訪露したインドのシン首相は7日、モスクワでメドベージェフ大統領と会談し、両国が原発建設を軸にエネルギー分野での協力拡大をうたった協定に署名したと述べた。
ロシアの原子力関連企業ロスアトムによると、インド南部タミルナド州で建設中のクダンクラム原発では少なくとも軽水炉計6基を建設、新たに東部の西ベンガル州でも4〜6基を建設することで合意した。さらに別の場所でも原発建設をインド側から受注する可能性があるとしている。(モスクワ 佐藤貴生)