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2010年3月25日(木) 19:20 |
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被災地のピアニストが支援呼びかけ
高松市で、今月17日から、高松国際ピアノコンクールが開かれています。 南米チリからコンクールに参加したマハニ・テアベさんは、日本に向け出発する直前にチリ大地震に見舞われました。 一度は出場を断念しようとしたテアベさんですが、ある思いを胸に参加を決意しました。
一度は出場を断念しようとしたテアベさんですが、ある思いを胸に参加を決意しました。 サンポートホール高松の舞台で高松国際ピアノコンクールの第1次審査に臨むマハニ・テアベさん。 南米チリ・イースター島出身のテアベさんは、震源から300キロ余り離れた首都サンティアゴで、日本への出発準備をしていた時大地震にあいました。先月27日に起きたマグニチュード8.8のチリ地震は、800人を超える犠牲者を出しました。 津波は日本にも到達しました。 音楽を通じて支援の輪を世界に広げようとコンクール出場を決断したテアベさんは、第1次審査を終えた会場で、来場者にメッセージを手渡しチリへの支援を呼びかけました。 テアベさんは、25日高松市美術館でのミニコンサートでも演奏を披露しました。 音楽を通じて得た元気を被災地の復興に役立てたい。 テアベさんは、来週、祖国チリに帰る予定です。
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