ですけれど

今日のあなたたちのように、礼儀正しく人の話を聞く
挨拶をする、そして お友達が困っていたら、助けてあげる
泣いている子がいたら助けてあげる、そして
助けてもらったらありがとうと感謝をする。
お友達と仲良くする、学校でこういうことも大切な大切な
お勉強なのです。

自分のことだけを考える人にならないでください。
人のために生きる立派な人になってください。

私はあなたたちに 4年間 たくさんの笑顔をもらって
元気をいっぱいもらえました。
だから、これからは私も 世の中のためになるように
頑張りたいと思います。

みなさん、ありがとう。 ありがとうございました」

そのとき たくさん泣いている子が見えました。

最後のありがとうの時は 声が震えました。

そして 代表の子供が花束を贈呈してくれました。
代表の男の子と 固い固い握手をしました。
素晴らしい「ありがとうございました」というセリフで
花束をくれました。

いただいた花束です


そのあと 舞台を降りて、700人ほどの子供たちの
列の真ん中の花道を通って 退場。

子供たちは 拍手と歓声で、特に ごんたぼうずで
やんちゃな男の子たちが せんせーーーーーーーと
いっぱい手をふってくれました。

胸がいっぱいでした。

女性の同僚も涙をながしてくれた人がいました。


その日の夜 レストランで一年間の打ち上げをかねた送別会を
していただきました。

美味しいビールをいただいて、また 職員の方々の前で
ご挨拶ほしました。 いい職場で人間関係に悩むことなく
本当に幸せにお仕事をさせていただきましたと挨拶しました。

会の最後のほうは、たくさんビールを飲んで
あちこちのテーブルでお世話になった方々と話しました。

その中でも わたしの仕事を教えてくれた若い男性の師匠と
お話をして感謝の気持ちを伝えました。

そしてこの一年間、ペアでずっと仕事をしてきた
横浜国立大学を昨年、出たばかりで入社した男性でAくんとも
話をしました。 彼はわたしの息子のような人でしたけれど
でも優秀で心が優しくて 子供たちに愛され、
いつもいつも助けてくれた人です。

彼は努力家ですし、本当に愛に満ちた人で
子供たちを見守り 一生懸命の一年でしたが
不器用なところとあまり 表にその頑張りを見せないのと
正直すぎて
上司や先輩たちになかなか 評価されないところがありました。 


私はそれを見守り
励まして 体調の悪いときには気づかい 本当に
心と心の通う一年を過ごしてきました。
わたしが頑張れたのは 彼のおかげもあるのです

プライベートな私の活動の話もよく聞いてくれたり
彼のプライベートの恋愛の悩みもよく聞いてあげました。
教え子のような存在です。
彼は、心の美しい人で、人の悪口も言わない、いつも笑顔でした
私の仕事に対して、とても尊敬してくれた人でした。

Aくんは、話をしているうちに
だんだん、私の顔を見てそして ありがとうを
何度も何度も言いながら
たくさんの人もいるのに
・・・・・・・・いっぱい涙を流してくれました。

私は 男の涙をはじめて美しいと思いました。

彼と出会えたこと、そして子供たちと出会えたことは
私の人生の宝物です。

これからも
彼と子供たち、二度とあうこともないかもしれないけれど

陰ながら応援していきたいと思います。

わたしは、
わたしのために流してくれた涙を一生 忘れません。
人間の愛というものは、美しいものです。

生きていてよかった、頑張ってきてよかったと思える
心から幸せで・・そして 胸がせつない日でした。

さあ けれどもまた 新しい職場で
新しい出会いが待っています。

人生ってなんて 素晴らしいのでしょう

 


2010-03-26 02:01 | 記事へ | コメント(8) | トラックバック(0) |
| 愛について / おつるの日常 / 教育について |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/otsuru/trackback/1316/
2010年03月26日(金) 12:09 by 愛國市民
ひとつひとつのお話がとても重く、
そして素晴らしいです、人生って素晴らしい、
人の為の愛って素晴らしい・・・・・

尊敬する管理人様とまだ出逢って間もない僕が
こんなことを書くのも大変差し出がましいですが
「本当におつかれさまでした。」

そして、いいお話をありがとうございました

これから怒涛の日々だとは思いますが、
お体のほうもどうか‥大切になさってください。
こんばんは。読み終わって心洗われた気がいたします。おつるさんのような教育者は偉大な功だと思いました。
自分が学生の時、こんな先生に出会っていたら
もう少し人生は変わっていたかも知れません。
おつるお姉さん先生に、今もならってる生徒です。お疲れ様でした。でも、おつるお姉さん先生、まだ、ちえの勉強は終わってません。これからも、頭悪いですが、よろしくお願いします。いつも、愛と勇気を教えてくれる大好きなおつるお姉さん先生。
★愛國市民 さん ★翼さん ★ゆうさん ★ちえさん

ありがとうございます。
教師って 情に溺れすぎてはいけないし
難しいんですよね・・・

たとえば 看護師でも、介護師でも
ひとりひとりの患者のプライベートな心や死に直面するため
情の深い人は続けられない・・・
ある意味、冷静でいなければ続けられないと思います

私は 一時期、情が深すぎて
子供たちに その自分の対応が果たして 
本当にためになるのか
悩み、自問自答し、それで教師ができない日々がありました。

最近になり、いろいろな仕事や子育ても経験し
一応の 悟りを得て、やっと自分に子供を教えるという
自信ができました。 情に溺れず
ゆとりをもって 子供に接することができるようになりました。

難しい仕事です。 ひとりひとりの子どもはすべて
違いますので、
でも 子供は 日本の宝物です。 
宝物を腐らせてはいけない。

朝鮮学校に通う子供も 子供は宝物であるはず。

日本に住み続け 日本の社会で暮らすのであれば
朝鮮学校の教育をうけ続けることは 子供たちの未来に
決して プラスになるとは思えません。
親や 朝鮮総連のエゴにより 子供の未来を
つぶすことは 許されないと思います。

幼稚園や保育所で 日本人の友達がいっぱいできて
公立に行きたいのに 無理やり朝鮮学校に入れられて
泣き叫んで 嫌だ、嫌だ、友達と同じ小学校に行きたいと
いう子もいるんです。


★非公開コメントを下さった方

ご心配いただいて 有難うございます。
原因は・・・わからないのです。

でももしかしたら おっしゃる可能性もあるかも。
でも 私は負けません。

ともに頑張りましょう。また いろいろ教えてくださいね♪
おつるお姉さん先生へ
私は、おつるお姉さん先生に習いたかったです。
でも、こんな私に返事をいつもくれて、私はうれしいです。おつるお姉さん先生が、いない学校、運動場、講堂、音楽室、ガラーンとして、さみしいと気持ちだけあるんだろうな(Тωヽ)でも、おつるお姉さん先生に習った生徒は、大人になってステキになります。
でも、まだまだ、おつるお姉さん先生みたいな先生いたらいいんだよね。ちえはそう思う。小学3年、担任の先生から養護?あってますか?学級に行きなさいと言われて、ショックでした。なぜ?と思いました。
おつるお姉さん先生みたいには、説明ない、ばかにされた感じがとれた。イヤだった。だから、おつるお姉さん先生みたいな先生がふえてほしい。いつも、ありがとうございます。努力して、近づきます。おつるお姉さん先生。
★ちえさん

いつもいつも丁寧なコメントありがとう
なかなか、お返事できなくてごめんなさい。

私はちえさんのような人が先生になればいいと思います。
ちえさんのような心の綺麗な人なら 子供たちは幸せになるよ

ちえさん、パパさんと仲良くね♪ 
お仕事たいへんだけど、嫌なこともつらいこともあると
思うけれど 頑張ってくださいね。

ちえさんはちえさんのままでいいんです。
養護学級へ行けという先生なんて 最悪です。
ちえさんはこんなに頭のいい人なのに。
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
captcha


※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク