これはブログでなくHP(基本事項の記載完了)です。本欄には桜井淳の水戸事務所・カリフォルニア事務所・ニューヨーク事務所の(1)業務内容(2)日米大学での作業内容(3)米国活動内容(4)学術セミナー開催案内等を掲載しています。各項を順序よく読むと(a)事務所業務内容(b)桜井経歴・哲学・著書(c)学術セミナー内容(d)米国での活動内容等が分かります。著作権・情報のオリジナリティを確保するために本HPのコピー・引用・電子媒体へのリンクはすべて禁止します。事務所への連絡はアメーバ会員に手続きすれば右欄の「メッセージを送る」によって誰にでも自由にできます。このHPのUSA版も公開しています。


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-原発のどこが危険か 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-原発事故の科学

「原発のどこが危険か」(朝日新聞社、1995)__「原発事故の科学」(日本評論社、1992)

桜井淳カリフォルニア事務所-新幹線安全神話が壊れる日 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-崩壊する巨大システム
「新幹線「安全神話」が崩れる日」(講談社、1993)___「崩壊する巨大システム」(時事通信社、1992)

Sat, March 27, 2010 stanford2008の投稿

桜井淳の「トレッキング論」

テーマ:ブログ
Fri, January 22, 2010 stanford2008の投稿

【事務所報告】定期的に開催している各種学術セミナーの内容(3)【桜井学校講義内容】

テーマ:ブログ

(22)「高速増殖炉安全性セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 炉物理理論・炉物理実験・原子炉安全解析を体系化。

  
桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-プルサーマルの科学


10:00-11:00 熱中性子炉と高速炉の特徴と安全性
11:00-12:00 世界の高速増殖炉開発の現状


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 高速増殖炉実験炉「常陽」・原型炉「もんじゅ」・実証炉概念設計の現状

14:00-15:00 高速増殖炉使用済み燃料の再処理技術開発の現状

15:00-16:00 日本の核燃料サイクルの現状と将来計画

16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 ①桜井「プルサーマルの科学」(朝日選書、2001)、②桜井「【現地調査報告】六ヶ所村核燃料再処理工場-さらなる安全・効率が課題に」(「世界週報」2006.9.5号)、桜井「本格化するプルサーマル」(茨城新聞「時論」、2010.2.4)

(5)応募資格 高速増殖炉の安全性とプルトニウム利用に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(23)「六ヶ所村核燃料再処理工場安全性セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 1995年8月(建設初期の耐震設計調査)、2006年4月(使用済み燃料による試験再処理の開始時)、2010年2月(ガラス固化体製造施設)の日本原燃六ヶ所村再処理工場の現地調査を基に体系化したものです。



初級コース(1日目)   

10:00-11:00 核燃料サイクル施設各論と経済性評価(英仏日比較論)

11:00-12:00 再処理工場工程各論(Ⅰ)使用済み燃料貯蔵施設の臨界防止技術の特徴(部分的バーンナップクレジットの導入)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 再処理工場工程各論(Ⅱ)溶解工程・分離工程の臨界防止技術の特徴(部分的バーンナップクレジットの導入)

14:00-15:00 再処理工場工程各論(Ⅲ)MOX燃料貯蔵施設の臨界防止技術の特徴
15:00-16:00 再処理工場工程各論(Ⅳ)日本特有のウラン・プルトニウム混合抽出法と核不拡散政策

16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 排気筒からのクリプトン85等の大気拡散

11:00-12:00 排水管からのトリチウム等の海洋拡散

13:00-14:00 農作物・海産物への濃縮影響評価

14:00-15:00 人体への被ばく評価

15:00-16:00 放射線線量率のモニタリングと環境安全性評価

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 ①桜井「プルサーマルの科学」(朝日選書、2001)、②桜井「【現地調査報告】六ヶ所村核燃料再処理工場-さらなる安全・効率が課題に」(「世界週報」2006.9.5号)、③桜井「本格化するプルサーマル」(茨城新聞「時論」、2010.2.4)

(5)応募資格 再処理工場の安全性とプルトニウム利用に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(24)「原子力発電所の大事故の影響評価法セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 講義内容は、桜井淳所長が2009年11月14日に日本科学技術社会論学会第8会研究大会で口頭発表した「ベック「危険社会」を踏まえてのリスク管理社会の情報発信法と信頼性」(予稿集pp.40-43(2009))を基に詳細化したものです。

  
桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-原発システム安全論


初級コース(1日目) 

10:00-11:00 日米の原子力賠償法
11:00-12:00 日米で実施された原子力発電所の大事故の影響評価法と結果(歴史的経緯)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 米国で開発された確率論的安全評価法(PSA)
14:00-15:00 PSAレベル1(炉心損傷確率評価)、PSAレベル2(ソースターム評価)、PSAレベル3(影響評価)、PSAレベル4(地震等外的要因評価)
15:00-16:00 日米の影響評価結果の比較と日本の課題
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 米原子力委員会「原子炉安全性研究」(WASH-1400(1975))の方法と結果

11:00-12:00 米原子力規制委員会「苛酷事故リスク」(NUREG-1150(1991))の方法と結果

13:00-14:00 京大原子炉実験所の故・瀬尾健氏と小出裕章氏による方法と結果

14:00-15:00 小出氏計算結果の妥当性(WASH-1400の死者数より三桁多い要因分析 ; ①人口密度差で約一桁、②被ばくリスク係数差で約一桁、③米国物理学会報告Rev.Mod.Phys.,Suppl.1,No.1(1975)で提起された成果の考慮で約一桁)

15:00-16:00 ベック「危険社会」を踏まえてのリスク管理社会の情報発信法と信頼性(日本科学技術社会論学会第8会研究大会予稿集pp.40-43(早大、2009))

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 ①桜井「ベック「危険社会」を踏まえてのリスク管理社会の情報発信法と信頼性」(日本科学技術社会論学会第8会研究大会予稿集pp.40-43(早大、2009))、②日本科学技術社会論学会論文誌「科学技術社会論研究」へ投稿する原著論文(作成中)、③桜井「原発システム安全論」(日刊工業新聞社、1994)(内容はNUREG-1150の分析と日本の実機へのPSAレベル1適用例)
(5)応募資格 原子力発電所の大事故の影響評価法と結果に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(25)「高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所の安全問題と社会的受容条件セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所の安全性や日本独自の技術開発「オメガ計画-核変換技術開発-」を生かす原子力政策について提案する。

 

初級コース(1日目) 

10:00-11:00 核燃料サイクル各論
11:00-12:00 核燃料再処理工場と高レベル廃棄物ガラス固化体


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所の安全問題
14:00-15:00 米国・スウェーデン・フィンランド等の高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所建設地と地質
15:00-16:00 科学技術社会論の視点から経済産業省と原子力発電環境整備機構による高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所建設地公募及び社会的受容条件の考察
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 米国による使用済み燃料高レベル廃棄物方式及び欧州先進国・日本による高レベル廃棄物ガラス固化体方式の比較

11:00-12:00 日本のオメガ計画「核変換技術」

13:00-14:00 再処理廃液核種の群分離技術及び大強度陽子加速器による核変換技術

14:00-15:00 大強度陽子加速器による核変換技術開発の現状と商業技術化の可能性

15:00-16:00 未来型核燃料サイクル技術の社会的受容条件

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 ①桜井「プルサーマルの科学」(朝日選書、2001)、②桜井「【現地調査報告】六ヶ所村核燃料再処理工場-さらなる安全・効率が課題に」(「世界週報」2006.9.5号)、③桜井「クロストークエネルギー第11回人類は原子力エネルギーをコントロールできるか」(電気新聞web放送、2009.10.30と11.6)、④桜井「高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所の地層処分」(「フジサンケイビジネスアイ」の「論風」欄、2009.8.7付)、⑤桜井「高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所建設地公募及び社会的受容条件」(書き下ろし論文)

(5)応募資格 高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所の安全問題に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(26)「原子力ナショナル・プロジェクト評価法セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 この内容は、桜井淳所長の基礎工学理論と四半世紀にわたる原研と動燃の組織メカニズムの観測・分析、動燃技術開発報告書「動燃技報」の記載内容の分析、原子力機構・電源開発・東京電力・日本原燃・電事連への聞き取り調査を基に、独自の考察を行いました。

  

初級コース(1日目) 

10:00-11:00 国産動力炉開発を担う動燃創立の政治学
11:00-12:00 原子力ナショナル・プロジェクト「ウラン濃縮」「再処理」「新型転換炉」「高速増殖炉」の概要

(再処理は、フランスからの技術導入にともなう運転管理が主であるため、以下の議論では省略します。)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 遠心分離器原型技術の技術評価(国によるプロジェクト成功基準)

(サイクル機構(旧動燃)技術開発報告書JNC-TN1400-2001-004の分析)
14:00-15:00 新型転換炉原型炉「ふげん」の技術評価(国によるプロジェクト成功基準)

(サイクル機構(旧動燃)技術開発報告書JNC-TN1400-2003-004の分析)
15:00-16:00 高速増殖炉原型炉「もんじゅ」の技術評価(国によるプロジェクト成功基準)

(サイクル機構(旧動燃)技術開発報告書JNC-TN1400-2003-003の分析)
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 技術開発論(桜井所長の経験と斉藤優「技術開発論」(文眞堂、1989)を基に体系化・論理化)

11:00-12:00 考察1-新型転換炉実証炉の建設中止問題(経済性)-

13:00-14:00 考察2-高速増殖炉実証炉の課題(経済性)-
14:00-15:00 考察3-原子力委員会の課題(経済性を有する商業技術となる実用技術の開発のための政策策定)-
15:00-16:00 考察4-電気事業連合会の課題(国産技術の育成)-
16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①桜井「ナショナル・プロジェクト論Ⅰ」(科学技術社会論学会論文誌「科学技術社会論研究」(原著論文投稿中、2009.8))、②桜井「ナショナル・プロジェクト論Ⅱ」(科学技術社会論学会論文誌「科学技術社会論研究」(原著論文投稿中、2009.9))、③桜井「日本における原子力ナショナル・プロジェクトの合否判定基準と新評価モデルの提案」(米科学社会学会・科学技術社会論学会2010年合同学会での英語口頭発表予稿原稿及び英文原著論文、作成中)、④「技術論研究30年の哲学と体系(Ⅰ)-星野技術論の継承から独自技術論の構築へ-」(科学技術社会論学会第6回研究大会予稿集p.59-62(2007))

(5)応募資格 原子力ナショナル・プロジェクトに興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(27)「核不拡散にかかわる政策的・技術的問題セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 内容は、桜井淳所長の基礎工学理論と四半世紀にわたる関連施設(主に六ヶ所村の核燃料サイクル施設のうちウラン濃縮工場と再処理工場、その他、サイクル機構の再処理工場とプルトニウム加工工場)の見学と聞き取り調査、これまでいくつかの大学・研究会・一般講演で講演した断片的な話題を体系化・論理化したものです。

  

初級コース(1日目) 核不拡散一般論

10:00-11:00 米核不拡散政策
11:00-12:00 核燃料サイクル施設の概要


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 ウラン濃縮工場と再処理工場の詳細
14:00-15:00 国際原子力機関(IAEA)の査察法と頻度

15:00-16:00 ウラン濃縮工場による施設部分的改造による兵器級濃縮ウラン生成及び再処理工場の部分的改造による単体プルトニウム抽出の技術的可能性と防止法

16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 炉物理詳細論

10:00-11:00 核設計に必要な核データ

11:00-12:00 マンハッタン計画時代の核兵器設計技術(Po-Be方式中性子源によるプルトニウム球体爆縮技術)

13:00-14:00 マンハッタン計画後の核兵器設計技術(ブースター方式中性子源によるプルトニウム球体爆縮技術)

14:00-15:00 すべての型式の原子炉により"燃料燃焼の最適化"によって兵器級プルトニウム生成は可能
15:00-16:00 3年間燃料燃焼の通常運転方式で生成された軽水炉プルトニウムによる核兵器製造上の致命的問題-"軽水炉プルトニウム"による実戦配備核兵器はなぜ存在しないのか-

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 書き下ろし論文 ①桜井「日本の核物質防護体制の現状分析」、②桜井「核設計メモ」

(5)応募資格 核不拡散に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(28)「医療モンテカルロセミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 ガン治療に光子・中性子・陽子・炭素イオン等の各種放射線が利用されています。今後、各県に高エネルギー陽子加速器が設置される予定ですが、その施設では、陽子ビームロスに起因する加速器構造材との各種核反応で生じる中性子・光子の遮蔽設計が重要になります。さらに、患者に対する最適照射条件の設定や照射線量評価には、モンテカルロシミュレーションが効果的です。このセミナーでは、光子・中性子・陽子・炭素イオン等の各分野における特徴とモンテカルロシミュレーションでの対応法について考察します。

  

10:00-10:30 医療モンテカルロの定義と特徴

10:30-11:00 汎用モンテカルロシミュレーション計算システムの提案
11:00-12:00 高エネルギー陽子加速器施設の中性子・光子遮蔽設計


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 光子輸送計算による患者の最適照射条件の設定と線量評価法の検討

14:00-15:00 中性子輸送計算による患者の最適照射条件の設定と線量評価法の検討

15:00-16:00 陽子・重イオン等の荷電粒子輸送計算による患者の最適照射条件の設定と線量評価法の検討

16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)配布資料 ①桜井・他「モンテカルロ法による医療施設設計及び照射野線量評価の現状と課題」、日本原子力学会会誌、Vol.49,No.11-12,pp.26-30(2007)

(5)応募資格 医療モンテカルロに興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(29)「日本の科学技術政策セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 桜井所長の原研と東大での経験と「科学技術白書」に基づく日本と欧米先進国の科学技術政策の構造分析の体系化。
 


10:00-10:30 国際比較対象国

10:30-11:00 日本の科学技術政策の歴史的考察

11:00-12:00 「科学立国」が目指す科学技術政策の考え方


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 研究費の組織別(大学・公的機関・企業)・分野別(理学・工学・医学・薬学・保健・農学等)の国際比較

14:00-15:00 研究者数の分野別(大学・公的機関・企業)・分野別(理学・工学・医学・薬学・保健・農学等)の国際比較

15:00-16:00 日本の科学技術政策の特徴と国際的位置づけ

16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①桜井「日本の科学技術政策の歴史的考察」

(5)応募資格 科学技術政策に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(30)「神学哲学セミナー」(10年間の準備後の2020年頃から開始、準備中)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 2009年4月から東大大学院人文・社会系研究科で研究している研究対象としての神学哲学と過去30年間の欧米等での見聞を基に体系化した神学文化論。


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東大本郷東西銀杏並木2009.11 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東大南北方向銀杏並木
東大本郷東西方向の銀杏並木2009.11(奥が____東大本郷東西方向の銀杏並木2009.11

安田講堂、左側がゼミ室のある法文1号館、

右側が文献調査に利用している宗教学・宗教

史研究室図書室のある法文二号館)


初級コース(1日目) 基礎論

10:00-11:00 【世界二大民族宗教】ユダヤ教
11:00-12:00 【世界二大民族宗教】ヒンドゥー教


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 【世界三大世界宗教】仏教
14:00-15:00 【世界三大世界宗教】キリスト教

15:00-16:00 【世界三大世界宗教】イスラーム教

16:00-16:30 自由討論


上級コースⅠ(2日目) 宗教文化論

10:00-11:00 【現地調査】イスラエルの神学遺跡

(2009年4月以前の調査1979.10-2009.3)

11:00-12:00 【現地調査】欧米の歴史的寺院(建築技術)

(2009年4月以前の調査1979.10-2009.3)

13:00-14:00 【現地調査】奈良の歴史的寺院(仏教建築と仏像美術)

(2009年4月以降の第1回調査2009.7.31)
14:00-15:00 【現地調査】京都の歴史的寺院(仏教建築と仏像美術)

(2009年4月以降の第1回調査2009.9.18-19)

15:00-16:00 【現地調査】鎌倉・北鎌倉の歴史的寺院(仏教建築と仏像美術)

(2009年4月以降の第1回調査2009.11.14)

16:00-16:30 自由討論


上級コースⅡ(3日目) 宗教文化論

10:00-11:00 【現地調査】都内の歴史的寺院

(2009年4月以降の第1回調査2009.4.10、第2回調査2009.10.9、第3回調査2010.2.22)

11:00-12:00 【現地調査】茨城県の歴史的寺院

(2009年4月以降の第1回調査2010.1.26、第2回調査2010.1.29)

13:00-14:00 仏教建築への視点
14:00-15:00 仏教美術への視点

15:00-16:30 自由討論


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-法隆寺五重塔 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-法隆寺夢殿

法隆寺五重塔_______________________________________法隆寺夢殿

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東大寺中門 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東寺金堂
東大寺中門_________________________________________ 東寺金堂

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-西本願寺 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東本願寺金堂
西本願寺____________________________________________ 東本願寺金堂

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東福寺 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-三十三間堂正面左半分
東福寺_______________________________________________ 三十三間堂正面左半分

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-清水寺本堂 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-円覚寺山門
清水寺本堂__________________________________________ 円覚寺

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-名月院本堂 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-建長寺
明月院(あじさい寺)本堂____________________________建長寺正門


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東慶寺吊鐘 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東慶寺の野外の仏像

東慶寺(駆け込み寺)鐘楼__________________________東慶寺屋外仏像


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-親鸞御三体像 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-西念寺入口杉並木
信願寺親鸞御三体像_____________________________西念寺入口杉並木


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-西念寺門楼 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-西念寺本堂
西念寺門楼____________________________________________西念寺本堂

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-西念寺親鸞聖人御廟 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-西念寺御地蔵様
西念寺親鸞聖人御廟_______________________________西念寺御地蔵様(地蔵菩薩)


(2009年4月以前の1979.10-2009.3に撮影したイスラエルの神学遺跡と欧米の歴史的寺院の写真は、昔のカメラで撮影しており、簡単に添付できないため、いかにしたらきれいに掲載できるか編集法を検討中です。)


(直接、研究テーマにかかわる視点での詳細な写真は、オリジナリティの観点から、掲載できません。)


(3)担当者 桜井 淳(日本ユダヤ学会会員)
(4)配布資料 書き下ろし論文作成中 

(5)応募資格 神学哲学に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(31)「哲学セミナー」(10年間の準備後の2020年から開始、準備中)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 20歳を起点として、これまでの約40年間の問題意識と東大の大学院総合文化研究科と大学院人文・社会系研究科での研究成果を基に、独自の哲学の体系化を試みました(10年計画で学会論文誌に数編の原著論文を執筆後に開講する予定です)。


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東大駒場1 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-正門
東大駒場正門________________________________________東大本郷正門


初級コースⅠ(1日目) 旧約聖書及び古代ギリシャ哲学

10:00-11:00 モーセ五書(「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」の神学哲学)
11:00-12:00 ソクラテス


昼休みには偕楽園公園散歩


13:00-14:00 プラトン
14:00-15:00 アリストテレス

15:00-16:00 自由討論


初級コースⅡ(2日目) 近代哲学から現代哲学へ

10:00-11:00 デカルト

11:00-12:00 スピノザ(ユダヤ人、神学哲学)

12:00-13:00 カント(神学哲学)

13:00-14:00 ヘーゲル(論理学)
14:00-15:00 マルクス(ユダヤ人、社会経済哲学)
15:00-16:00 ダーウィン(自然哲学)
16:00-16:30 自由討論


初級コースⅢ(3日目) 仏教哲学

10:00-11:00 【仏教開祖】釈迦(信者は釈尊と呼ぶ)(BC468年誕生-388年から383年までの間に入滅、学術的に明確になっていない)

11:00-12:00 【天台宗、現在信徒数約150万人】最澄(767-822)

12:00-13:00 【真言宗、約1100万人】空海(774-835)

13:00-14:00 【浄土宗、約647万人】法然(1133-1212)
14:00-15:00 【浄土真宗、約1300万人】親鸞(1173-1262)
15:00-16:00 【曹洞宗、約150万人】道元(1200-1253)

16:00-17:00 【日蓮宗、約1000万人】日蓮(1222-1282)
17:00-17:30 自由討論


上級コース(4日目) 研究視点

10:00-12:00 東大の「技術の哲学」(技術論)の分析

13:00-16:30 自由討論(古代哲学から現代哲学まで)


(3)担当者 桜井 淳(日本ユダヤ学会会員)
(4)配布資料 書き下ろし論文作成中  

(5)応募資格 哲学に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



セミナー開催実績と研究機関・学会等から出版した学術成果物(桜井学校の内容」等の本欄バックナンバー参照)

Fri, January 15, 2010 stanford2008の投稿

【事務所報告】桜井淳から第142回直木賞受賞作家の白石一文さんへのお祝いのメッセージ

テーマ:ブログ

白石一文さん ! 、昨年の第22回山本周五郎賞に続き、第142回直木賞受賞、おめでとうございます。編集者として月刊誌「諸君!」と「文藝春秋」でお世話になっただけでなく、個人的にもお付合いがあり、十数年前に、月刊誌「現代」の特集記事の時に、将来有望な作家として、白石さんのお名前を挙げて、その根拠を記しましたが、ついに実現しました。お父様の故・白石一郎氏も直木賞作家であり、親子受賞は、初めてのようですので、歴史的快挙と言えます。十数年前、いっしょに、千波湖の湖畔を散歩し、将来の夢を語りました。40歳台前半、人生の苦難に遭遇されたそうですが、見事に克服され、日本の未来を担う代表的な作家になられたことを心より祝福いたします。 新刊本は、必ず購入し、熟読しております。テーマは、人生の根源的な問題を真正面から、それも、真面目すぎるほど真面目に論じており、そのような視点で書き続けている作家は、見当たりません。作家というのは、実に厳しい職業です。自身の人生の経験をそのまま、あるいは、多少の修飾語で彩り、一般化して、人間の本質を追究するのですから、時として、記された事実関係に身を切られる思いでした。ここ8年くらいお会いしておりませんが、近い将来、ぜひ、博多でお目にかかりたいと考えております。


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-千波湖の白鳥群 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-千波湖の早咲きの桃の花

千波湖の白鳥群(奥の山の右側____千波公園の早咲き(1月中旬)の紅梅

の森が常盤神社、真ん中の平坦

部分が偕楽園、左側の森が偕楽

園の好文亭)


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-千波湖の早咲きの梅の花
千波公園の早咲き(1月中旬)の白梅

Thu, October 22, 2009 stanford2008の投稿

【事務所報告】定期的に開催している各種学術セミナーの内容(2)【桜井学校講義内容】

テーマ:ブログ


(11)「モンテカルロ法による炉心安全解析セミナー」 (最近10年に1回実施)

(1)主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2)実施概要


10:00-11:00 モンテカルロ法による臨界固有値及び固定源問題の計算に必要な基礎知識
11:00-12:00 MCNP-4C2の自動インストール(WINDOW’S95, 98, ME, 2000, XP対応)及び最も簡単な体系での臨界固有値及び固定源問題の計算演習


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 TCA炉心の中性子スペクトル及び反応率、中性子実効増倍率、熱中性子・高速中性子の空間分布等の炉心特性の計算演習
14:00-16:00 JMTR炉心の中性子スペクトル及び中性子反応率、中性子実効増倍率、熱中性子・高速中性子の空間分布、ガンマ線加熱率等の炉心特性の計算演習
16:00-16:30 質疑応答
  

(3)計算演習担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)配布資料 ①桜井「「MCNPによる中性子・光子の輸送計算」講義ノート」、Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.4, pp.555-566(2003)
(5)応募資格 パソコンでMCNPを利用した炉特性計算をしたい者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 5名(一対一の面接方式での指導を行います。)
(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)
(8)参加者報告事項 持参PCのOSと処理速度(何GHz)

(9)注意 将来、最先端の研究に利用する場合、セミナーで習得したインストール法により、最新版のMCNP-5を組織内で自身の責任でインストールして下さい。誰にでも簡単にできます。なお、計算コード利用には、管理機関の許可が必要ですので、RIST HPから利用手続きをしておいてください。不明な点は質問してください。



(12)「モンテカルロ法による核燃料サイクル施設の臨界安全セミナー」(最近10年に16回実施)

(1)主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2)実施概要


1日目(初歩的計算)
10:00-11:00 モンテカルロ法による臨界固有値計算に必要な基礎知識
11:00-12:00 MCNP-4C2の自動インストール(WINDOW’S95, 98, ME, 2000, XP対応)及び最も簡単な球体系での臨界固有値計算演習
13:00-14:00 JCO沈殿槽事故時U溶液体系及びその他の実施設臨界固有値計算演習


昼休みには偕楽園公園散歩。


14:00-16:00 実施設模擬8種(Los Alamos Criticality Primerの演習問題)の溶液体系の入力作成及び臨界固有値計算演習
16:00-16:30 質疑応答
  
2日目(実際的実験解析)
10:00-16:00 各種TCA軽水炉燃料棒未臨界体系臨界固有値計算演習(指数実験値未臨界度0.63-0.999との比較)。TCA燃料棒配列体系17×17, 16×16, 14×14, 11×11, 8×8, 17×11, 17×5, 17×17-7×7, 17×17-12×12, 17×17-144, 17×17-206(詳細は、桜井・山本「指数実験及びモンテカルロ計算により評価された未臨界度の比較」、日本原子力学会誌, Vol.40, No.4, pp.52-59(1998) 参照)。
16:00-16:30 質疑応答


(3)計算演習担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)配布資料 ①桜井「「MCNPによる中性子・光子の輸送計算」講義ノート」、Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.4, pp.555-566(2003)、②桜井・山本「指数実験及びモンテカルロ計算により評価された未臨界度の比較」、日本原子力学会誌, Vol.40, No.4, pp.52-59(1998)、③K.Sakurai;Present Status of Monte Carlo Seminar for Sub-criticality Safety Analysis in Japan, ICNC2003(Proc. of the Seventh Int. Conf. on Nuclear Criticality Safety), pp.855-857(tokai-mura, Japan(2003))
(5)応募資格 パソコンでMCNPを利用した臨界計算をしたい者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 5名(一対一の面接方式での指導を行います。)
(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)
(8)参加者報告事項 持参PCのOSと処理速度(何GHz)

(9)注意 将来、最先端の研究に利用する場合、セミナーで習得したインストール法により、最新版のMCNP-5を組織内で自身の責任でインストールして下さい。誰にでも簡単にできます。なお、計算コード利用には、管理機関の許可が必要ですので、RIST HPから利用手続きをしておいてください。不明な点は質問してください。



(13)「モンテカルロ法による中性子遮蔽安全解析セミナー-WW法最適ウェイト下限値推定法-」(最近10年に18回実施)

(1)主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2)実施概要


10:00-11:00 MCNP概要
11:00-12:00 MCNP-4C2の自動インストール(WINDOW’S95, 98, ME, 2000, XP対応)及び最も簡単な体系での計算演習


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-15:00 核分裂中性子の鉄及びコンクリート円柱(直径50cm長さ1m)中心細孔(1mm-1cm)ストリーミング計

算演習
15:00-16:00 14MeV中性子の鉄円柱(直径50cm長さ1m)中心細孔(1mm-1cm)ストリーミング計算演習

16:00-16:30 質疑応答


(3)計算演習担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)配布資料 ①桜井「「MCNPによる中性子・光子の輸送計算」講義ノート」、Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.4, pp.555-566(2003) 、②桜井・他「モンテカルロ法による中性子深層透過計算でのウェイト下限値の推定法」、 Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.4, No.2, pp.172-176(2005)
(5)応募資格 パソコンでMCNPを利用した中性子・光子遮蔽計算をしたい者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 5名(一対一の面接方式での指導を行います)
(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)

(8))参加者報告事項 持参PCのOSと処理速度(何GHz)

(9)注意 将来、最先端の研究に利用する場合、セミナーで習得したインストール法により、最新版のMCNP-5を組織内で自身の責任でインストールして下さい。誰にでも簡単にできます。なお、計算コード利用には、管理機関の許可が必要ですので、RIST HPから利用手続きをしておいてください。不明な点は質問してください。



(14)「モンテカルロ法による中性子ストリーミング安全解析セミナー」(最近10年に4回実施)

(1)主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2)実施概要


10:00-11:00 MCNP概要
11:00-12:00 MCNP-4C2の自動インストール(WINDOW’S95, 98, ME, 2000, XP対応)及び最も簡単な体系での計算演習


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-15:00 核分裂中性子の鉄やコンクリートの円柱(直径50cm長さ1m)中心空孔(1mm-1cm)のストリーミング計算演習(線源とエスティメータ位置を変えて計算)
15:00-16:00 14MeV中性子の鉄やコンクリートの円柱(直径50cm長さ1m)中心空孔(1mm-1cm)のストリーミング計算演習(線源とエスティメータ位置を変えて計算)
16:00-16:30 質疑応答


(3)計算演習担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)配布資料 ①桜井「「MCNPによる中性子・光子の輸送計算」講義ノート」、Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.4, pp.555-566(2003)、②桜井・他「モンテカルロ法による中性子深層透過計算でのウェイト下限値の推定法、 Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.4, No.2, pp.172-176(2005)
(5)応募資格 パソコンでMCNPを利用した中性子・光子ストリーミング計算をしたい者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 5名(一対一の面接方式での指導を行います)
(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)

(8))参加者報告事項 持参PCのOSと処理速度(何GHz)

(9)注意 将来、最先端の研究に利用する場合、セミナーで習得したインストール法により、最新版のMCNP-5を組織内で自身の責任でインストールして下さい。誰にでも簡単にできます。なお、計算コード利用には、管理機関の許可が必要ですので、RIST HPから利用手続きをしておいてください。不明な点は質問してください。



(15)「モンテカルロ法による中性子スカイシャイン安全解析セミナー」(最近10年に2回実施)

(1)主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2)実施概要


10:00-11:00 MCNP概要
11:00-12:00 MCNP-4C2の自動インストール(WINDOW’S95, 98, ME, 2000, XP対応)及び最も簡単な体系での計算演習


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-15:00 FNS 14MeV中性子スカイシャイ実験の計算演習
15:00-16:00 FNS 14MeV中性子・光子スカイシャイ実験の計算演習
16:00-16:30 質疑応答


(3)計算演習担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)配布資料 ①桜井「「MCNPによる中性子・光子の輸送計算」講義ノート」、Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.4, pp.555-566(2003) 、②桜井・他「モンテカルロ法による中性子深層透過計算でのウェイト下限値の推定法」、 Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.4, No.2, pp.172-176(2005)
(5)応募資格 パソコンでMCNPを利用した中性子・光子スカイシャイン計算をしたい者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 5名(一対一の面接方式での指導を行います)
(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)

(8))参加者報告事項 持参PCのOSと処理速度(何GHz)

(9)注意 将来、最先端の研究に利用する場合、セミナーで習得したインストール法により、最新版のMCNP-5を組織内で自身の責任でインストールして下さい。誰にでも簡単にできます。なお、計算コード利用には、管理機関の許可が必要ですので、RIST HPから利用手続きをしておいてください。不明な点は質問してください。



(16)「MCNPXによる高エネルギー中性子遮蔽安全解析セミナー」(最近10年に12回実施)

(1) 主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2) 実施概要 参加者の持参したノート型パソコン(空き容量250Mbytes, CD及びFD読込み機能付)に高エネルギー連続エネルギーモンテカルロコードMCNPX version 2.1.5 (モンテカルロ計算の汎用性を持たせた断面積ライブラリ構成にしてある: 中性子断面積ライブラリLA150関連ライブラリ一式の他、1keV-100GeV光子断面積ライブラリ、1keV-1GeV電子断面積ライブラリ、0-20MeV 293K 340核種FSXJ32A2中性子断面積ライブラリ、熱中性子散乱テーブルS(α,β)、断面積統合ディレクトリと下記演習用入力含む)を自動インストール(WINDOW’S95, 98, ME, 2000, XP対応)し、下記時間割で計算演習を実施する。


1日目(初級コース)2GHz程度の高速パソコンでWWG機能を利用して信頼性の高い定量的な評価ができるようにする。

10:00-11:00 MCNPX2.1.5及びLA150ライブラリ(150MeV)の概要
11:00-12:00 インストール及び最も簡単な球体系での150MeV中性子深層透過計算演習(WWG機能利用)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-16:00 150MeV中性子による鉄及びコンクリート深層透過体系の計算演習(WWG機能の使いこなし)
16:00-16:30 質疑応答

  

2日目(上級コース)実験値と比較して計算の信頼性を評価できるようにする。

10:00-11:00 TIARA/JAERI 68MeV鉄体系中性子深層透過ベンチマーク実験問題の解説
11:00-16:00上記ベンチマーク問題の入力作成及び計算演習(WWG機能の使いこなし)
16:00-16:30 質疑応答


(3) 担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4) 配布資料 ①桜井「「MCNPによる中性子・光子の輸送計算」講義ノート」、Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.4, pp.555-566(2003) 、②桜井・他「モンテカルロ法による中性子深層透過計算でのウェイト下限値の推定法」、 Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.4, No.2, pp.172-176(2005)
(5) 応募資格 モンテカルロ法による高エネルギー放射線輸送計算を必要としている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6) 定員 5名(一対一の面接方式での指導を行います)

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)

(8)参加者報告事項 持参PCのOSと処理速度(何GHz)

(9)計算コード利用は、国際管理されているため、セミナー参加希望者は、セミナー実施前、RIST HPからパソコン版MCNPX version 2.1.5の利用手続きを済ませておいてください。不明な点は質問してください。



(17)「技術論Ⅱ(工学理論)セミナー」(2010年開始)

(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 桜井所長の理学と工学の基礎理論を基に、これまで30年間にわたり国内外の約400の大学・研究機関・産業施設を見学・聞き取り調査して得た事実関係の総まとめとして基本的工学理論の体系化を行います。教科書では得られない産業技術の体系化の試論です。


初級コース(1日目)  

10:00-11:00 工学理論の体系
11:00-12:00 鉄鋼・石油・コンピュ-タ・発電・建築


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 自動車・鉄道・船舶・航空機
14:00-15:00 核燃料サイクル
15:00-16:00 ナノテクノロジー
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 機械工学体系と哲学

11:00-12:00 電気工学体系と哲学

13:00-14:00 化学工学体系と哲学

14:00-15:00 核工学体系と哲学(原子力技術特有な高速中性子照射による原子炉圧力容器炭素鋼の脆性遷移温度の上昇問題と工学的安全性について)

15:00-16:00 システム安全論

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①書き下ろし論文(当日配布)、②桜井「すべての工学分野に共通する問題」(2009)、③桜井「技術史家の故・星野芳郎の思想とやり残したこと」、④)「技術論研究30年の哲学と体系(Ⅰ)-星野技術論の継承から独自技術論の構築へ-」(科学技術社会論学会第6回研究大会予稿集p.59-62(2007))
(5)応募資格 産業技術に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名
(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(18)「原子力熱利用セミナー」(2010年開始)

(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 日本では高度経済成長期の1970年2月に原子力熱利用の検討が開始されました(通産省原子力コンビナート検討会)。しかし、実現できませんでした。その構想と問題点を再検討します。


初級コース(1日目) 通産省の検討例

10:00-11:00 ケースⅠ 原子力・製鉄・化学コンビナートモデル
(1基当たり熱出力294万kWの高温ガス炉6基により、480万kWの電力、毎時3150tの蒸気、日産100万tの淡水供給、粗鋼1000万t、エチレン100万t、アルミニウム30万tの約1兆円の生産システム)

11:00-12:00 ケースⅡ 原子力・化学コンビナートモデル

(約5000億円)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 ケースⅢ 原子力・精錬コンビナートモデル

(1基当たり熱出力560万kWの軽子炉2基により、300万kWの電力、毎時1000tの蒸気、日産100万tの淡水供給、合金鉄38万t、エチレン100万t、アルミナ120万t、アルミニウム50万t、銅・鉛・亜鉛72万t、紙・パルプ110万tの約8400億円の生産システム)
14:00-15:00 ケースⅣ 原子力・化学・精錬コンビナート
(約1兆2000億円)

15:00-16:00 日本の産業技術管理体制と安全レベル及び原子力コンビナートの安全性
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 安全性と可能性

10:00-11:00 日本における高温ガス炉の開発

11:00-12:00 高温試験研究炉(大型構造物照射試験及び熱利用による水素製造システム)

13:00-14:00 米高温ガス炉フォートセイントブレイン発電所(34.2万kW、1989.8.18閉鎖)

14:00-15:00 南ア連邦における小規模高温ガス炉発電所

15:00-16:00 調査報告 ロシアのクルスク原子力発電所における地域熱利用システム

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 ①書き下ろし論文(当日配布)

(5)応募資格 原子力熱利用に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名
(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)

 


(19)「ソフトエネルギー利用とエネルギー政策セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 核不拡散と地球温暖化のための対策としてはソフトエネルギーの利用が現実的です。特に、風力発電の経済性は、火力発電の経済性に近く、商業技術として、独国などでの実績に示されているとおり、確実な位置を築いています。反面、バードストライク、低周波騒音の発生、景観・環境の破壊、送電線網電圧・周波数の変動、蓄電施設に対する問題も抱えています。このセミナーでは、世界の現状を概観し、ソフトエネルギー先進国のエネルギー政策と事業者の実施内容をたどることによって、日本での可能性に言及します。

  

初級コース(1日目) 

10:00-11:00 エイモリー・ロビンス「ソフト・エネルギー・パス」の概要
11:00-12:00 世界のソフトエネルギー利用の現状-政策と経済性-


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 ドイツのエネルギー政策と風力発電
14:00-15:00 日本のエネルギー政策と風力発電・太陽光発電-宗谷ウインドファーム施設と稚内太陽光発電実証試験施設の見学の感想-
15:00-16:00 ソフトエネルギー大量導入の課題-電力の質を左右する周波数変動の改善策としての蓄電システム-
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 システム構成と安全性・経済性

11:00-12:00 商業用大規模蓄電システムの構築

13:00-14:00 風力発電の拡大の可能性-洋上風力発電-

14:00-15:00 風力発電の経済性を支配する要因

15:00-16:00 火力発電・原子力発電から永続可能な水力発電・風力発電・太陽光発電へ-資源論・エネルギー政策論・地球温暖化対策・核不拡散政策の視点から-

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①書き下ろし論文(当日配布)、②桜井「自然エネ 課題は電力供給の質の確保」(日経産業新聞、2009.6.12付)、②「技術論研究30年の哲学と体系(Ⅰ)-星野技術論の継承から独自技術論の構築へ-」(科学技術社会論学会第6回研究大会予稿集p.59-62(2007))
(5)応募資格 自然エネルギーと政策に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①書き下ろし論文(当日配布)
(5)応募資格 産業技術に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名
(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み



(20)「電力供給システムセミナー」(2010年開始)

(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 内容は、桜井所長の基礎工学理論と文献調査に加え、主に、東京電力を中心として、四半世紀にわたる現場調査と半構造化面接方式での聞き取り調査の結果を体系化したものです。目的は日本の電力会社(原電と電源開発含む)の客観的構造分析です。

  

初級コース(1日目) 

10:00-11:00 発電施設(水力(ダム施設・揚力含む)、火力(LNG・ガスタービン複合サイクル含む)、原子力、太陽光、風力)
11:00-12:00 変電施設(発電所内、需用地内(電圧管理))


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 送電施設(送電線材料・複合構造、電圧、電流)
14:00-15:00 給電指令所(24時間体制、停電時危機管理、最適給電)
15:00-16:00 中央給電所(24時間体制、需給バランス維持操作、周波数管理)
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 安全性・品質管理の国際比較(耐震安全性)

11:00-12:00 信頼性(停電頻度など)の国際比較

13:00-14:00 技術力・経営力の国際比較(省庁委員会などへの対応性)

14:00-15:00 エネルギー政策影響力の国際比較(原子力政策への支配力)

15:00-16:00 新エネルギー技術対応性の国際比較

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①書き下ろし論文作成中、②「技術論研究30年の哲学と体系(Ⅰ)-星野技術論の継承から独自技術論の構築へ-」(日本科学技術社会論学会第6回研究大会予稿集p.59-62(2007))
(5)応募資格 電力供給システムと安全性に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(21)「プルサーマルセミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 炉物理理論・炉物理実験・安全解析を体系化したものです。


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-プルサーマルの科学


10:00-11:00 軽水炉の炉物理・プルサーマル炉動特性
11:00-12:00 独仏等での実施実績と安全実績


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 経済性評価

14:00-15:00 日本のプルサーマルの現状と将来計画
15:00-16:00 日本の核燃料サイクルの現状と将来計画

16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 ①桜井「プルサーマルの科学」(朝日選書、2001)、②桜井「【現地調査報告】六ヶ所村核燃料再処理工場-さらなる安全・効率が課題に」(「世界週報」2006.9.5号)、③桜井「本格化するプルサーマル」(茨城新聞「時論」、2010.2.4)

(5)応募資格 -原子力発電所の安全性とプルサーマルに興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)

Thu, October 22, 2009 stanford2008の投稿

【事務所報告】定期的に開催している各種学術セミナーの内容(1)【桜井学校講義内容】

テーマ:ブログ

5月に更新された記事は、文字数上限に達し、必要事項を補足できなかったため、ここに、同題(1)と(2)に分け、補足可能として、再録します。


(1)以下のセミナーのうち、「モンテカルロ基礎理論」と「各種モンテカルロ計算PC計算演習」については、教育法の研究のため、無料奉仕で、2000年から順次開催していましたが、数編の学会誌論文(本欄バックナンバー参照)をまとめることによって、初期の目的を達成したため、2007年から、有料にしました。


(2)以下のセミナーは、定期的に開催していますが、その他、特定の大学で講義しており、数名以上のまとまった参加申し込みがあれば、申し込み組織まで出張講義しています。


(3)これまで、無料奉仕の時に約400名(本欄バックナンバー参照)、有料にしてから約200名(本欄バックナンバー参照)の修了者がありました。


(4)「モンテカルロ基礎理論」と「各種モンテカルロ計算PC計算演習」に限定すれば、最近の参加者の傾向は、大学の院生と教員が6割を占め、残り4割は、原子炉メーカーを中心とする産業界のエンジニアです。セミナー事務局担当者と申込者の間で数回のメールのやり取りを行い、質問に対する的確な回答が得られなければ、受けつけていません。参加者のレベルはM1以上の原子力専門家を想定しています。


(5)これまで少数精鋭主義を貫いてきました。


(6)桜井所長講師による「機器・配管等の破壊のメカニズム」は、1994-2004年に、㈱日本原子力情報センター主催で開催(受講料50000円)されていましたが、両者話し合いの結果、2007年9月から当事務所が開催することになりました。


(7)世の中では、企業エンジニア向けの1日セミナー(5時間半)の受講料は、50000円です。当事務所では、2007年から、1日セミナー10000円、2日セミナー30000円にしましたが、近い将来、㈱日本原子力情報センター並みの受講料に引き上げ、1日セミナー50000円、2日セミナー100000円とします。


(8)開催案内(ただし原子力関係と科学技術社会論のセミナーのみ)は日本原子力学会メーリングリスト(登録者約4700名)によって会員に配信されています。


(9)開催会場は、人数によって、桜井淳水戸事務所会議室(10名以下の場合)か水戸駅周辺の貸し会議室(10名以上の場合)か大口申込者組織会議室(一組織数名以上の場合)のいずれかにし、開催1週間前までに申込者全員にメールにて連絡しています。


(10)2日間セミナーの場合、前半1日か後半1日だけ選択することもでき、参加費は半額になります。


(11)セミナーは、定期的に開催していますが、水戸事務所に申し込みがあれば、順次対応します。



(1)「科学哲学セミナー」(最近2年半に2回実施)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)

(2)実施概要


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-J-PARC 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-3GeV
J-PARCの400MeV陽子線型加速器施設_______J-PARCの3GeV陽子シンクロトロン施設(地下数mに設置)

(横長建屋の地下数mに設置)


初級コース(1日目)
10:00-10:30 物理学と方法-古典力学・相対性理論・量子力学・場の理論の構造-、(物理研究者としての認識)
10:30-11:00 物質の階層的構造-原子・原子核・基本粒子(クォーク等)-、(物理研究者としての認識)
11:00-11:30 科学革命の歴史構造(トーマス・S・クーン「科学革命の構造」「構造以来の道」を基に論理化)、(社会科学研究者としての認識)
11:30-12:00 自然科学と社会科学の構造-、(物理研究者と社会科学研究者としての認識)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 代表的研究機関の科学方法論(1)-加速器機構(主に原研)の事例研究-(現場見学と聞き取り調査)
14:00-15:00 代表的研究機関の科学方法論(2)-加速器機構(主に旧高エネ研)の事例研究-(現場見学と聞き取り調査)
15:00-16:00 自由討論


上級コース(2日目)

10:00-11:00 技術の社会構成論(東大での研究を基に論理化)

11:00-12:00 最近の科学哲学の潮流-多次元化・多様性-(東大科史・科哲で得た情報を基に論理化)

13:00-16:00 20世紀後半最大の哲学者のトーマス・S・クーンの業績と人生(ハーヴァード大・カリフォルニア大バークレー・プリンストン大・MIT)(トーマス・S・クーン「構造以来の道」と2004-2008年に東大科史・科哲で得た情報を基に論理化)

16:00-16:30 自由討論


(3)講義担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①桜井「自然科学(原研)と社会科学(東大)の研究方法」(2009)、②「技術論研究30年の哲学と体系(Ⅰ)-星野技術論の継承から独自技術論の構築へ-」(日本科学技術社会論学会第6回研究大会予稿集p.59-62(2007))、③桜井「原子力技術の社会構成論-米国と日本 の比較構造分析-」、科学技術社会論学会論文誌「科学技術社会論研究」(No.7,pp159-180(Oct.2009))
(5)応募資格 科学哲学に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名
(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(2)「ローマ帝国の歴史・文化と国教セミナー」(2010年開始)

(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 ローマ帝国の歴史と文化についての事実関係はエドワード・ギボン「ローマ帝国衰退史」(東京書簡、2004)に基づきます。ただし、ギボンの著書の取り扱い範囲は、三世紀から四世紀が中心です。旧約聖書の記載内容と解釈学については東大大学人文社会系研究科院の神学哲学ゼミの内容を基に構築しました。このセミナーは、難しい話ではなく、特に、15:00-16:00 「映画「十戒」「ベンハー」で描かれた旧約聖書の世界(前者)、新約聖書とローマ帝国の世界(後者)」だけでも当時の社会の様子がよく分かります。


10:00-12:00 人類最古の学問としての旧約聖書の記載内容と解釈学


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 ローマ帝国の歴史と文化(1)紀元前500年から
14:00-15:00 ローマ帝国の歴史と文化(2)紀元元年から500年まで
15:00-16:00 映画「十戒」(主演チャールトン・ヘストン)と「ベンハー-キリスト誕生の物語-」(主演チャールトン・ヘストン)で描かれた旧約聖書の世界(前者)、新約聖書とローマ帝国の世界(後者)
16:00-16:30 自由討論


(3)講義担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会・日本ユダヤ学会各会員)
(4)配布資料 ①書き下ろし論文(当日配布)、②桜井「映画「十戒」と「ベンハー」の歴史的位置付け」(2009)、③桜井「イスラエルの核の歴史的・政治的構造」(日本ユダヤ学会論文誌「ユダヤ・イスラエル研究」への投稿原著論文)。
(5)応募資格 ローマ帝国の歴史と文化に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名
(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(3)「弘道館・偕楽園公園の歴史・自然探訪セミナー」(最近3年半に6回実施)

(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 水戸市には、市街地隣接公園としては、ニューヨーク市セントラルパークに次ぎ、世界第2位の面積を有する偕楽園公園(偕楽園・千波湖・千波公園・桜山公園からなる周囲約7km(公表された総面積の300ヘクタールから計算すると6.8km)の複合公園)と江戸時代末期に開設された学問所の弘道館があり、観梅期・桜期・新緑期・紅葉期に、それらの歴史をたどり、約7kmの自然探訪を行います。千波湖わきの桜川には、秋頃、太平洋から那珂川を経て、鮭がさかのぼります。水戸市在住30年(偕楽園公園は毎日の散歩コース)の桜井所長が学術文献(水戸市立博物館「千波湖の自然」(1987)、名越時正「水戸藩弘道館とその教育」(茨城県教師会、2007)、鈴木英一「水戸弘道館小史」(文眞堂、2003))を基に、
歴史を語り、自然探訪の案内役を務めます。東京から特急で約1時間の水戸駅、歩きやすい服装と靴でご参加ください。

  
桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-徳川斉昭銅像

千波湖湖畔にある徳川斉昭(右)と徳川慶喜

(左)の銅像


集合場所 水戸駅近く(申込者には詳細図を送信)
10:00-12:00 弘道館入館(徳川斉昭が江戸末期開所の学問所)の展示品見学と歴史・自然探訪
12:30-13:00 千波湖(2万年前にできたとされる)の歴史・自然探訪

13:00-14:00 偕楽園(徳川斉昭が江戸末期開園)の歴史・自然探訪
14:00-14:30 桜山公園の歴史・自然探訪
14:30-15:30 徳川博物館入館

15:30-16:30 千波公園の歴史・自然探訪
(16:30-17:00 千波公園から水戸駅まで徒歩移動)

17:00-18:00 自由討論(水戸駅近くのレストランで懇親会)


補足事項

①弘道館の庭園には、必要最小限の配置で、梅や桜や紅葉樹が植えられており、四季の変化が楽しめます。長い廊下に座り、ただ、庭園を眺めているだけでも、有意義な時間を過ごすことができます。

②千波湖の水深は、江戸時代には30mくらいありましたが、徐々に埋まり、いまでは、一番深いところで1.2m、平均水深1.0mと浅く、学術的には、水深5m以下は、池と定義されますが、昔のまま、固有名詞としての千波湖となっています(水戸市立博物館「千波湖の自然」(1987))。戦後の食糧難の時には、埋めて、水田として稲作をしており、その後、元どおりにしました(水戸市立博物館「千波湖の自然」(1987))千波湖には、いま、約30種の魚介類(ナマズ、コイ、キンブナ、モツゴ、ゲンゴロウブナ、ソウギョ、ハクレン、タモロコ、タイリクバラタナゴ、ウナギ、メダカ、ドジョウ、ジュズカケハゼ、ヨシノボリ、ヌマチチブ、ウキゴリ、カムルチー、ボラ、オオクヂバス、カラスガイ、ヌカエビ、スジエビ、モクズガニ、アメリカザリガニ)が生息しています(水戸市立博物館「千波湖の自然」(1987))。千波湖と湖畔には約80種類の鳥類(ヨシゴイ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、オシドリ、マガモ、カルガモ、コガモ、トモエガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、コミアイサ、カワアイサ、トビ、オジロワシ、オオタカ、チョウゲンボウ、コジュケイ、バン、オオバン、コチドリ、イカルチドリ、タゲリ、イソシギ、タシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、コアジサシ、キジバト、カッコウ、カワセミ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、アカハラ、シジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、マヒワ、ベニヒワ、シメ、ムクドリ、スズメ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス)が生息しています(水戸市立博物館「千波湖の自然」(1987))。手の届く所にハクチョウやコクチョウやカモがおり、自然の動物園のようです。太平洋岸から20kmしか離れていないため、毎年、11-1月には、数十羽のカモメを見ることができます。2010.1下旬現在、千波湖の西端に新しい好文茶屋、湖面には大きな噴水が建設中です。

③偕楽園は日本三大名園(兼六園・後楽園・偕楽園)のひとつです。偕楽園の由来は、弘道館の塾生の憩いの場だけに利用するのではなく、庶民にも解放し、"皆で楽しむ園"という意味が込められています。偕楽園には100種3000本の梅の木があります。偕楽園には"好文亭"がありますが、この"好文"とは、梅の別称です。"好文亭"は、過去二度、落雷によって焼失しており、いまのものは、30年くらい前に再建されたものです。いまの好文亭の屋根には立派な避雷対策が施されています。偕楽園の西端には樹齢750年(鎌倉時代の中期)の"太郎杉"がそびえています。毎日のような散歩で観察していると、偕楽園の西側にあるいくつかの小さな池は、業者が定期的にポンプで水を吸出し、底にたまった泥のような不要な堆積物を取り除く等、注意深い管理が行われています。

④偕楽園の西端からそのまま近くの茨城県歴史館に移動できる通路があります。歴史館の隣の区画には、親鸞24輩のひとりが開寺した信願寺があり、親鸞御三体像(親鸞家族)があります。セミナーの見学コースは、参加者の価値観の多様性に配慮し、信願寺まで含めていません。

⑤桜山公園には茨城県の戦没者約63000人の慰霊のための茨城県護国神社があります。最初は、偕楽園のすく東端にある常盤神社に奉られていましたが、独立の必要から、桜山に護国神社が新設されました。茨城県護国神社でありながら、政教分離政策のため、茨城県から運営資金は出ておらず、さい銭やお御籤や戦没者遺族やその他の人達からの寄付金によって運営されています。セミナーの見学コースは、参加者の価値観の多様性に配慮し、桜山公園のもみじ谷の自然探訪のみとしています。

⑥徳川博物館の森の中には野生のタヌキ(偶然、水戸事務所スタッフが一匹だけ確認しています。本館と別館には、江戸時代の武士や庶民の生活に必要な文化財が展示されており、学術的価値の高い展示品です。構内には、大変静かなカフェ&レストラン"ガーデン・テラス"(主に、コーヒーや紅茶、それに、ランチとしてパスタセット(約1000円))があり、前日予約しておけば、江戸時代の武士が食したものと同じ食材で作られた"水戸御膳"(約3000円)をいただくことができます。徳川博物館の敷地面積は、一万坪くらいあり、偕楽園公園の西端に位置しているため、入場者も少なく、徳川家の子孫が私財を投じて、社会奉仕として、施設を維持しています。境内の南西にある門のすぐ近くには徳川光圀が茶会に利用した湧き水が今でも途切れることなく流れています。


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-茨城県県民文化センター 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-茨城県現代美術館
茨城県県民文化センター__________________________茨城県近代美術館


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-常盤神社鳥居 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-常盤神社 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-千波湖の白鳥群
常盤神社鳥居______________常盤神社(徳川光圀と斉昭を祀る)__千波湖の白鳥群

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-偕楽園梅林 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-偕楽園公園センター
偕楽園の梅林(100種3000本)_____________________偕楽園公園センター管理棟


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-偕楽園公園センターの講習室 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-桜山公園もみじ谷手前のの紅葉

偕楽園公園センター講習室_____________________ 桜山公園もみじ谷の紅葉

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-徳川博物館受付間館 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-徳川博物館本館
徳川博物館の受付棟______________________________徳川博物館の本館


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-徳川博物館カフェ&レストラン 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-徳川博物館境内の御茶の水

徳川博物館のカフェ&レストラン"ガーデン・テ__徳川博物館境内の御茶の水(徳川光圀が茶会に利用)

ラス"


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-徳川博物館境内の御茶の水の湧き口 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-親鸞御三体像
徳川博物館境内の御茶の水の湧き口__________偕楽園北の茨城県歴史館となりの信願寺の親鸞御三体像


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-偕楽園太郎杉 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-徳川博物館老杉
偕楽園の樹齢750年の"太郎杉"__________________徳川博物館の樹齢数百年の老杉


(4)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)と子供・高齢者のサポートのための事務所スタッフ1名
(5)配布資料 ①書き下ろし論文(当日配布)、②桜井「弘道館の科学史」(2008)
(6)応募資格 弘道館・偕楽園公園の歴史と自然に興味を持っている者
(7)定員 20名
(8)参加費 10000円(弘道館・徳川博物館の入場料計1500円とセミナー終了後の懇親会費含む)(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(4)「技術論Ⅰ(科学技術哲学)セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要

  

10:00-11:00 技術論の体系
11:00-12:00 日本における技術論研究の歴史的経緯(1)-戦前-(星野芳郎「技術論ノート」を基に論理化)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 日本における技術論研究の歴史的経緯(2)-戦後-(星野芳郎「技術論ノート」を基に論理化)
14:00-15:00 武谷星野技術論の哲学と体系(「武谷三男著作集」と「星野芳郎著作集」を基に論理構成)
15:00-16:00 桜井技術論の哲学と体系(「技術論研究30年の哲学と体系(Ⅰ)-星野技術論の継承から独自技術論の構築へ-」(科学技術社会論学会第6回研究大会予稿集p.59-62(2007))と「桜井淳著作集」を基に論理化)
16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①桜井「技術史家の故・星野芳郎の思想とやり残したこと」(学術誌へ投稿中、2009)、②「技術論研究30年の哲学と体系(Ⅰ)-星野技術論の継承から独自技術論の構築へ-」(科学技術社会論学会第6回研究大会予稿集p.59-62(2007))
(5)応募資格 技術論・安全論に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名
(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(5)「原発耐震安全セミナー」(最近1年半に7回実施)

(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 日本の耐震指針と安全審査メカニズムから瑕疵要因を分析する。

  

10:00-11:00 中部電力浜岡原子力発電所の現地調査及び聞き取り調査の内容(2006年1月22日、2006年10月31日、2007年10月17日)
11:00-12:00 東京電力柏崎刈羽原子力発電所の現地調査(3号機と6号機の原子炉建屋、タービン建屋、野外施設)及び聞き取り調査の内容(2007年7月20日、2007年8月14日、2007年9月25日、2007年12月3日、2008年4月24日、2008年5月26日、2008年6月4日)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 耐震指針及び海底活断層探査法(瑕疵の要因分析)
14:00-15:00 多度津耐震試験及び浜岡原子力発電所耐震補強の内容
15:00-16:00 柏崎刈羽原子力発電所の耐震安全性の考察
16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①桜井「日本の原発は地震に強いか」、日経ものづくり、12月号、日経BP社、pp.87-94(2007)

(5)応募資格 原子力施設、特に、原子力発電所の耐震安全性に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名
(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(6)「浜岡・志賀訴訟判決書検討セミナー」(最近1年半に4回実施)

(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井淳)
(2)実施概要 2007年10月26日に下された浜岡訴訟判決書300頁の内容を技術論から詳細に分析し、志賀訴訟との比較において、地震と工学の妥当性と不確実性を明確にします。原告と被告が留意すべき事項を提言します。

  

10:00-11:00 浜岡訴訟の論点(地震評価の妥当性(国の防災会議が定めた地震加速度応答スペクトルの妥当性、プレート固着域評価の妥当性、S1とS2評価の妥当性、発生確率の低い大地震の評価の妥当性)、老朽化評価の妥当性)
11:00-12:00 判決書の構成と特徴(志賀訴訟との比較)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 個々の論点の検討論理(志賀訴訟との比較)
14:00-15:00 判定基準の絶対性と相対性(志賀訴訟との比較)
15:00-16:00 地震と工学の不確実性の問題(新潟県中越沖地震における想定を越える地震加速度に襲われた柏崎刈羽発電所の瑕疵の要因分析)
16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①桜井「日本の原発は地震に強いか」、日経ものづくり、12月号、日経BP社、pp.87-94(2007)、②桜井「浜岡訴訟と志賀訴訟の判決書の詳細分析-判決根拠の対照的視点-」 (書き下ろし、2008)
(5)応募資格 原子力施設、特に、原子力発電所の耐震安全性に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名
(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(7)「核燃料サイクル施設の核的安全性セミナー」(最近2年半に7回実施)

(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 核燃料サイクル施設に適用されている未臨界維持のための技術基準や安全解析の考え方、解析法、評価精度の現状について、全体的に扱います。


10:00-11:00 核燃料サイクル施設の概要
11:00-12:00 核燃料サイクル施設の核的技術基準(ANSI/ANS 57.2-1983等)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 安全解析の考え方・解析法・評価精度
14:00-15:00 個別施設Ⅰ(ウラン濃縮施設・ウラン加工施設・新燃料輸送容器・原発新燃料保管庫)
15:00-16:00 個別施設Ⅱ(軽水炉炉心・原発や再処理施設の使用済み燃料貯蔵プール・使用済み燃料輸送容器・中間貯蔵施設・再処理施設・プルトニウム加工施設)
16:00-16:30 自由討論


(3)講義担当者 桜井 淳(原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)配布資料 ①書き下ろし論文(当日配布) 、②桜井「核燃料サイクル施設の核的安全性評価法の現状分析」(2008)、③桜井「「MCNPによる中性子・光子の輸送計算」講義ノート」、Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.4, pp.555-566(2003)、④桜井「六ヶ所村核燃料再処理工場-さらなる安全・効率が課題に」(「世界週報」2006.9.5号)

(5)応募資格 核燃料サイクル施設の核的安全問題に関心のある者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)。
(6)定員 20名
(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(8)「機器・配管等の破壊のメカニズムセミナー」(最近20年に9回実施)

(1)主催 桜井淳事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 主に過去38年間に日本の原子力発電所で発生した事故・故障の原因分析と安全対策の事例を設計条件に遡って全体的に考察します。


10:00-11:00 原子力発電所の設計条件(「マーシャルレポート」「PWR高経年炉報告書-美浜1号機事例-」「BWR高経年炉報告書-福島第一1号機事例-」の分析)
11:00-12:00 高サイクル疲労破壊


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 応力腐食割れ(粒界腐食割れ・照射下応力腐食割れ含む)
14:00-15:00 腐食・減肉破壊
15:00-16:00 中性子脆化と脆性破壊(船舶・化学プラントの事例も含む)
16:00-16:30 自由討論


(3)講義担当者 桜井淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)配布資料 ①桜井「原子炉安全評価のための技術的・定量的検討事項」、

Trans.At.EnergySoc.Japan, Vol.2, No.4, pp.567-579(2003)、②③④⑤桜井「機器・配管等の破壊のメカニズム」(日本原子力情報センター刊行セミナーテキスト、資料番号9911812(1999),資料番号0106864 (2001), 資料番号0206893(2002), 資料番号0410953(2004))
(5)応募資格 原子力発電所の安全性に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)。
(6)定員 20名
(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(9)「科学技術社会論セミナー」(最近2年半に11回実施)

(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東大駒場1 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東大駒場2
東大駒場正門_______________________________________東大駒場東西方向の銀杏並木

10:00-11:00 科学論・技術論・安全論の現在(金森修・中島秀人編著「科学論の現在」と桜井所長の技術論・安全論の著書20冊を基に論理化)
11:00-12:00 科学技術社会論の現在(小林傳司編「公共のための科学技術」と桜井所長の技術論・安全論の著書20冊を基に論理化)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 技術の社会構成論(Wiebe E.Bijker : The Social Construction of Technology Systems, MIT Press(1989)と桜井所長の技術論・安全論の著書20冊を基に論理化)
14:00-15:00 日本の原子力安全規制論(科学技術社会論学会論文誌「科学技術社会論研究」(原著論文)桜井「日本の原子力安全規制策定過程におけるガバナンスの欠如」No.5, pp.155-169(April, 2008)を基に論理化)
15:00-16:00 原子力技術の社会構成論(科学技術社会論学会論文誌「科学技術社会論研究」(原著論文)桜井「原子力技術の社会構成論―米国と日本の比較構造分析―」(No.7,pp159-180(Oct.2009))を基に論理化)
16:00-17:00 自由討論


(3)講義担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員 ; 社会科学に関する科学技術社会論学会口頭発表4件・日本原子力学会和文論文誌掲載論文2編・科学技術社会論学会論文誌掲載原著論文2編・科学技術社会論学会論文誌投稿中原著論文2編・米国科学社会学会Society for Social Studies of Science口頭発表(2010.8)準備中1件・欧州科学技術論連合European Association for the Study of Science and Technologyの実質的論文誌"Social Studies of Science"に投稿を意図した原著論文準備中1編)
(4)配布資料 ①桜井「原発事故分析をとおしての「科学社会学」の方法論」、Trans.At.Energy Soc.Japan,Vol.1,No.4, pp.462-468(2002)、②桜井「原子力発電所の事故・故障分析の方法論-安全性評価のための技術的・定量的検討事項-」、Trans.At.Energy Soc.Japan,Vol.2, No.4, pp.567-579(2003)、③桜井「20年間の社会的実践記録を基にした科学技術社会論研究の方法」(東大大学院総合文化研究科ゼミ発表資料、26p, 2005)、④桜井「日本の原子力安全規制策定過程におけるガバナンスの欠如」、科学技術社会論学会論文誌「科学技術社会論研究」、No.5, pp.155-169(April, 2008)、⑤桜井「原子力技術の社会構成論-米国と日本 の比較構造分析-」、科学技術社会論学会論文誌「科学技術社会論研究」(No.7,pp159-180(Oct.2009))、⑥桜井「原子力ナショナルプロジェクト論(Ⅰ)」(科学技術社会論学会論文誌「科学技術社会論研究」(原著論文、投稿中、2009.8)、⑦桜井「原子力ナショナルプロジェクト論(Ⅱ)」(科学技術社会論学会論文誌「科学技術社会論研究」(原著論文、投稿中、2009.9)、⑧「技術論研究30年の哲学と体系(Ⅰ)-星野技術論の継承から独自技術論の構築へ-」(科学技術社会論学会第6回研究大会予稿集p.59-62(2007))
(5)応募資格 科学論・技術論・安全論・社会論を全体的に把握したいと考えている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名
(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(10)「モンテカルロ基礎理論セミナー」(最近10年に31回実施)

(1)主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2)実施概要


1日目(初級コース)
炉物理理論や中性子輸送理論の講義は、Alvin M. Weinberg and Eugene P. Wignerによる”The Physical Theory of Neutron Chain Reactors”, The Univ. of Chicago Pressによりますが、個々の物理過程に桜井所長が企画・編集した連続エネルギーモンテカルロ教科書「モンテカルロ計算ガイドライン」(JAERI-Rev. 2002-004)の理論を組み込みモンテカルロ基礎理論として体系化した桜井「「MCNPによる中性子・光子輸送計算」講義ノート」(Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.4, pp.555-566(2003))がテキストとして利用されています。


10:00-11:00 連続エネルギーモンテカルロコード、核データファイル、ポイントワイズ中性子断面積編集システム、汎用中性子断面積ライブラリ及びその他関連ライブラリの現状
11:00-11:30 積分出現粒子密度方程式の導出及び物理的意味
11:30-12:00 乱数及び酔歩


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-13:30 計算値の妥当性評価(誤差論、臨界計算における線源相関、中性子断面積の共分散の考慮)
13:30-14:00 各種分散低減法(特にウエイトウインドウ(WW)法及びWWジェネレータの理論、中性子深層透過計算におけるウェイト下限値最適推定法、物質密度減少法)
14:00-14:30 最適エスティメータ設定法
14:30-15:30 臨界計算法
15:30-16:00 モンテカルロ固定線源問題最適計算法
16:00-16:30 質疑応答


2日目(上級コース)
原子力分野におけるモンテカルロ計算の現状と最適計算のための改善すべき事項を中心に講義します。  

10:00-11:00 桜井・他「モンテカルロ法による中性子・光子輸送シミュレーションの現状」、 日本原子力学会誌,、 Vol.41, No.6, pp.614-627(1999)
11:00-12:00 桜井・他「国内大型原子力施設へのモンテカルロ計算適用の現状、Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.2, pp.201-214(2003)
12:00-13:00 桜井・他「モンテカルロ法による高エネルギー輸送計算の現状、(書き下ろし)
13:00-14:00 桜井・他「モンテカルロ法による中性子深層透過計算でのウェイト下限値の推定法」、 Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.4, No.2, pp.172-176(2005)
14:00-15:00 桜井・他「公開文献から読み取れるモンテカルロ計算における分散低減法適用に見る懸念事項」、 Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.4, No.3,pp.219-226(2005)
15:00-16:00 桜井・他「原子力分野におけるモンテカルロ法解析の教育方法」、Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.4, No.4, pp.248-258(2005)
16:00-16:30 質疑応答


(3)講義担当 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)配布資料 ①桜井所長が企画・編集した「モンテカルロ計算高度化」研究専門委員会編「モンテカルロ計算ハンドブック」(会員価格5000円)(日本原子力学会、2006)
(5)応募資格 モンテカルロ計算をしているか将来予定している者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名
(7)参加費 30000円(配布資料「モンテカルロ計算ハンドブック」代金含む

(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)
Sat, June 27, 2009 stanford2008の投稿

【事務所報告】桜井淳の東大本郷での問題意識と作業内容

テーマ:ブログ

【東大大学院人文社会科学系研究科の先生への質問等 -神学研究の方法-】


東大本郷キャンパス法文二号館の研究室にて(2009年1月15日、14:30-15:30)。Qは質問項目の要旨、Aは先生の回答内容の要旨です。途中の専門的な質問・回答内容は、差し障りがあるため、意識的に削除して編集してありますが、概ねつぎのとおりです。


Qユダヤ教(旧約聖書)を研究するには信者でなければならないのでしょうか。

A研究者として研究対象にするわけですから必要というわけではありません。


Qヘブライ語を知らなければ研究できないのでしょうか。

A研究分野にもよりますから、必要とは限りません。


Q聖書研究には歴史実証主義と聖書解釈主義がありますが、世界では、どちらの流れが主流なのでしょうか。

A半々です。


A旧約聖書や新約聖書の歴史的事実は明確になっているのでしょうか。

Q分かっていません。


Q古代哲学や古代科学史等の研究でもみな同じで、研究のひとつの方法には、一次資料に遡って解読・解釈するというのがありますが、どのように解読し、意味をどのように解釈するかですが、その一次資料とは、オリジナルな研究を実施するために、研究者が独自に探し出すことから始めるのでしょうか、それとも、世界のどこかの大学や研究機関に、そのような資料が体系化され、保存されていて、それを入手して、解釈するところから始めるのでしょうか。

A後者です。独自に発見するというのはめったにありません。


Q米大ベストスリーのハーヴァード大・イェール大・プリンストン大は、兄弟校であり、みな、建学精神がキリスト教ですが、それらには、大学院神学研究科があり、いまでも世界の研究の中心的役割を果たしておりますが、それらの研究方法を東大と比較した場合、何か相違点があるのでしょうか。

A特に相違点があるとは思えません。同じと受け止めてよいと思います。


Q私は、長い間温めていた最後の研究テーマとして、神学の研究をしてみたいと考えるようになり、いま、人間と神の境界の世界に入り込みたいと思索しているところです。

A珍しいケースです。そのような哲学は京大の西田哲学の流れです。


Qこれから問題を整理したいと考えていますが、たとえ他分野で博士学位を取得していても、バックグラウンドや指導教官とのつながりからして、修士課程を超えて、いきなり博士課程の試験を受けることは、できないのでしょうか。

Aケースバイケースになります。


Q具体的に先生にお世話になるにはどのような方法と手続きが必要になるのでしょうか。

A具体的に考えてみましょう。


【「ユダヤ教の精神構造」(東大出版会)の研究手法の構造分析及び換骨奪胎法の検討】


市川裕『ユダヤ教の精神構造』(東大出版会、2004)の書評は本欄に記しておきました。その後、文献調査したと

ころ、『一神教学際研究』(創刊号)に、その分野の研究者による5p.の書評が掲載され、大変高い評価をしていることが分かりました。それによると、ユダヤ教の本格的な研究学術書は、それが最初のようです。ユダヤ教の歴史は、非常に長く、日本にも多くの研究者がいると推察していましたが、そうではなく、初めての研究学術書であることに、非常に驚きました。そのため、改めて熟読吟味し、さまざまの視点(①フィールドワーク、②研究発表媒体(初出一覧)、③写真、④図・表、⑤文献、⑥比較宗教学、⑦聖書、⑧ユダヤ教、⑨人名索引・事項索引・聖書引照索引)から、換骨奪胎すべき研究手法を浮き上がらせてみたいと考えるようになりました。以下、項目別に検討してみます。


①フィールドワーク

1982-85年 イスラエルのエルサレム・ヘブライ大学タルムード学科特別生等(大学での勉学の他、そのうち1年間は、毎朝早朝、近くの会堂(シナゴーグ)で行われる朝の礼拝(シャハリート)に参加、そのほか、3年間に、イスラエル各地への調査の旅)。


換骨奪胎その1 現地留学及び各種行事の体験が必須。


②研究発表媒体(初出一覧)

序「我らのラビ・モーセ」に倣いて 書き下ろし

第1章ユダヤ教の正当性 「唯一神教における正当性への思想的相克」、『宗教集団間の協調と葛藤』(佼成出版社、1989)

第2章法の宗教の成立 「制度知としてのタルムード-ユダヤ自治社会の法制-」、比較法史学会編『比較法史研究4 制度知の可能性』(未来社、1995)

第3章自由と戒律 「心の頑なさと神の戒律-律法はなぜ荒野で与えられるのか-」、谷口茂編『宗教史学論3 宗教における罪悪の諸問題』(山本書店、1991)

第4章自由と戒律偶像崇拝との闘い 「偶像崇拝とその克服-政治的決断の基礎として-」、脇本平也・柳川啓一編『現代宗教学2 宗教思想と言葉』(東大出版会、1992)

第5章自由と戒律神への愛 「恋愛詩の宗教的意義についての一考察-関唯と雅歌を手がかりとして-」、『栗原圭介博士壽記念東洋学論集』(及古書院、1995)

第6章罪と赦し 「罪の赦しと祖父の徳-ユダヤ教<スリーホート>の祈り-」、紀要『筑波大学地域研究6』(1988)

第7章神秘の力 「無限なるものへの希求-ユダヤ神秘主義の世界認識-」、『宗教と科学との相互関係に関する研究』、文部省科学研究費補助金総合A研究報告書(1995)

第8章自治の終焉 「ユダヤ人の法的自治とその宗教的基盤」、紀要『筑波大学地域研究8』(1990)

第9章聖書解釈の行方 「ユダヤ教聖典解釈の宗教学的意義」、市川裕・鎌田繁編『聖典と人間』(大明堂、1998)

第10章聖書と現代 「経典と現代」、『日本文学と仏教(6)経典』(岩波書店、1994)

おわりに 書き下ろし


換骨奪胎その2 学術論文誌・研究学術書への投稿が必須。


③写真

以下、市川裕氏撮影

イエス時代のエルサレムとエルサレム第二神殿の模型

現在のエルサレム旧市街の神殿の丘

第一次ユダヤ戦争の古戦場でゴラン高原にあるガラム遺跡の遠景

死海文書が発見されたクムラン第4洞窟

エルサレム第二神殿の礎石が今に残る西の壁(嘆きの壁)

ガリラヤ湖北岸のカペナウムに残るシナゴーグ遺跡

トーラーの巻物の内部

スープキッチン(ロンドンのイースト・エンド)

ロンドンのイース・トエンドにあるシナゴーグ「シャアル・ハッシャマイム」(天の門)

割礼開始前の儀式用具一式

割礼

終了後

マイモニデス像

マイモニデスの墓

ラシの部屋

聖地の絵地図(1696年)と出エジプトの工程

サンタ・カタリナ修道院

イスラエル南部のネゲブ砂漠

金曜日の市場の賑わい

安息日入り間近ののエルサレム

安息日を迎え入れるカバスト・シャバットの儀式

祈りの際に身に付ける小箱テフィリーン
ツファトにあるルーリアのシナゴーグ

悔い改めの祈りであるスリーホートの呼びかけ

ユダヤ暦新年の角笛(ショーファール)

ヘブロンの町とマクペラの洞窟

マクペラの洞窟の内部

ラヘル廟

エルサレムのダビデ廟

上ガリラヤ地方のメロン山にあるラビ・シモンのシナゴーグ址

ラビ・シモンの息子のラビ・エレアザルの廟

ツファトの墓地の遠景

アッコの海岸

アメリカン・パークアベェニューのシナゴーグ(保守派)

アメリカン・パークアベェニューのシナゴーグ


以下、関谷定夫氏撮影

トーラーの巻物の外観

喜捨(ツダカー)のための箱

テフィリーンの中身

ウクライナのウマンにあるラビ・ナハマン廟の門

ナハマン廟の野外祈祷所に集う巡礼者

屋内祈祷所


以下、学術書より引用

ラビ聖書(創世記の冒頭部分、ヘブライ語聖書全巻の初版本)

ミシュナ・カオフマン版(ベラホート篇の冒頭部分)

タルムード・ロム版(ベラホート篇の冒頭部分)

聖地の絵地図と出エジプトの工程

レンブラント作「モーセと十戒の石板」

出エジプトの体験

シュマアの祈り(スファラディ新版祷書)

シュマアの祈り(アシズュケナズィ新版祷書)

ヨーム・キップールの礼拝

レンブラント作「アブラハムとイサク」(1645年)

レンブラント作「イサクのいけにえ(アーケダト・イツハク)」(1655年)

十戒に似せたフランス革命の人権宣言(1791年)

モーゼス・メンデルスゾーン

イスラエル共和国の歴史教科書『初期シオニズム』の冒頭頁に掲載された欧州のユダヤ人解放地図

同表紙

アンジェリアのシナゴーグの内部


換骨奪胎その3 自身の撮影が不可欠だが文献からの引用も必須(写真は、硬い研究学術書に対し、文章から得られない直接的なイメージをわき起こしたり、雰囲気を和らげたり、勉学の意欲を掻き立てることに貢献しており、そのような演出も必須)。


④図・表

イスラエル・パレスチナ地図

地中海周辺地図

安息日の聖書朗読(創世記、出エジプト記、レヴィ記、民族記、申命記)


換骨奪胎その4 吟味した必要最小限が必須。


⑤文献

序「我らのラビ・モーセ」に倣いて 学術書2編

第1章ユダヤ教の正当性 学術書・学術論文20編(文献には注も入れてある、以下同様)

第2章法の宗教の成立 学術書・学術論文20編

第3章自由と戒律 学術書・学術論文21編

第4章自由と戒律偶像崇拝との闘い 学術書・学術論文13編

第5章自由と戒律神への愛 学術書・学術論文10編(ただし、そのうちひとつは、週刊英字新聞の「ジェルサレム・ポスト」国際版)

第6章罪と赦し 学術書・学術論文13編

第7章神秘の力 学術書・学術論文13編

第8章自治の終焉 学術書・学術論文49編(ただし、そのうちひとつは、NHKテレビ放映)

第9章近代との相克 学術書・学術論文20編

第10章聖書と現代 学術書・学術論文13編


換骨奪胎その5 研究学術書・学術論文の引用が必須。


⑥比較宗教学


「第1章ユダヤ教の正当性」において、「キリスト教の「聖書」が「新約」と「旧約」とから成り立っていることはよく知られたことである。では、なぜそうなっているのだろうか。旧いものがすたれてしまったのなら除いてしまってもよいではないか。否、新しいみのは旧いものの上に築き上げられるのだから、旧いものを抜きにしては、意味がよく伝わらないからである。それだけだろうか。・・・・・・特に比較するという意図もなく、3年近い間隔をおいて読んだ仏教とキリスト教の1冊の書が、ひとつのヒントを提示してくれたのである。法華経とエウセビオスの『教会史』である」(p.20)として、pp.20-28にかけての8p.ほど「法華教の論理」(五味、法華経における前提、第一の否定 二乗作仏、第二の否定 久遠実成の仏、法華経の弁証法への対応)を解説しています。具体的な着眼点のひとつとして参考になります。


換骨奪胎その6 強い問題意識を持って具体的な問題を見つけることが必須。


⑦旧約聖書

⑧ユダヤ教

研究テーマの具体的な着目点は表(p.294)と聖書引照索引から読み取れるわかるように旧約聖書の解釈論にあります。たとえば、具体的に示せば、「それまでにイスラエルの民は神を十回試みたとされる。神はモーセに告げている。『彼らは私をこれで都合十回試みた。彼らは私の声に聞き従わなかった』(民14-22)。その十回とはそれぞれ何であったのか、また、それに対する神の反応はどうだったのかここで検討してみたい」(p.101)。


換骨奪胎その7と8 ヘブライ語で記された聖書(ユダヤ教は旧約聖書、キリスト教は旧約聖書と新約聖書)を熟読吟味することから問題を見つけ、解釈論を展開することが必須。

⑨人名索引・事項索引・聖書引照索引

人名索引74名、事項索引155項目、聖書引照索引(創世記6引用、出エジプト記27引用、レヴィ記2引用、民族記9引用、申命記6引用、サムエル記1引用、列王記上1引用、ホセア書1引用、詩篇3引用、-言4引用、ヨブ記1引用、雅記1引用、マタイ記1引用、ロマ記2引用)


換骨奪胎その9 ヘブライ語による出エジプト記の熟読吟味・引用が必須。


結論 この1冊から基本的な研究手法が読み取れるため、何度も繰り返して熟読吟味すれば、原著論文・解説論文がまとめられるようになります。ただし、確実な文献を引用し、確実な論理展開をして、確実な学術論文誌に投稿するか研究学術書としてまとめるようにすることです。中沢新一先生(多摩美大教授)や島田裕巳先生(在野の宗教学者兼東大先端研客員研究員)のような仕事のやり方がよいかどうか、慎重に対応しなければなりません。


【H21年度第1回神学哲学ゼミの感想】


東大大学院人文社会系研究科のH21年度第1回神学哲学ゼミが4月10日15:00-16:40に法文一号館2階ゼミ室で開催されるため、当日は、いくつかのスケジュールをこなすことを目的に、午前中に上京しました。


最初に、上野公園で桜を楽しみながらゆっくり散歩、つぎに、すぐとなりの東京国立博物館平成館で開催されていた阿修羅展を楽しみ、その後、入学式が行われていた東京芸大のキャンパスを通り抜けて、思い出の言問通りに出てみました。


その通りは、古い町並みで、通りの両側には、さらに、谷中側の地域には、数多くのよく管理されたこぎれいな大小さまざまな寺があり、小京都といった雰囲気です。落ち着いたその雰囲気がエキゾチックであるためか、都内の施設では、外人観光客に最も人気のある地域のようです。私も殊の外、気に入っており、何も考えることなく、ただ、無心になって、ゆっくり散歩することがあります。


東京芸大前から言問通りをゆっくり西に進み、根津交差点を通り抜けて、14:00頃、最終目的地の東大本郷キャンパスに到着しました。まず、安田講堂前の公園の地下の巨大空間(3階建て建物くらいの大きさの吹き抜き構造)の学生食堂(20人が座れる食卓が21くらいあり、少なくとも約420名が同時に利用できます)でいくぶん遅い昼食を済ませ、ゆっくりゼミ室へ向かいました。


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東大本郷東西銀杏並木2009.11
東大本郷東西方向の銀杏並木2009.11(奥が

安田講堂、左側がゼミ室のある法文1号館、

右側が文献調査に利用している宗教学・宗教

史研究室図書室のある法文二号館)


法文一号館は、古い建物ですが、事務部門のある東側半分への入口内部の大きな空間は、改修され、古いホテルのロビーのような雰囲気です。


今回は、第1回ゼミであるため、先生から今年度の目標の説明があり、その後、10名の自己紹介がありました。よくある普通の短い自己紹介ではなく、研究内容と問題意識を十分時間をかけて、ていねいに説明していたことが印象的でした。皆、大変優秀な学生です。博士課程のゼミであるためか、10名のうちのいくつかの研究室から集まった6名は、すでに、博士論文をまとめ中でした。その分野(分野によらず人文社会系はみなそうかもしれませんが)では、博士課程3年間で博士論文をまとめられるのは、話題になるくらい傑出して優秀な学生であって、普通、それプラス、2年か3年くらいかかるようです(修士課程から合計すると7-8年となり、社会科学の分野では、これは標準的な期間で、それも出来のよい上位半分のみであり、残り半数は、予備審査さえ受けさせてもらえないのが現状です)。その意味では総合文化研究科と同じと感じました。私は七番目に自己紹介をしました。


ゼミ後の帰路は、正門から南へ約500mの本郷三丁目交差点までゆっくり歩き、春日通りを東へ約1200m歩き、JR御徒町駅へ、そして、上野を経て、水戸へ。


これまで、何度も通った言問通りと春日通りは、いつもより、距離を感じましたが、それは、急ぐ必要のない旅のためか、意識的にゆっくり歩いたためか、30歳台や40歳台前半の感覚との比較のためか、年齢による足腰の衰えのためか、いつもの時間感覚とは異なっていましたが、新たな旅の出発の日は、実に充実した一日でした。今後は身体に負担にならない範囲で通うことになります。


【問題意識】


5月22日(金)15:00-17:00、東大本郷キャンパス法文1号館で1開催された博士課程の神学哲学ゼミに出席しました。


ゼミ前、いつものように、法文二号館の南にある三四郎池の周りを散歩しました。周囲の森と池は、すり鉢の斜面と底のような形で、平地と20-30mくらいの落差があります。池は、複雑な形状をしていますが、縦横150mくらいの大きさで、意外と浅く、深い森に囲まれ、数十匹の鯉が泳いでおり、錦鯉もいましたが、雑魚は確認できません。池の水は、人工的な流れを作っておらず、自然のままの増減しています。周りは、高低差はありますが、歩きやすい石段になっていて、散歩できるようになっており、キャンパスにいながら深い森に覆われた山奥をハイキングするような感覚に浸れます。山奥の自然そのままといった感じです。意外と大きく感じ、周囲散歩に10分くらいかかります。


当日午前、新築された大規模な東大病院の各階内部を詳細に見学しました。約30年前に見た光景とは雲泥の差でした。日本でも世界でも最先端の最大規模の病院。医学部と附属病院の敷地面積は、本郷キャンパスの約三分の一を占め、権力の象徴です。いまは、どこの病院でも事務処理がコンピュータ化され、情報が速く伝わり、診察が効率的に行われていて、いろいろな過程でも、患者の待ち時間が少なくなっています。


附属病院だけでなく、新築された総合研究棟(地上14階地下1階、建築施行は大成・鴻池・松村特定建築工事共同企業体)や医学部総合研究棟(地上14階地下2階、建築施行は大成・戸田・辻特定建築工事共同企業体)や理学研究科中央棟(設計者は㈱日建設計、地上14階地下2階、建築施行は鴻池・松村特定建築工事共同企業体)の各階を見学し、最近の建築技術と空間の取り方の昔との相違を実感しました(設計者・施行会社についての情報は「学内ツア事務局」より)。特に安田講堂の背後に見える理学研究科中央棟の建物は立派に感じました。1階にはノーベル賞受賞者の小柴昌俊氏の業績を記念して開設された小柴記念館が設けられていました。特に1階部分の吹き抜け構造の空間の取り方がすばらしいと感じました。


在職中、安藤忠雄教授は、赤門(入口手前わきには、総合図書館前の噴水の両側にそびえるクスノキと同じ樹が植えられていますが、なぜ、クスノキなのか、「学内ツア事務局」に質問しても、的確な回答は、得られませんでした)(独自に調べてみますと、樹木に樟脳の香りがするため、"魔除け"の意味があるようです)と正門の中間位置の塀ぎわに新設された細長い福武ホールの設計をしました(安藤忠雄事務所HPにて確認)が、もし、上記三施設の設計が安藤教授の設計であったならば、もっと高く評価しましたが、そうでなくて、残念です(安藤氏のような建築設計士の守備範囲(概念設計・応力計算含む詳細設計・電気・空調・装飾等)については、一般論としてですが、東大大学院工学研究科建築学専攻の準教授に質問・事実関係の確認)。福武ホールの設計が特にすばらしいとは思えません。高いコンクリートの壁准建物と通路を遮断しているところに特有の考え方が表現されていますが、閉鎖的な印象を与えています(いずれ「安藤忠雄論」をまとめます)。


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東大本郷福武ホール
福武ホール地下1階から地下2階


本郷キャンパス全体の約三割くらいの建物が最先端の建築技術で建設され、キャンパスの光景も歴史ある建物から徐々に変わりつつあると感じました。


構内の大きな建物配置案内板を見て最近の変化に疎かったと反省しています。原子力関係の建物のあるキャンパスは、弥生キャンパス(本郷キャンパスの道路を挟んで北側にある農学部の敷地も弥生キャンパス)でしたが、名前が変わっており、浅野キャンパスになっていました(浅野侯爵邸(浅野長政の子孫か?)があったため)。弥生は地区名でそのままキャンパス名に使われてきました。


ところで、本郷キャンパスには、安田講堂(基本設計は、当時、建築学科の内田祥三教授が担当、築約100年、なお、法文一号館等の統一されたデザインの建物も内田教授の設計、築約90年)の北にあるローソンのコンビニ、附属病院内の一般外来棟にあるコンビニやローソンレストラン、入院棟にあるコンビニやレストラン、附属病院の前にある小さな小さな売店、医学部施設を転用した二階の第二食堂、理学研究科中央棟の1階にあるコーヒー軽食ショップ、安田講堂前の公園の地下にある大きな学生食道、法文二号館地下一階にある食堂、赤門近くにある最近建設された福武ホール内のコーヒー軽食ショップなど、いろいろな施設があり、昔とは様変わりしています。特別な事情でもない限り、健康上の理由から、あまり食堂を利用せず、いつも、安田講堂わきのローソンのコンビニでミネラルウォーターとサンドイッチを購入しています。


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-正門 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-赤門
正門___________________________________________________赤門


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-赤門前のクスノキ 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-正門赤門の間の塀ぎわのクスノキ
赤門外のクスノキ___________________________________正門と赤門の間の塀ぎわのクスノキ

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-正門両側のクスノキ 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-総合図書館前のクスノキ
正門両側のクスノキ_________________________________総合図書館前のクスノキ

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-安田講堂 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-総合図書館
安田講堂と東西方向の銀杏並木_________________総合図書館

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-法文一号館 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-法文二号館
法文一号館の中央ゲート(正門から見て左)___法文二号館の中央ゲート(正門から見て右)


本郷キャンパスは、広く、自身の研究に関係する施設以外、中に入ることもなく、知らないことも多くあります(建築学の視点から調査継続)。改めて本郷キャンパスの隅から隅まで歩いてみると、20歳台に歩いた時よりも、はるかに大きく感じました。その感覚の差は年齢による足腰の弱りのせいです。


6月26日14:00-15:00は東大本郷で「東大宗教学年報」(主に、大学院人文社会系研究科宗教学研究室の修士課程と博士課程の院生の原著論文約10編)と日本宗教学会論文誌「宗教研究」(原著論文約10編のうち3編が院生、残りが大学教員)の文献調査をしました。論文内容は完全に哲学の世界です。今年度いっぱい文献調査を続け、原著論文の芽を育てます。


同日15:00-17:00は神学哲学ゼミに出席しました。

Tue, April 07, 2009 stanford2008の投稿

【事務所報告】桜井淳が明かした原研の杉輝夫によるセミナー妨害行為

テーマ:ブログ

すでに10年くらい前のことですが、私は、日本原子力情報センター主催の実務セミナー「機器・配管等の破壊のメカニズム」(10:00-16:30)の講師を務めたことがありました。一日中しゃべると、16:00頃には、声がかすれ、それどころか、喉が痛くなり、声がまったく出ないこともありました。何も見ないで一日中しゃべるのは、大変な作業であり、それでも、修行と考え(将来、どこかの大学の教壇に立った時、話し方や教え方の経験が役立つと考えたからです)、誠心誠意、務めました。


参加者の大部分は原子力産業界の一流企業のエンジニアでした。私は、20年間に、同主催のさまざまなテーマでのセミナーの講師を計15回くらい務めました。


「機器・配管等の破壊のメカニズムセミナー」開始前、会場に、原研研修所の杉輝夫さんがいたため、それまで特に親しくしていたわけではなく、ただ、名前を知る程度でしたが、それでも、セミナー参加へのお礼を込め、しばらく雑談していました。セミナー参加費は、50,000円ですから、本当の意味での大切なお客様のひとりです。私がつぎに杉さんと顔を合わせたのは、モンテカルロシミュレーション研究会(代表桜井淳)主催の「モンテカルロ基礎理論セミナー」(10:00-16:30)でした。杉さんは、途中で質問したりしていましたが、講師が顔見知りであったための気安さからか、質問の域を逸脱し、解説したりしていたため、多少の違和感は、ありました。


杉さんとつぎに顔を合わせたのは「【高速PCによる計算演習】モンテカルロ法による核燃料サイクル施設の臨界安全解析セミナー」でした。つぎは「【高速PCによる計算演習】モンテカルロ法による遮蔽安全解析セミナー」でした。セミナー開始前までは熱心な人だと感じました。私のセミナーに3回くらい参加した人は少なくありませんでした。セミナーの作業手順は、①連続エネルギーモンテカルロ計算コードMCNPの概要説明、②MCNPインストール、③バッチ処理による計算実行、④最適計算法の設定法、⑤計算結果の評価法でした。


セミナー内容は、参加者に高度な知識と技術を習得させるため、最初から、非常に密度の高い作業内容でした。ひとりでも予定どおり進めなければ、他の人達の足を引っ張ることになり、迷惑をかけることになります。そのため、私は、教材の内容を吟味し、ひとつのセミナーの計算内容に対しても、事前に、計算条件を変更して、計30ジョブくらい計算し、計算時間と計算結果の把握、それに、問題点について、検討しておきました。


セミナー開催案内には、基本的な遵守事項(PCのOSと処理速度の報告(MCNPパッケージを主催者作成のCDからオートインストーラを利用してインストールするため、OSとしては、WINDOW'S 95, 98, ME, 2000であることを注意しておきました)、CDとFDの読み込み機能を有すること)が記載されていたため、参加者がルールを守れば、すべてうまく行くはずでした。MCNPパッケージとは、①MCNPプログラムをコンパイルした実行形式、②バイナリ形式の断面積ライブラリ(JENDLから編集した340核種の中性子断面積ライブラリ、熱中性子散乱則ライブラリ、光子相互作用断面積ライブラリ、電子相互作用断面積ライブラリ)、それに、③教材用のMCNPサンプル入力でした。すべて、カードイメージ形式でインストールすれば、1Gbytesにも達しますが、当時のPCのCドライブの容量からして、すぐに確保できる容量である150Mbytesにするため、断面積ライブラリ等は、すべて、バイナリ形式にし、できるだけ縮小していました。しかも、短時間でインストールできるように、インストール用のCDに工夫を施しておき、2分間でインストールできるようにしておきました。


ところが、作業を開始しようとしたところ、参加者のうち、杉さんだけがインストールできませんでした。杉さんが持参したのは、当時としては、最新OSのXPを搭載したPCでした。杉さんのルール違反でした。それでも何とか緊急対応策を施しましたが、インストールできず、セミナーの作業密度と計算演習の手順からすれば、1時間の試行錯誤やロス時間は、昼休みをなくすことによって、何とか回復できますが、それ以上のロス時間となると、セミナーの成立性にかかわるため、それによって、遠方から来た他の参加者に迷惑がかかるため、講師としては、決断せざるを得ませんでした。そのため、杉さんには、大変失礼とは思いましたが、他のルールを守った参加者を救うため、やむを得ず退室命令を下しました。


杉さんは、「【高速PCによる計算演習】モンテカルロ法による核燃料サイクル施設の臨界安全解析セミナー」では、指定OSのPCを持参して正常に計算していましたが、なぜ、「【高速PCによる計算演習】モンテカルロ法による遮蔽安全解析セミナー」に指定外のOSのPCを持参してしまったのか、よく分かりませんでした。最新式の物を自慢したかったためなのか、それとも、主催者が、なぜ、OSを指定していたのか、その意味が理解できなかったためなのか、それは、杉さんしか知らないことですが、主催者からすれば、"道場破り"と解釈され、追い出されることになります。私は、そのような"道場破り"に対しては、たとえ、東大でも、原研でも、三菱重工業からの参加者でも、絶対に容認せず、厳しく対応しています。

Tue, April 07, 2009 stanford2008の投稿

【事務所報告】高速PCによるモンテカルロ計算演習セミナーに参加した"招かれざるお客様"の生態学

テーマ:ブログ

2002年から今日まで高速PCによる各種モンテカルロ計算演習セミナー(本欄バックナンバー参照)の講師を務めた桜井淳所長からの報告を総合すれば、"招かざるお客様"(参加してもらいたくない迷惑な人達)とは、次のような人達のことです。


(1)募集要項に反してPC使用経験のまったくない人(原研那珂研研究者)。

(緊急策として、そのような人に対しても、操作手順をひとつひとつ指示して、他の参加者と同じように学べるようにしました。)


(2)募集要項に反してOSと処理速度(何GHzか)の報告をしてこない人(原研東海研研究者や阪大レーザー核融合研教員等)。

(申込者の中には、報告義務の意味を理解できていない人がおり、OSは、作成したプログラムインストール用CDが指定OSのオートインストーラーによって確実に読み込めることの確認であり、処理速度は、モンテカルロ計算には時間がかかるために、他の人達と同じように計算実行が可能かどうかの確認のためで、中には、いまでも、2-3GHzの時代に、無断で、150-300MHzのPCを持参する人もいましたが、緊急策として、そのような人達に対しても、ヒストリー数を減らして計算させ、他の人達と同様に、定量的な議論をしました。)


(3)募集要項に反して指定OS以外のOSを搭載したPCを持参した人(原研東海研研究者)。

(プログラムのインストールができないため、ルール違反を理由に、退室命令を出しました。)


(4)当日無断欠席する人(原研大洗研職員やサイクル機構東海事業所職員等)。

(、本人と上司に注意し、それでも改まらない組織については、参加させない方針です。)


(5)募集要項に反して組織内の共用PCを持参して設定条件がまったく分かっていない人(サイクル機構東海事業所職員)。

(インストールできなかったため、対応策がなく、偶然、サイクル機構東海事業所が開催組織場所に近かったため、正常なPCを取りに行かせました。)


(6)当日持参したPCが壊れていた人(企業から原研への出向者)。

(開催組織内の人であったため、すぐに、正常なPCを取りに行かせました。)


(7)当日持参したPCのCDドライブが作動不能だった人(中部電力エンジニア)。

(緊急策として、インストールした人のPCからUSBで記憶させ、CDが不能な人のPCにそのUSBの情報を読み込ませ、予定どおり、計算演習を行わせました。)


(8)インストール用プログラムと入力データを記憶させたCDの手を触れてはならない面に指紋を付けてしまった人(高エネルギー研研究者)。

(インストールしても正常に計算できない原因が分からず、午前中の2時間、原因究明を行い、手を触れてはならない面に指紋が見えることに気付き、テッシュペーパーでていねいに拭き取り、再インストールしたところ、正常に計算できました。)


(9)セミナー進行の秩序を乱す人(原研東海研研究者)。

(その場で注意しました。そのようなことが繰り返されるようであれば、その組織からの参加を認めない方針です。)


(10)講師の注意事項をまったく聞いていない人(日製の原子力部門エンジニア等)。

(桜井所長はその場で注意しました。そのようなことが繰り返されるようであれば、その組織からの参加を認めない方針です。)


(11)講師に対して失礼な発言や態度の人(三菱重工業エンジニア等)。

(その場で注意しました。そのようなことが繰り返されるようであれば、その組織からの参加を認めない方針です。)


なお、国際会議や研究会の開催経験に拠れば、どのように注意して対策を立てても、約6割の参加者はごく普通の問題ない人達ですが、約3割の参加者は"招かれざるお客様"であり、残りの約1割の参加者はかくありたいと願うくらい優秀な人達でした。問題は約3割の"招かれざるお客様"への対応です。


そのような人たちに対しては、直接本人と上司にそのことを報告して注意し、それでも改まらない場合には、該当組織から参加させない方針です。求めている人物は、真面目で、誠実で、礼儀正しく、向学心のある人で、特別な条件を課しているわけではありません。


2007年4月からのセミナー有料化にともない(2002年4月から2007年3月までの約400名の参加者に対しては、研究目的のセミナーであったために、無料でしたが、それ以降の約200名に対しては、有料です)、ピジネスに徹するため、セミナー事務局担当者は、参加申込者に対して、2-3回のメールのやり取りの過程から、たとえ定員に満たなくても、上記条件を満たしていると受け止められる人達しか参加を認めないようにしています(ひとりもいなければ中止します)。これまでの約600名からのメールでの申込内容(組織名・所属・メールアドレス・参加目的)は、すべて保存してありますので、当時のセミナーの様子や進捗状況をいつでも再現することが可能です。


"好ましい人達"の生態学は次のように要約されます。


(1)申し込みのメールや事務局からの質問に対する返信メールの内容が的確であって、自身の信頼性の証明や目的・ゴールを明確に表現できること、


(2)開始時刻を守れること、


(3)受講や質問の際の表現がうまく、自身に能力があることをそれとなく表現できること、


(4)周囲に分からない人がいると、それとなく助けることができること、


(5)全体がうまく進むような配慮ができることです。


特に、(4)を評価しています。これまでの約600名の参加者のうち、特に、最も優秀だと感心したのは、東大大学院工学研究科原子力専攻の人(桜井所長の知り合いのM先生の指導を受け、大学院修了後、動燃の外来研究員、原研の外来研究員を経て、当時、筑波研究学園都市にある産業技術機構に就職したばかりとのことでした)で、服装・言葉使い・質問の仕方・討論の仕方・知識の表現等、すべて、パーフェクトであって、それ以上のものは望めないと思えるほどでした。


そのことを、大学院の時の指導教官のM先生と原研の外来研究員の時のN室長にメールで伝え、最大限の賞賛と敬意の気持を表現しました。良くできると感心する人は、これまでの約600名の参加者のうち、1割の60名で、その中でも、特に優秀で賞賛すべき人は、2-3名にすぎません。その2-3名に出会えることを楽しみにしています。

Tue, November 25, 2008 stanford2008の投稿

「桜井淳著作集」(論創社)第2巻の内容-収録論文一覧表-

テーマ:ブログ

第2巻「科学技術評論Ⅱ-新聞文化欄等論文・月刊誌等短編-」500頁


第一部 新聞文化欄等論文


第1章 1990-1995
「崩壊する巨大システム」、『毎日新聞』1991年2月8日付、毎日新聞社
「機密のベールに覆われた美浜原発事故」、『毎日新聞』1991年8月5日付、毎日新聞社
「米、老朽原発の運転期間を延長 飛行機の墜落より高くなる事故確率」、『日経産業新聞』1991年11月26日付、日本経済新聞社
「美浜原発2号機事故 最終報告書を読んで 構造的欠陥見逃すな」、『中日新聞』1991年11月26日付、中日新聞社
「蒸気発生器 加圧水型原子炉に弱点」、『日経産業新聞』1992年2月25日付、日本経済新聞社
「交換時期迫る蒸気発生器 原発に新たな課題-上」、『日経産業新聞』1992年5月26日付、日本経済新聞社
「交換時期迫る蒸気発生器 原発に新たな課題-下」、『日経産業新聞』1992年5月27日付、日本経済新聞社
「タイムスリップしたあかつき丸」、『信濃毎日新聞』1992年12月4日付、信濃毎日新聞社
「問題抱えるロシアの原発」、『東京新聞』1992年12月8日付、中日新聞社
「どうするプルトニウム利用反対 50年くらい時期尚早」、『東京新聞』1992年12月15日付、中日新聞社
「夢の次世代新幹線STAR21に試乗」、『東京新聞』1993年4月6日付、中日新聞社
「「のぞみ」耐久試験やり直せ」、『読売新聞』1993年5月7日付、読売新聞社
「旧ソ連原発の安全性問題-上」、『日経産業新聞』1993年7月14日付、日本経済新聞社
「旧ソ連原発の安全性問題-下」、『日経産業新聞』1993年7月15日付、日本経済新聞社
「旧ソ連原発に西側チーム常駐」、『東京新聞』1993年9月7日付、中日新聞社
「ロシア原発 暖房・給湯システム実施」、『産経新聞』1993年10月20日付、産経新聞社
「「のぞみ」のボルトはなぜ緩む 異種構造材締結のワナ アルミ合金材ボルトの利用を」、『日経産業新聞』1994年1月27日付、日本経済新聞社
「旧ソ連型原発閉鎖急げ」、『読売新聞』1994年8月25日付、読売新聞社
「ドイツ新幹線事故の教訓」、『読売新聞』1994年9月2日付
「ひび割れ相次ぐ老朽原発」、『日経新聞』1994年11月5日付、日本経済新聞社
「世界の原発の安全は守れるか」、『毎日新聞』1994年12月1日付、毎日新聞社
「ロシアの研究所で感じたこと」、『東京新聞』1994年12月13日付、中日新聞社
「ロシアの核兵器解体」、『聖教新聞』1995年1月5日付、創価学会
「老朽原発の耐震性」、『読売新聞』1995年9月6日付、読売新聞社
「ボルトからこれだけ分かる」、『東京新聞』1995年10月24日付、中日新聞社
「原子力施設の耐震性で問われるものは? 老朽原発の耐震指針を」、『朝日新聞』1995年12月9日付、朝日新聞社


第2章 1996-2000
「安全とは何か」、『毎日新聞』1996年1月25日付、毎日新聞社
「公正な眼で真実をみきわめるには」、『JAST-NEWS』1996年1月、No.5、日本科学技術ジャーナリスト協会
「高燃焼度燃料の再処理に難題」、『日経産業新聞』1996年2月1日付、日本経済新聞社
「福島原発配管ひび割れ 応力腐食割れは老朽化原因」、『日経産業新聞』1996年12月15日付、日本経済新聞社
「中国・台湾とどう付き合うか-原発の安全面で協力を」、『朝日新聞』1996年12月23日付、朝日新聞社
「原発安全対策に落とし穴」、『読売新聞』1997年3月26日付、読売新聞社
「前例ない隔壁交換へ」、『日経産業新聞』1997年4月13日付、日本経済新聞社
「日本型技術開発」の袋小路」、『毎日新聞』1997年5月4日付、毎日新聞社
「守られなかった基本」、『日刊工業新聞』1997年9月12日付、日刊工業新聞社
「東電福島第一・炉心構造物の交換工事」、『日経産業新聞』1997年11月4日付、日本経済新聞社
「原発老朽化不十分な対策」、『読売新聞』1997年11月7日付、読売新聞社
「原子力界の異常な安全感覚」、『茨城新聞』1997年12月18日付、茨城新聞社
「産業への原子力熱利用-安全・経済性克服が課題」、『日経産業新聞』1998年2月1日付、日本経済新聞社
「原子炉に潜る 体験記」、『東京新聞』1998年3月24日付、中日新聞社
「インターネットで何が変るか」、『産経新聞』1998年4月25日付、産経新聞社
「プルサーマル、課題山積」、『日経産業新聞』1998年5月12日付、日本経済新聞社
「独新幹線事故の衝撃-非破壊検査の精度磨け」、『日経産業新聞』1998年6月23日付、日本経済新聞社
「高速化と安全性の課題」、『毎日新聞』1998年7月6日付、毎日新聞社
「ネット社会の不心得者」、『東京新聞』1998年8月27日付、中日新聞社
「長期戦略で核不拡散」、『読売新聞』1998年10月1日付、読売新聞社
「核燃料輸送容器製造データ改ざん-も停められる倫理観」、『日経産業新聞』1998年10月23日付、日本経済新聞社
「スパコンに迫るパソコン」、『東京新聞』1998年11月5日付、中日新聞社
「ITER、米撤退で揺らぐ」、『日経産業新聞』1998年12月13日付、日本経済新聞社
「低レベル廃棄物ドラム缶腐食-内部コンクリートの水分対策を」、『東京新聞』1999年1月26日付、中日新聞社
「ドイツ新幹線事故は警告する」、『東京新聞』1999年7月27日付、中日新聞社
「新幹線の安全対策を急げ」、『毎日新聞』1999年8月2日付、毎日新聞社
「敦賀原発事故 溶接線に沿う亀裂 製造・施工ミスの可能性」、『日経産業新聞』1999年8月12日付、日本経済新聞社
「現代技術の脆弱さ」、『読売新聞』1999年8月16日付、読売新聞社
「ドイツ新幹線事故の教訓」、『読売新聞』1999年9月2日付、読売新聞社
「「40日点検」で原発は安全か」、『朝日新聞』1999年10月7日付、朝日新聞社
「東海村JCO事故の背景 経営能力のなさを無理な生産でカバー」、『聖教新聞』1999年10月14日付、創価学会
「日本型危機管理の崩壊」、『毎日新聞』1999年11月14日付、毎日新聞社
「「プルサーマル」開始-信頼性低い欧州燃料棒」、『東京新聞』1999年11月30日付、中日新聞社
「教育と技術更新に力を」、『朝日新聞』1999年12月22日付、朝日新聞社
「熟練者生かす工夫を」、『朝日新聞』1999年12月23日付、朝日新聞社
「国は十分チェック機能を」、『朝日新聞』2000年1月28日付、朝日新聞社
「原子炉圧力容器の亀裂-カメラ検査で発見できず-」、『東京新聞』2000年2月29日付、中日新聞社
「被爆と人間 臨界事故の土壌 「安全神話」をもたらしたもの 国策に技術者も妥協」、
『中国新聞』2000年2月11日付、中国新聞社
「被爆と人間 臨界事故の土壌 なぜJCOはルール違反をしたか コスト削減へ効率追求」、『中国新聞』2000年2月11日付、中国新聞社
「日本の技術力を疑う-上」、『日経産業新聞』2000年3月22日付、日本経済新聞社
「日本の技術力を疑う-下」、『日経産業新聞』2000年3月23日付、日本経済新聞社
「日比谷線脱線事故の検証 過密スケジュール社会がもたらした人為ミス」、『聖教新聞』2000年6月1日付、創価学会
「パソコンの音声入力機能」、『東京新聞』2000年6月20日付、中日新聞社
「原子力界の安全感覚 改革の兆し、より周囲の声聞くべし」、『東京新聞』2000年9月26日付、中日新聞社
「臨界事故から一年 このままでは更なる被ばく事故が」、『聖教新聞』2000年10月19日付、創価学会
「放射性廃棄物大量管理に警告」、『産経新聞』2000年11月4日付、産経新聞社
「老朽原子炉の安全-生データの検証を-」、『日経産業新聞』2000年11月7日付、日本経済新聞社
「軍事優先の書く技術50年 つぶされてゆく民生技術」、『毎日新聞』(文化欄)2000年11月20日付、毎日新聞社
「髙木仁三郎氏を悼む 市民科学者の立場で原子力のあり方を示す」、『東京新聞』(文化欄)2000年11月28日付、中日新聞社
「髙木仁三郎氏が目指したもの」、『聖教新聞』(文化欄)2000年12月28日付、創価学会


第3章 2001-2004
「国際熱核融合実験炉ITER・日本への誘致は得策か」、『産経新聞』(文化欄)2001年5月12日付、産経新聞社
「軽水炉で応力腐食割れ」、『日経産業新聞』2001年7月30日付、日本経済新聞社
「不確実性の中での新原子力開発」、『毎日新聞』(文化欄)2001年9月4日付、読売新聞社
「もし、原発に大型機墜落したら 急降下しない限り大事故の可能性低い」、『東京新聞』(文化欄)2001年10月16日付、中日新聞社
「原発と危機管理」、『創価新報』(文化欄)2001年11月7日付、創価学会
「浜岡原発炉水漏れ 全溶接部に非破壊検査を 老朽化からむ複合現象」、『日経産業新聞』2001年12月11日付、日本経済新聞社
「老朽化大作の確立に期待」、『産経新聞』(文化欄)2002年2月16日付、産経新聞社
「想定外事象の摘出を 原発配管破断事故に学ぶ」、『毎日新聞』(文化欄)2002年2月24日付、毎日新聞社
「浜岡原発事故 専門家でも説明つかぬ現象 衝撃の安全神話崩壊」、『東京新聞』(文化欄)2002年2月26日付、中日新聞社
「浜岡2号機の漏水トラブル 原発の保守基準見直しを」、『日経産業新聞』2002年4月7日付、日本経済新聞社
「偽りの「安全」 原発不正 GE頼み裏目に 設計根拠分からず 第三者チェック厳しく」、『朝日新聞』2002年9月2日付、朝日新聞社
「東電データ隠し 偶発で説明つかない亀裂」、『日経産業新聞』2002年9月6日付、日本経済新聞社
「この人に聞きたい 老朽原発に厳しい目を」、『朝日新聞』2002年10月13日付、朝日新聞社
「「病む」原発 専門家に問う(上) ひびの原因究明こそ優先 新たな問題 維持基準」、『朝日新聞』2002年3月7日付、朝日新聞社
「「社会技術」とは何か 「国民の安全確保」という視点」、『産経新聞』(文化欄)2002年6月28日付、産経新聞社
「技術ブラックボックス化懸念」、『日経産業新聞』2002年10月29日付、日本経済新聞社
「MIT報告書「原子力発電の将来」を読む(上)」、『茨城新聞』2004年1月1日付、茨城新聞社
「MIT報告書「原子力発電の将来」を読む(下)」、『茨城新聞』2004年1月2日付、茨城新聞社
「ロケット開発 姿勢を根底から見直せ」、『朝日新聞』2004年2月13日付、朝日新聞社
「原発事故 日本は優秀の錯覚捨てよう」、『毎日新聞』2004年8月28日付、毎日新聞社


第二部  月刊誌・週刊誌短編


第1章 原子力
「幼稚な「原発技術論」は終焉の時-議論から選択の時代へ-」、『週刊エコノミスト』1989年10月3日号、毎日新聞社
「「原発事故学」の構築を」、『原子力工業』1990年1月号、日刊工業新聞社
「危険な原発の寿命延長」、『中央公論』1990年1月号、中央公論社
「チェルノブイリだけではない ソ連原発脆性破壊の恐怖」、『SAPIO』1990年5月24日号、小学館
「日本の原発の安全性を問う-商業炉の脆弱性は克服されたのか-」、『週刊エコノミスト』1990年10月2日号、毎日新聞社
「ソ連型原子炉は100万倍も危険」、『週刊東洋経済』1990年12月1日号、東洋経済新報社
「関電は事故を軽微に見せようとしている」、『週刊エコノミスト』1991年4月2日号、毎日新聞社
「福井県・美浜原発事故-崖っぷちで惨事まぬがれ」、『週刊エコノミスト』1991年9月26日号、毎日新聞社
「美浜原発事故が提起した問題-材料の「経年変化対策」は十分か-」、『原子力工業』1991年5月号、日刊工業新聞社
「美浜原発の技術論-安全性再構築のためのターニングポイント-」、『原子力工業』1991年6月号、日刊工業新聞社
「美浜原発事故が突きつけた課題とは何か-定期点検と安全基準の「限界」-」、『経済セミナー』1991年6月号、日刊工業新聞社
「巨大システムの安全を脅かす社会的要因」、『原子力工業』1991年7月号、日刊工業新聞社
「巨大システムに潜む脆弱性」、『エコノミスト』1991年9月24日号、毎日新聞社
「意外に大きい低線量放射線リスク」、『週刊東洋経済』1992年2月8日号、東洋経済新報社
「廃棄物はどこまでコントロールされているか」、『文藝春秋』1992年2月号、文藝春秋
「原発の高い破壊確率は許容されるか」、『経済セミナー』1992年3月号、日本評論社
「特集 旧ソ連もうひとつの危機 旧ソ連・東欧の全原発を即刻停止せよ-続くロシアンルーレットの恐怖-」、『週刊エコノミスト』1992年5月26日号、毎日新聞社
「旧ソ連製原子炉が抱える構造欠陥-レニングラード原子力発電所事故が提起した問題-」、『現代化学』1992年6月6日号、東京化学同人
「CIS原子炉は技術支援では救えない」、『週刊東洋経済』1992年6月6日号、東洋経済新報社
「高レベル放射性廃棄物の消滅処理は商業的に可能なのか」、『現代化学』1992年9月6日号、東京化学同人
「ロシア原発には大事故への芽が潜む」、『世界週報』1992年12月15日号、時事通信社
「「あかつき丸」は科学の問題でなく「官僚制」の問題である」、『SAPIO』1992年12月24日号、小学館
「エンマ帖 プルトニウム問題の虚構情報」、『文藝春秋』1993年1月号、文藝春秋
「ロシア共和国クルスク原発の技術力-安全実績に潜む脆弱性-」、『現代化学』1993年1月6日号、東京化学同人
「「チェルノブイリ事故」再発の懸念」、『週刊東洋経済』1993年2月6日号、東洋経済新報社
「非常識国家・ロシアの「核汚染」が日本列島に忍び寄る日」、『SAPIO』1993年6月10日号、小学館
「極東・東アジアにも広がる危険な原発」、『世界週報』1993年8月3日号、時事通信社
「リアリティに欠ける新エネルギー技術論」、『週刊エコノミスト』1993年11月9日号、毎日新聞社
「ロシア核汚染恫喝」、『SAPIO』1993年11月11日号、小学館
「今なお続くロシアの放射能垂れ流し」、『週刊東洋経済』1993年11月20日号、東洋経済新報社
「ロシアの海洋投棄は「安全軽視」の帰結だった」、『世界週報』1993年11月23日号、時事通信社
「旧ソ連秘密核都市と核汚染地図」、『SAPIO』1993年11月23日号、小学館
「ロシア最新鋭原発が危ない」、『Quark』1993年12号、講談社
「ロシアの海洋投棄は違法だが日本の合法的放出も膨大な量」、『週刊ダイヤモンド』1993年12月4日号、ダイヤモンド社
「ロシア海洋投棄続行 日本は本格的管理時代 」、『週刊東洋経済』1994年1月1日号、東洋経済新報社
「ブラックステーションアウトの恐怖-ブランンズフェリー原発1号機のケーブル火災事故例-」、『原子力工業』1991年7月号、日刊工業新聞社
「中性子で放射能を消滅する方、『世界週報』1994年1月、講談社
「高速増殖炉「もんじゅ」-核不拡散の逆風下に臨界」、『週刊ダイヤモンド』1994年4月9日号、ダイヤモンド社
「余剰プルトニウムに国際監視 再処理計画の見直し迫られる」、『日経ビジネス』1994年4月18日号、日経PB社
「北朝鮮はなぜ査察を拒否するか」、『世界週報』1994年4月28日号、時事通信社
「「もんじゅ」安全評価は十分か-材料の経年変化予測に疑問あり-」、『日経ビジネス』1994年7月号、日経PB社
「何がプルトニウムの平和利用を阻むか」、『経済セミナー』1994年8月号、日本評論社
「対策の遅れが目立つロシアのプルトニウム問題」、『世界週報』1994年9月6日号、時事通信社
「ロシア「核」流出」、『SAPIO』1994年9月24日号、小学館
「年間十回 280本のガラス固化体の行方」、『週刊東洋経済』1994年12月31日号、東洋経済新報社
「問題点が山積・世界の軽水炉「安全運用」の現実」、『世界週報』1995年2月28日号、時事通信社
「ロシア核兵器解体プルトニウムの利用計画」、『原子力工業』1995年4月号、日刊工業新聞社
「原子力発電所は大地震に耐えられるか」、『プレジデント』1995年4号、プレジデント社
「「もんじゅ」は危険を増殖する」、『Quark』1995年5月号、講談社
「「中国原発急」拡大の恐怖」、『Forsight』1995年6月号、新潮社
「日本に返還される高レベル放射性廃棄物-輸送と保管の安全は確保されているのか-」、『現代化学』1995年5月号、東京化学同人
「中国の「自力更生」原発は安全面で多くの不安」、『世界週報』1995年10月3日号、時事通信社
「日本を急迫する韓国の原発」、『世界週報』1995年10月31日号、時事通信社
「ガラス固化体の返還進む 地価貯蔵地の選定に難関」、『週刊ダイヤモンド』1995年12月30日号、ダイヤモンド社
「台湾原発開発の光と影」、『世界週報』1996年1月2-9日号、時事通信社
「日本なみになった韓国の原子力発電技術-世界最高の設備利用率の謎-」、『現代化学』1996年1月号、東京化学同人
「「もんじゅ」のナトリウム漏れ火災事故-過去の大事故を無視した技術過信の設計-」、『現代化学』1996年2月号、東京化学同人
「「もんじゅ」運転再開の最低条件」、『週刊東洋経済』1996年2月号、東洋経済新報社
「原子力発電はなくならない」、『文藝春秋』1996年2月10日号、文藝春秋
「チェルノブイリ事故再発も心配されるロシア原発の危険度」、『世界週報』1996年6月4日号、時事通信社
「原子力政策円卓会議に出席して」、『世界』1996年8月号、岩波書店
「設計ミスが招いた「もんじゅ」の事故-事故調査中間報告書を読んで-」、『現代化学』1996年8月号、東京化学同人
「アジアの風」とソフトエネルギー革命」、『経済往来』1997年1月号、経済王来社
「特集 この二十人を論破する 七 広瀬 隆 「もんじゅ事故」で日本壊滅とは笑止千万」、
『諸君』1997年2月号、文藝春秋
「石炭化学の高度化とソフトエネルギー開発こそ必要」、『世界週報』1997年2月4日号、時事通信社
「動燃は放射能漏れを少なく見せている」、『週刊ポスト』1997年3月28日号、小学館
「韓国原子力発電所の1995年度運転状況」、『原子力工業』1997年4月号、日刊工業新聞社
「動燃につぎこまれた「税金三兆円」」、『週刊文春』1997年4月24日号、文藝春秋
「動燃再処理工場爆廃棄物固化施設で発生した火災・爆発事故-施設設計と運転管理に重大な不手際-」、『現代化学』、1997年5月号、東京化学同人
「事故は語る 段差形状にRを付け忘れ-「もんじゅ」の液体ナトリウム漏れ事故-」、『日経メカニカル』1997年5月26日号、日経PB社
「日本型技術開発の欠陥 動燃が解体される真の理由」、『週刊東洋経済』1997年6月14日号、東洋経済新報社
「「もんじゅ」事故から再処理施設事故へ」、『原子力工業』1997年7月号、日刊工業新聞社
「古いBWRに抜本的検査・研究体制を」、『サイアス』1997年7月4日号、朝日新聞社
「コメンタリー「古いBWRに抜本的検査・研究体制を」への投書」、『サイアス』1997年8月1号、朝日新聞社
「事故は語る 動燃再処理工場の爆発-安易な運転条件の変更が引き金に-」、『日経メカニカル』1997年8月18日号、日経PB社
「ボイス往来 牧野昇氏への反論」、『Voice』1997年9月号、PHP研究所
「「夢」に終わった夢の原子炉」、『経済セミナー』1997年9月号、日本評論社
「世界が注目する大改造工事」、『サイアス』1997年10月17日号、朝日新聞社
「経験と教訓に目をつぶった「急拡大優先」のツケ」、『サイアス』1997年12月19日号、朝日新聞社
「老朽原子炉で炉心大改造-福島第一原子力発電所3号機の具体例-」、『現代化学』、1998年5月号、東京化学同人
「安全を確保できない甘く消極的な報告書」、『サイアス』1998年8月21日号、朝日新聞社
「平成十年度原子力白書 動燃改革を記述するも抽象的」、『原子力工業』1998年9月号、日刊工業新聞社
「核燃料サイクルでの位置づけと安全性の議論に欠ける視点」、『サイアス』1998年11月6日号、朝日新聞社
「事故は語る 核燃料輸送容器データ改ざん事件」、『日経メカニカル』1999年1月号、日経PB社
「環境対応型技術の開発が必用」、『週刊東洋経済』1999年1月30日号、東洋経済新報社
「核融合実験炉は是か非か」、『日経メカニカル』1999年2月号、日経PB社
「プルサーマルの課題」、『原子力eye』1999年4月号、日刊工業新聞社
高速増殖炉の失敗教訓に広い視野で夢の実現を」、『サイアス』1999年5月号、朝日新聞社
「意外に高い放射線被曝-長期滞在は無理かも」、『サイアス』1999年10月号、朝日新聞社
「桜井淳が目撃! 問題施設は町工場並みだ」、『週刊文春』1999年10月14日号、文藝春秋
「原子力行政「杜撰」の衝撃」、『週刊新潮』1999年10月14日号、新潮社
「原子力史に残る臨界事故が町工場で起きた衝撃となぜ」、『週刊エコノミスト』1999年10月19日号、毎日新聞社
「プルサーマル・商業技術である限り不確定要因の除去が必要」、『ECO21』1999年11月号、日経ホーム出版社
「安全審査の欠陥露呈した臨界事故」、『世界週報』1999年1月2日号、時事通信社
「事故は語る 「東海村・臨界事故」の真相-経営難のJCOが犯した“確信犯的人為ミス”-」、『日経メカニカル』1999年11月号、日経PB社
「原子力発電所における光通信技術の利用状況」、『原子力eye』1999年11月号、日刊工業新聞社
「高経年炉の安全評価項目と研究課題-通産省の報告書を読む」、『サイアス』1999年11月号、朝日新聞社
「能力を超えた作業の自滅-歴史に残る恥ずべき出来事」、『サイアス』1999年12月号、朝日新聞社
「東海村臨界事故の原因と今後の防止策」、『現代化学』1999年12月号、東京化学同人
「マネジメント真空地帯に起こった核の町工場」、『プレジデント』1999年12月号、プレジデント社
「JCO臨界事故-今後の展開を読む」、『原子力eye』1999年12月号、日刊工業新聞社
「老朽原発の寿命延長に不安はないか」、『週刊エコノミスト』1999年12月14日号 、毎日新聞社
「市民の目の高さで考え共に歩む秀才の人生」、『サイアス』2000年1月号、朝日新聞社
「この目で見た! 日本最古の商業用原発、敦賀1号機・原子炉圧力容器の亀裂の印象」、『ECO21』2000年号、日経ホーム出版社
「日本の技術力 数年あれば「プルトニウム抽出」「起爆装置」・・・日本の核兵器開発は可能」、『SAPIO』2000年1月26日号・2月9日号合併号、小学館
「原子力政策-現実的な老朽化対策こそ安全確保の最大の課題」、『週刊エコノミスト・臨時増刊号』2000年2月7日号、毎日新聞社
「敦賀2号機の一次冷却水漏れ-一ミリの施工ミスが招いた高サイクル熱疲労-」、『日経メカニカル』2000年3月号、日経PB社
「敦賀原発の亀裂を見た-全BWRに緊急点検の必要あり」、『週刊エコノミスト』2000年3月7日号、毎日新聞社
「原子力安全確保の課題-臨界事故調査報告書を読んで-、システム自体が不適切 四半世
紀もの意識の遅れ」、『サイアス』2000年4月号、朝日新聞社
「敦賀1号機のシュラウドに数百のき裂」、『日経メカニカル』2000年5月号、日経PB社
「経済効率と安全性は両立するのか」、『科学』2000年7月号、岩波書店
「日本の技術力 日本の「造船」「原子力」技術には米国を凌ぐ最新鋭空母を造る潜在能力がある」、『SAPIO』2000年7月12日号、小学館
「技術立国の神話は崩壊したのか?」、『Forbers』2000年夏号、㈱ぎょうせい
「浮上する放射性廃棄物問題 市民的危機管理が必要に」、『サイアス』2000年8月号、朝日新聞社
「構造物や原子炉に疑問次々 クルスクは欠陥だらけ?」、『サイアス』2000年11月号、朝日新聞社
「市民科学者 高木仁三郎さんを悼む」、『現代化学』2001年2月号、東京化学同人
「厳しい現状に「柔軟かつ現実的選択」」、『週刊エコノミスト』2001年2月5日号、毎日新聞社
「老朽施設の安全確保のために適切な安全規制を期待する」、『原子力eye』2001年4月号、日刊工業新聞社
「危機管理下における情報公開の重要性-再臨界停止手順をめぐって」、『科学』2001年6月号、岩波書店
「プルサーマルの現状と課題」、『現代化学』2001年6月号、東京化学同人
「原子力発電施設のコンクリート加水問題を追って」、『原子力eye』2001年7月号、日刊工業新聞社
「浜岡原子力発電所における配管の水素爆発のメカニズム-原子炉の化学的側面からの分析-」、『現代化学』2001年8月号、東京化学同人
「台湾の馬鞍山原発1号機でステーション・ブラックアウト事故」、『原子力eye』2001年8月号、日刊工業新聞社
「原発に航空機テロが起これば死者数千人、損害額20兆円に」、『週刊エコノミスト』2001年10月30日号、毎日新聞社
「改良型蒸気発生器の信頼性評価」、『原子力eye』2001年11月号、日刊工業新聞社
「浜岡原発1号機事故 三つの深刻な問題を抱える世界でもまれな異常現象」、『週刊エコノミスト』2001年11月27日号、毎日新聞社
「引きちぎられた浜岡原発の配管 原子力事故史上初めての「水素爆発」」、『日経メカニカル』2002年2月号、日経PB社
「国際核融合実験炉 国内誘致先・六ヶ所村決定の「政治的思惑」」、『週刊エコノミスト』2002年2月11日号、毎日新聞社
「開発は再編・変革の過渡期」、『週刊エコノミスト』2002年6月18日号、毎日新聞社
「日米比較論 効率追求の原発の危うさ」、『世界週報』2002年8月6日号、時事通信社
「原子力における機械とエンジニアリングのエージング」、『科学』2002年9月号、岩波書店
「浜岡原発事故の印象」、『原子力eye』2002年9月号、日刊工業新聞社
「東電、約十年も点検記録を改ざん 氷山の一角か、他の炉も亀裂の恐れ」、『Design and Manufacturing』2002年10月号、日経PB社
「私はテロをこうシミュレートする」、『SPA!』2003年1月28日号、扶桑社
「北朝鮮「核兵器保有説」への疑問」、『週刊エコノミスト』2003年2月18日号、毎日新聞社
「使用済み燃料棒の腐食、起爆装置は未完成 「金日成の核兵器」は張子の虎だ」、『SAPIO』2003年2月26日号、小学館
「北朝鮮に原爆はあるのか」、『世界週報』2003年3月25日号、時事通信社
「高レベル廃棄物の貯蔵所建設が課題に」、『週刊エコノミスト』2003年4月14日号、毎日新聞社
「高濃縮ウランかプルトニウムか いずれにせよ起爆装置開発には2-3年かかる」、『SAPIO』2003年6月11日号、小学館
「原子力発電の当面の課題-日本が後追いする米国式状態監視技術の中身-」、『原子力eye』2003年8月号、日刊工業新聞社
「宇宙開発と原子力開発の共通点-技術の脆弱性は克服できるのか-」、『世界週報』2004年5月4日号、時事通信社
「北朝鮮核疑惑 カーン博士が見た原爆は本物か「から箱」か」、『週刊エコノミスト』2004年5月11日号、毎日新聞社
「原発は二十年たったら何が起こるか分からない」、『サンデー毎日』2004年829、毎日新聞社
「予測は可能だった 美浜原発蒸気噴出事故-老朽機の材料劣化と検査の不備が初の死亡事故を招く-」、『日経ものづくり』2004年9月号、日経PB社
「美浜原発3号機事故 関西電力のずさんな管理 下請けに検査丸投げの危険」、『週刊エコノミスト』2004年9月7日号、毎日新聞社
「食い止められない原子力界の劣化現象」、『週刊金曜日』2004年9月24日号、週刊金曜日
「美浜原発復水配管破裂事故はなぜ発生したのか-整備の遅れている老朽機の技術基準-」、『現代化学』2004年10月号、東京化学同人
「老朽原発の安全をいかに守るか-美浜3号機事故の教訓-」、『世界週報』2004年10月12日号、時事通信社
「日本の原発はまだ一度も大地震を経験したことがない」、『週刊エコノミスト』2004年12月7日号、毎日新聞社
「経済効果と利便性のみを追求 脱線・転覆なら死者数千名に」、『週刊エコノミスト』2004年12月7日号、毎日新聞社


第2章 新幹線
「山形新幹線 「安全神話」に赤ランプ」、『週刊文春』1992年7月16日号、文藝春秋
「新幹線「安全神話」を崩壊させるな」、『SAPIO』1992年7月23日号、小学館
「新幹線「のぞみ」は大惨事一歩手前だ JR機密文書をスッパ抜く」、『週刊文春』1992年7月30日号、文藝春秋
「新幹線トラブルと欠陥技術」、『週刊東洋経済』1992年7月16日号、東洋経済新報社
「私が運転士・整備士から聞きだした 夢の新幹線「のぞみ」270キロ運転の危うい話」、『週刊ポスト』1992年9月11日号、小学館
「JRがひた隠しにする新幹線ひかりの重大欠陥」、『週刊文春』1992年11月26日号、文藝春秋
「「のぞみ・山陽新幹線」 トンネル走行は大丈夫か」、『週刊ポスト』1993年3月26日号、小学館
「世界がしのぎを削る鉄道の高速化」、『世界週報』1993年4月20日号、時事通信社
「「のぞみ」はいずれ脱線転覆!?」、『Quark』1993年7月号、講談社
「新幹線「のぞみ」の事故はなぜくり返されるのか」、『週刊ダイヤモンド』1994年2月12日号、ダイヤモンド社
「世界の新幹線と安全問題」、『公明』1994年7月号、公明党出版局
「「六割の安全性」で成り立っているのが現代技術に共通した欠陥 このまま放置するとあなたもいつか殺される」、『週刊ダイヤモンド』1994年11月5日号、ダイヤモンド社
「新幹線は大地震に耐えられない」、『公明』1995年3月号、公明党出版局
「新潟中越地震 新幹線は脱線・転覆を想定し 高速化のリスク評価急げ」、『週刊エコノミスト』1994年2月12日号、毎日新聞社


第3章 宇宙
「宇宙に大発電所ができる」、『週刊東洋経済』1999年4月3日号、東洋経済新報社
「日本の宇宙開発の技術力と宇宙発電の可能性」、『原子力eye』1999年7月号、日刊工業新聞社
「太陽光宇宙発電の可能性」、『原子力eye』1999年9月号、朝日新聞社
「産業技術「衰退」を映す日本の宇宙開発力」、『週刊エコノミスト』1994年1月27日号、毎日新聞社
「H2A打ち上げ失敗 調査報告書が示す当てにならない専門家」、『週刊エコノミスト』1994年3月9日号、毎日新聞社
「H2Aロケット 再現実験でノズルに穴 6号機失敗は防げた事故」、『週刊エコノミスト』1994年8月24日号、毎日新聞社


第4章 産業技術
「「脱原発」路線を明確にした米国の新エネルギー政策」、『週刊ダイヤモンド』1993年2月20日号、ダイヤモンド社
「ハイテク機は安全を切り捨てた欠陥機」、『経済セミナー』1995年3月号、日本評論社
「スペシャルテーマ ニッポンの常識を疑う! 営業最優先主義のままでは大事故が起こる」、『Forber』、1995年3月号、㈱ぎょうせい
「阪神大震災の現場を歩いて感じたこと」、『経済セミナー』1995年6月号、日本評論社
「低コストと品質管理の徹底という二つの武器を生かせ」、『財界臨時増刊号』1995年7月1日号、財界研究所
「自然は工学的な方法で取り戻せるか」、『世界』1996年2月号、岩波新書
「中国市場化進行中!」、『季刊アステイオン』1996年冬号、TBSブリタニカ
「インターネット急速浸透の理由」、『文藝春秋』1998年1月号、文藝春秋
「熱効率五十パーセント発電所時代の到来」、『週刊東洋経済』1999年6月19日号、東洋経済新報社
「日本の技術力は決して世界一でない」、『日経ビジネス』2000年4月17日号、東洋経済新報社
「特集「新世紀を読む」エネルギー問題解決への具体策」、『第三文明』2001年1月号、第三文明社
「特集「あなたが考える科学とは 理想的には未知の素過程の先端的な研究なのだが」、『科学』2001年7月号、岩波書店
「「米国家エネルギー戦略」の特徴」、『原子力eye』、2001年9月号、日刊工業新聞社
「市民と原子力界の安全座標軸の隔たり」、『原子力eye』、2002年5月号、日刊工業新聞社
「特集「社員の不正が企業を殺す」国民を欺く東電のあざとさ」、『週刊エコノミスト』2002年10月8日号、毎日新聞社
「科学技術の公共理解をめぐって」、『原子力eye』、2004年7月号、日刊工業新聞社

Tue, November 25, 2008 stanford2008の投稿

「桜井淳著作集」(論創社)第1巻の内容-収録論文一覧表-

テーマ:ブログ

第1巻「科学技術評論Ⅰ-月刊誌・週刊誌論文-」500頁


第一部 月刊誌論文(1989-2003)


第1章 原子力
「広瀬隆著『危険な話』の危険な部分」、『諸君!』1988年5月号、文藝春秋
「再び広瀬隆氏へ 安全に「絶対」はあるか」、『諸君!』1988年7月号、文藝春秋
「原発論争 朝日のノイズと電力のノイズ」、『諸君!』1988年11月号、文藝春秋
「いま改めて原発の安全性を問う-田中三彦論文批判-」、『諸君!』1989年5月号、中央公論
「電力と通産に問う 福島第二原発は本当に大丈夫か?」、『諸君!』1989年6月号、文藝春秋
「誰も言わない 中国・秦山原発の危険性」、『諸君!』1991年1月号、文藝春秋
「美浜原発事故 アメリカ並みになった日本の技術力」、『諸君!』1991年4月号、文藝春秋
「破断 美浜原発事故で崩れた「安全神話」」、『潮』1991年4月号、潮出版
「特集「湾岸」と「美浜」からのメッセージ 懸念される加圧水型原発の構造欠陥」、『公明』1991年4月号、公明党出版局
「原発大事故をどう防ぐか」、『公明』1993年3月号、公明党出版局
「ソ連原発は救済不能」、『諸君!』1992年9月号、文藝春秋
「原子力の「未来」」、『経済往来』1994年1月号、経済往来社
「安全管理できるか「高レベル廃棄物」」、『経済往来』1995年4月号、経済往来社
「老朽原発は大地震に耐えられるか」、『読売THIS IS』1995年8月号、読売新聞社
「動燃事故で完全に破綻した「安全神話」」、『潮』1997年5月号、潮出版
「中国原子力最新情報」、『経済往来』1996年2月号、経済往来社
「「レベル3」最悪の動燃事故 安全管理 一から出直せ」、『読売THIS IS』1997年5月号
「動燃事故で完全破綻した「安全神話」」、『潮』1997年5月号
「東海村臨界事故「偶然」と「必然」」、『潮』1999年12月号、潮出版
「原子力バブルは終わった 避けられない脱原発への道」、『論座』1999年12月号、朝日新聞社
「これでいいのかITER誘致議論」、『論座』2001年8月号、朝日新聞社
「哲学も夢もない楽観主義の安直」、『論座』2001年10月号、朝日新聞社
「浜岡1号機と老朽原発の怖さ」、『論座』2002年3月号、朝日新聞社
「北の核保有は「実力」か「虚勢」か」、『諸君!』、2003年7月号、文藝春秋


第2章 新幹線
「新幹線「脱線・転覆」寸前!」、『現代』1989年7月、講談社
「新幹線の「安全神話」が壊れる日」、『潮』1992年8月号
「夢の新幹線「のぞみ」は本当に大丈夫か」、『文藝春秋』1992年8月号、文藝春秋


第二部 対談及びインタビューに答える


「原発問題 東京電力はこう答える」、『諸君!』1989年8月号、文藝春秋
「今週の顔 美浜原発2号機「事故」の核心はここだ」、『サンデー毎日』1991年3月3日号、毎日新聞社
「座談会 いま話題の金属疲労-経年変化対策は十分か-」、『高圧ガス』1991年3月号、高圧ガス協会
「ソ連原発 いつ大事故が起きても不思議はない」、『激流マガジン』1993年6月、国際商業出版
「兵庫県南部地震からみた原子力発電所の耐震性」、『原子力工業』1995年8月号、日刊工業新聞社
「全国大会技術講演(要旨) 巨大システムの安全を考える」、『高圧ガス』1996年1月号、高圧ガス協会
「原子力利用の信頼性向上における計算科学の位置付け」、『原子力eye』1998年1月号、日刊工業新聞社
「ニッポン技術帝国への晩歌 臨界と崩落」、『諸君!』1999年12月号、文藝春秋
「キャンパスラウンジ座談会 東海村「臨界事故」を考える」、『第三文明』1999年12月号、第三文明社
「東海村臨界事故をどう考えるか?」、『メンテナンス』2000年冬号、技術評論社
「地下鉄日比谷線事故-人為ミスか競合脱線か 魔のカーブで起きた一千万分の一の確率」、『諸君!』2000年5月号、文藝春秋
「原子力関係者の意識が低下した」、『週刊東洋経済』2004年8月28日号、東洋経済新報社