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第4回フォーラム講師・石埼 学助教授の著作案内です。ご注文は社会批評社まで
●『出版ニュース』(12月中旬号)の書評
『憲法状況の現在を観る―9条実現のための立憲的不服従』石埼 学著
憲法改正の動きが強まるなか、憲法9条の論議が熱を帯び、「改憲派」と「護憲派」双方が一歩も譲らぬ論争を行っている。
本書は、このなかの「護憲派」に属するもので、改憲は立憲主義の崩壊につながり、「強者の暴力噴出社会」をつくることになると訴えている。これに対しては「現実離れしている」、「時代遅れ」との批判もある。
戦争放棄をうたった憲法9条は、「フランス人権宣言から1世紀半の間に2度の世界大戦など凄惨な戦争を経て、すべての人間の権利の保障を確実にするためには、軍隊という国家が独占した強大な暴力そのものをなくさなければならないという新しい立憲主義思想の登場を意味」するもので
あることを解説し、この立憲主義を守っていこうと訴える。
そして、各地で制定される「生活安全条令」や「国民保護体制」の議論は、9条の精神を破壊し、立憲主義を自治体レベルから崩すものであると強く批判する。
(B6判・165頁・1500円・社会批評社刊)
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/67-0.htm
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