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開星・野々村監督「謝罪の意味を込めて」辞任会見

辞任発表の記者会見で唇をかむ開星の野々村監督

 第82回選抜高校野球大会の1回戦で向陽(和歌山)に敗れ、開星(島根)・野々村直通監督(58)が「21世紀枠に負けて末代までの恥」などと発言した問題で、同校は25日、松江市内の学校で会見を開き、野々村氏が同日付で監督を辞任したことを明らかにした。

 会見で野々村氏は「愚かな行為によって私や学校だけでなく、島根県にもマイナスのイメージとなった。冷静になって考えたが、謝罪の意味を込めて監督業から(身を)引きたい」と説明した。前日までは監督を続ける意向を示しており、また、学校側も無期限謹慎を有力な処分としていた。しかし、学校へ苦情の電話が殺到したことなど、責任の重さをあらためて感じ、この日午前中の大多和校長との会談で辞任を申し出た。学校には美術教師として残る。

第82回選抜高校野球

[ 2010年3月26日付 ]

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