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2010年3月25日(木) 19:20 |
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旅費返還、住民監査請求を棄却
岡山市議会議員ら9人が去年行った海外視察で、専用バスをチャーターしたのは違法な支出だとして、旅費の一部の返還を訴えていた住民監査請求に対し、岡山市監査事務局はこの請求を棄却しました。
住民監査請求は、岡山市議ら9人が去年行った海外視察の旅費について、市民オンブズマンおかやまが行ったものです。 視察では専用バスが使われましたが、現地で公共交通機関を使えば旅費を抑えることができたとして、およそ69万円あまりの旅費を岡山市に返還するよう求めていました。 これに対し岡山市監査事務局は、「団体行動を効率的に行う為の専用バスの利用は不合理とは言えない」として、25日返還の必要はないと判断したものです。 市民オンブズマンおかやまの光成卓明代表幹事は、「視察の主な目的が公共交通システムであることを無視しており、極めて不当」とコメントしており、来月にも岡山地裁に住民訴訟を起こすことにしています。
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