真央vs興毅“視聴率バトル”の賢い楽しみ方“裏”ではアレも…

2010.03.26


浅田真央【拡大】

 スポーツ界屈指の人気者2人が27日、壮絶な視聴率バトルを繰り広げる。バンクーバー五輪女子フィギュアスケート銀メダリスト、浅田真央(19)が出場する世界選手権ショートプログラム(フジテレビ系、午後7時)と、プロボクシングWBCフライ級王者・亀田興毅(23)の初防衛戦(TBS系、同)。放送時間はモロにバッティングしているが、実は興毅の試合のゴングは放送開始のずっと後。真央の奮闘は、たっぷり楽しめるのだ。

 真央が氷上で対決する相手は、バンクーバー五輪金メダリスト、キム・ヨナ(19)。真央のリベンジが注目される。

 一方、興毅がリング上で迎え撃つのは、元WBCフライ級王者のポンサクレック・ウォンジョンカム(32)。興毅が破った内藤大助(35)にベルトを奪われるまで、17回防衛に成功した実力の持ち主だけに油断できない相手だ。

 テレビ中継は、フィギュアが午後7時〜8時54分。ボクシングが午後7時〜9時54分。放送時間は重なっているが、興毅戦のゴングは午後8時51分と決まっている。ゴングが鳴るまではK−1の中継が予定されている。

 そうとわかれば、ボクシングファンもじっくりフィギュアを見てからチャンネルを変えても遅くないのでは?

 ちなみに、真央とヨナが対決した2月26日のバンクーバー五輪フリーの視聴率は、平日昼間にもかかわらず、36.3%(瞬間最高46.2%)という驚異的な数字をマーク。昨年11月29日の興毅Vs内藤戦の視聴率は43.1%(瞬間最高51.2%)をマークしている。

 さらに、真央、興毅の“裏”では、日本テレビ系が午後7時から巨人×ヤクルト開幕第2戦を生中継する。

 スポーツファンはリモコン片手に忙しい週末を送ることになりそう…。(※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)