GyaO(ギャオ)をGetASFStreamで完全攻略

仮想PCを構築してDRMを解除

仮想PCを構築

安定した環境を手に入れる

IndivBox.key v11.0.6001.8015でDRM解除ができない方、仮想PCに興味がある方は参考にしてみてください。

Windows Media Playerは、新しいバージョンまたは更新プログラムの確認を
インターネットを通じて定期的に実行します。

Windows Media Player の新しいバージョンまたは更新プログラムが入手可能になると、
最新版のダウンロードを促す Windows Media Player のメッセージが表示されます。

レジストリを変更することで自動更新を無効にできますが、レジストリの編集は危険が伴います。
誤った編集をしたために、-PCやアプリが起動できなくなった。-という話をよく耳にします。
また、うっかりとWMPの更新プログラムを適用してしまい、DRMの解除ができなくなることもあります。

危険やトラブルを未然に防いだり、ホストOS(お使いのPC)を最新の状態に保つためにも、仮想PCの構築は有効な手段です。
レジストリの編集をゲストOSで行えば、トラブルが発生してもホストOSは影響を受けません。

WMPの自動更新を無効にさえすればDRM解除の環境が保てるので、心おきなく安心してDRMの解除ができます。

Windows Vista で仮想PCを構築すれば、Vista 未対応のソフトウェアも動作します。

出所不明のファイルをチェックし、問題なければホストOSにインストール、ウイルスに感染してもホストOSへ被害が及ぶことはありません。

ゲストOSを1個作れば、簡単な操作で予備のゲストOSがインストール無しで作れます。

使用期限がある無料体験版ソフトを、いつまでも使い続けることができます。

古いOSをインストールすると、ノスタルジーに浸れます・・・

ここでは、ホストOS(お使いのPC)で「GetASFStream」を使って動画をダウンロードし、
ゲストOSで「Automate unDRM」を使ってDRMの解除を解説します。

「仮想PCを構築する」何だか難しそうに聞こえますが、ウィザードに従って設定しますので、
誰でも簡単に仮想PCを構築することができます。

Virtual PCのダウンロードとインストール

Virtual PCは古くはConnectixの製品でしたが、2003年にマイクロソフトが関連特許とともに買収しています。
その後バージョンアップを行い、最近までVirtual PC 2004が実売価格15000円弱で販売されていました。

しかし、マイクロソフトは2006年7月12日(米国時間)にVirtual PC 2004を無償で公開しました。
あんなことやこんなことを安全に楽しめる環境が無料で手に入るなら、これを使わない手はありません。
というわけで、さっそくダウンロードです。

Windows Vista にも対応した「Virtual PC 2007」が無料でリリースされております。

「Virtual PC 2004」と比べ、パフォーマンスが向上しています。

操作方法などは「Virtual PC 2004」と同じなので、アップグレードしても戸惑うことはありません。

ダウンロードしている間にVirtual PCの仕組みについて少々予習しておきましょう。
Virtual PCの用語では、もともと動いているOSのことをホストOSと呼び、ホストOSの上でVirtual PCが動くというわけです。
そして、Virtual PCのバーチャルマシン(仮想PC)上で動くOSのことをゲストOSといいます。
このゲストOSからホストOSを見ることは基本的にできませんが、同じネットワークにいるPCとしてアクセスすることは可能です。

ダウンロードしたファイルはzip形式で圧縮されています。適当なフォルダに解凍してください。
解凍したファイルの中にsetup.exeがありますので、ダブルクリックしてインストールします。
「WinXP Home、Vista Home」をお使いの方は冒頭で警告メッセージが出ますが、無視してインストールを続けてください。

仮想マシンを構築する

さて、ダウンロードとインストールが完了したらさっそく仮想PCを作っていきましょう。

「Virtual PC」を起動させ、新規ボタンをクリックすると「新しいバーチャル マシン ウィザード」が開始します。
「次へ」ボタンをクリックして、バーチャルマシン作成へ行きます。

仮想PCを1台作るときに最低限必要なものは2つ。1つはPCのスペックなどを記述したバーチャルマシン設定ファイル。
これはXMLフォーマットで書かれており、拡張子はvmcになっています。
そしてもう1つはHDDのイメージとなるバーチャルマシンハードドライブイメージ。こちらは拡張子がvhdのバイナリファイルです。

起動画面

今回は新規作成ということで、バーチャルマシンの作成を選択します。

バーチャルマシンの作成

バーチャルマシンの名前のところではファイル名を指定します。
デフォルトのままだとマイドキュメントの下のMy Virtual Machinesに保存されるので好みに応じて変更してください。

ファイル名の設定

導入予定のOSを選択します。ここで選択するOSは「そのOSが動作するために必要なスペックを提示する」だけで、
そのOS自体がインストールされるわけではありません。
このウィザードはあくまでバーチャルマシンの作成であって、リアルに置き換えて言えばPCの自作をしているような状態です。

導入予定のOSを選択

次に、メモリ容量を設定します。メモリ容量は、実際のPCでメモリを増設するようにいつでも変更できます。
なお、ここで大きな値を設定してしまうと、バーチャルマシン起動時にその容量が確保できなかった場合は起動できません。

メモリ容量の設定

HDDのオプションを設定します。バーチャルハードディスクのオプションでは「新しいバーチャル ハードディスク」を選択。

HDDオプションの設定

ファイルの保存場所を確認したら、「次へ」をクリックしてください。

バーチャル・ハードディスクの場所を確認

バーチャルマシンの内容を確認して完了です。

新規作成ウィザードの完了

さて、これで「Virtual PC コンソール」にバーチャルマシンが1台追加されました。
アイコンをダブルクリックするか起動ボタンをクリックして仮想PCを立ち上げてみましょう。

Virtual PC コンソール

おそらくブートできない旨のメッセージが出るはずです。
バーチャルマシンとはいっても、リアルなPCと同様にOSのインストールを行う必要があります。

VHDファイルを設定した場合は、ゲストOSが立ち上がります。

仮想PCの起動画面

ちなみにCDとFDについては、それぞれ物理ドライブ(実際のPCに搭載されているドライブ)をキャプチャするか、
あるいはバーチャルハードディスクのようにイメージファイルをバインドします。
とくにCDの場合はISOイメージファイルも使えるので利用価値は高いはずです。

Windows XP をインストールする

あとはOSのインストールが完了すれば、仮想PC上で「WinXP」が稼動します。が、ここで大きな壁が立ちはだかっています。
ご存知だと思いますが、個人で使う「XP」はライセンスの問題上、1つのライセンスで1台のPCしかインストールできません。

ライセンスの問題を解決するには、ボリュームライセンス化された「XP」を入手してください。
もしくは、OSイメージファイルを確保してください。

インストールの方法は、CD/DVDドライブにインストール ディスクを挿入し、「操作」→「リセット」を選択してください。
リブート後にインストールが始まります。

インストールが完了するまでは、1〜2時間ほど掛かりますので気長に待ちましょう。

インストール途中のプロダクトキーの入力ができない場合は、ゲストOSのウインドウをクリックすれば
制御がホストOSからゲストOSへ移り、入力できるようになります。
ホストOSへ制御を戻す場合は、右ALTキーを押してください。
右ALTキーがない機種は、OSをインストールする前に コンソールのファイル → オプション のところでキーを変更してください。

OSイメージファイルを使う場合は、バーチャル ハードディスクのオプションのところで、
「既存のバーチャル ハードディスク」を選択し、VHDファイルを指定すれば、ゲストOSを起動できます。

バーチャルマシン追加機能で使い勝手を向上

OSをインストールしてみると分かりますが、ゲストOSとホストOSの連携というのはそれほど強くはないです。
ゲストOSのウィンドウをクリックするとマウスの制御がゲストOS側に移り、この状態で右ALTを押せばホストOS側に戻ります。
頭では理解できるのだが、ホストOS側から見ると単なるアプリケーションのように1つのウィンドウで動作しているのに、
そのウィンドウをクリックするとマウスが外に出られなくなります。なんだかややこしいです。
さらにホストOSとゲストOS間のファイルのやり取りもネットワーク上で共有するしかありません。

この使い勝手を大きく改善するのがバーチャルマシン追加機能です。
メニューからバーチャルマシン追加機能のインストール/更新を選択してインストールを行います。
これでゲストOS上にマウスカーソルが来るとゲストOS側として、ホストOS上に戻るとホストOS側として制御されるようになります。
また、デスクトップにドラッグ&ドロップでファイルを移動・コピーできるようになり、直感的な操作が可能になります。

バーチャルマシン追加機能

共有フォルダの設定

ホストOSとゲストOS間のファイルのやり取りは、共有フォルダの設定を行えばできます。
ゲストOSのウィンドウ左下にアイコンが5つ並んでおり、右から2番目のフォルダのアイコンを右クリックします。
メニューが出てくるので、一番上の「共有フォルダの設定」をクリックします。

仮想PC上のWinXP

「フォルダの共有」ボタンをクリックし、ホストOSのフォルダを選択してください。
例)DRM付き動画を保存してあるフォルダなど
選択し終えたら「OK」ボタンをクリックして設定は終了です。

共有フォルダの設定

共有フォルダは、ゲストOSからはネットワーク・ドライブとして認識されます。

ネットワークアダプタの設定

インターネットに接続するには、ネットワークアダプタの設定を行います。

メニューの「操作」→「設定」をクリックし、設定画面を起動させたら、左側の設定項目から「ネットワーク」を選択します。
「ネットワークアダプタ数」は通常「1」で結構です。「アダプタ」はホストOS(物理PC)で実際に使用しているアダプタを選びます。
設定し終えたら「OK」ボタンをクリックします。

ネットワークアダプタの設定

ホストOSがインターネットに接続されている状態でしたら、
ゲストOSからは「ネットワークアダプタ」の設定以外は必要ないと思われます。

ダイアルアップ接続は下記の通りです。
設定項目から「COM1」をクリックし、「物理シリアル ポート」を選択します。
ポートの設定は、実際にモデムが接続されているポートを指定します。
さらに、「ポートを開くためのモデム コマンドを待つ」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。

ゲストOSのインターネットへの接続は、ホストOSで行っている方法で接続します。

COMポートの設定

「Automate unDRM」でDRMを解除する

ファイルのコピーや貼り付け、プログラムのセットアップ、DRMの解除はゲストOSから行います。

まず始めに、ホストOSにある「Automate unDRM」のセットアップファイルをコピーします。
次に、ゲストOSの「Cドライブ」の適当なフォルダにセットアップファイルを貼り付けます。
セットアップファイルを実行すれば、「Automate unDRM」はインストールされます。

DRM付き動画もホストOSからコピーし、ゲストOSの「Cドライブ」の適当なフォルダに貼り付けます。

あとは貼り付けた動画を右クリックし、メニューから「Automate unDRM」をクリックすればDRMの解除が始まります。
または、ゲストOSのデスクトップにできた「DecryptIt」を起動させ、「Add File」ボタンでDRM付き動画を選択。
「Start」ボタンをクリックすればDRMの解除が始まります。

「Automate unDRM」で解除した動画は、[fix]-[NoDRM]-ファイル名に置き換わり、
「DecryptIt」で解除した動画は、[NoDRM]-ファイル名が出来上がります。

解除された動画をホストOSに移動させれば、WMP11で視聴する事ができます。

ゲストOSに「GetASFStream」を追加すれば、動画のダウンロードからDRMの解除までをこなす専用マシンになるので、
ホストOSは気兼ねなくパッチを当てる事ができ、最新の状態を保つことができます。

ゲストOSで初めてDRMを解除する時は最初にGyaOやYahoo!のサイトにアクセスし、
数秒間、動画本編を視聴してください。そうでないとDRMが解除されません。

あと、DRMを解除したい動画は必ずホストOSからコピーし、ゲストOSへと貼り付けてください。
ネットワーク ドライブの動画を右クリックでAutomate unDRMをクリックしてもDRM解除はできません。

直接、DRMを解除したい場合はネットワークを構築する必要があります。

ここでは Automate unDRM を取り上げましたが、FairUse4WM でも使用できます。

WMPの自動更新を無効にする

1.レジストリ エディタ (Regedit.exe) を起動します。

2.次のレジストリ キーを見つけます。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft]

3.[編集] メニューの [新規] をポイントし、[キー] をクリックします。

4.WindowsMediaPlayer と入力し、Enter キーを押します。

5.WindowsMediaPlayer キーを選択した状態で、[編集] メニューの [新規] をポイントし、
[DWORD 値] をクリックします。

6.DisableAutoUpdate と入力し、Enter キーを押します。

7.[編集] をクリックし、[変更] (または [修正]) をクリックします。

8.1 と入力し、[OK] をクリックします。

9.レジストリ エディタを終了します。

これでWMPの自動更新は無効になりました。

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