IWGP調印式で健闘を誓う王者・中邑(左)と挑戦者・後藤=都内の新日本事務所
新日本のIWGPヘビー級王者・中邑真輔(30)と挑戦者・後藤洋央紀(30)が25日、都内で調印式を行い、4・4後楽園決戦に向けて火花を散らした。
3・22尼崎大会のNJC決勝戦を制し、挑戦権を獲得した後藤は「勢いに乗って挑めるという点で、試合間隔の短さは好都合。同期として負けられない」と宣言。中邑は「相手に同期だとか、そんなこと求めない。後藤にはベルトへの気迫を感じない。何を考えてるか分からない」と“ないない”づくしで応酬し、後藤も「俺が考えているのはベルトを奪うことだけ。中邑には怖さを感じない」と反撃した。
既に前売り券は完売し、立ち見券が残るのみ。中邑は「独特の雰囲気に乗るか、のまれるか」、後藤は「力を証明するのに一番いい場所」と互いに腕まくりした。
(2010年3月27日)