夏の参院選広島選挙区(改選数2)に、国民新党が公認候補者として擁立を検討していた元広島県議の河井案里氏(36)が26日、立候補を断念したことを明らかにした。無所属や他党からの立候補も「今のところ考えていない」と述べた。
国民新党は現職の亀井郁夫氏(76)を公認する方針を固めた。河井氏は県庁で記者会見し「公認候補として立候補を打診され、前向きに考えたが、諸般の事情から合意に至らなかった」と述べた。
広島選挙区にはこれまでに、民主党現職の柳田稔氏(55)、自民党新人の宮沢洋一氏(59)、共産党新人の大西理氏(44)、政治団体「維新政党・新風」新人の関佳哉氏(66)、同「幸福実現党」新人の植松満雄氏(51)が立候補を表明している。
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