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【スポーツ】亀田興毅、初防衛失敗 判定でプロ初敗戦2010年3月27日 22時56分 世界ボクシング評議会(WBC)のタイトルマッチは27日、東京・有明コロシアムで行われ、フライ級王座統一戦12回戦で正規チャンピオンの亀田興毅(亀田)は暫定王者のポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)に0―2の判定で敗れ、初防衛に失敗した。亀田興はプロ23戦目で初敗戦。 亀田興は5回にバッティングで出血した影響もあり、ポンサクレックの連打に対して後手に回った。ジャッジ2人は3、4点差をつけ、残り1人が引き分けだった。亀田興の戦績は23戦22勝(14KO)1敗。王座統一と2度目の防衛を果たしたポンサクレックは79戦75勝(39KO)3敗1分け。 ミニマム級12回戦は同級4位の黒木健孝(ヤマグチ土浦)がチャンピオンのオーレドン・シッサマーチャイ(タイ)に0―3の判定で敗れ、世界初挑戦での王座獲得はならなかった。黒木は前に出たが、王者のカウンターパンチで劣勢。11回に右フックでダウンを奪ったものの及ばなかった。 28歳の黒木の戦績は28戦23勝(15KO)4敗1分け。オーレドンは5度目の王座防衛で38戦全勝(13KO)とした。 日本のジムに所属する男子の現役世界王者は6人に減った。 (共同)
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