|
> あのですね…彼らテロリストは【武装】しているんですよ。
米軍も【武装】していますが? しかもテロリストは米軍が来たから入ってきたんですが?
> それじゃ、戦争を認めているのと同じではないですか。
「テロリスト」は誰と戦争しているのでしょうか?
> 今、米軍が行っている事と全く同じ事を認めている訳です。。イラク人か米国人かの違いだけしかありません。
その違い、「非常におおきい」と思いますよ。
> これじゃ、反戦ではなく【反米】と受け取られても仕方有りませんよ。
以前私は「反戦運動にはいろいろな考えがある」として、ほぼ3つに分類したと思います。
(1)反米のためにはテロでも容認する
(2)地域の住民の自衛武装の範囲で容認
(3)一切の暴力に反対
あなたのお答は「反戦=(3)」というあなたの勝手な基準にしたがって私を「(3)ではなく(1)と受け取られても仕方ない」と非難するものであって、まったく答になっていません。私が(2)の立場に立っている事はすでに説明済みです。
これまでの議論で明らかになってきた事は、あなたは「米軍がいなくなってもテロリストは残る。そうしたらイラク人の軍隊と戦争が続く」という考えにとりつかれている事です。「テロリスト」には2種類あります。自衛武装する地元民と本物のテロリストとです。これをアメリカは全て「テロリスト」と認定し攻撃する。しかしファルージャで抵抗した人々や渡邉さんをつかまえた連中と、斎藤さんを殺したアンサール・スンナのような勢力は別なのです。前者はいわば「反米愛国者」とも言えるような連中です。米軍が手を引き、イラクがイラク人の自主的管理に任されれば、前者の大部分は抵抗をやめ、むしろ復興のために働くでしょう。残った僅かな「よそ者のテロリスト」は攻撃対象を求めて国外へ出るか、またイラク国内でテロを行うとしてもごく僅かでしょう。
テロが起こるのは、そこに弾圧があるからなのです。したがって「どんな政府をつくるか」が全てのカギになります。今のようなカイライ政権ではテロは続くでしょう。弾圧すればするほど、あたらしいテロリストが生まれていくでしょう。
|
|