前記事の続き、というか、
時間的には数時間前の話となるのですが、
山口英紀氏の細密水墨画を堪能する前に
こちらのギャラリー↓にも行ってました。
MIZUMA
ART GALLERY
市谷田町移転以来、日中のうちに行ったのは初めて。
そこで観たものがこちら↓
山口藍「きゆ」
2月10日（水）〜3月13日（土）
昨秋の移転記念展・November Stepsでも
僅かながら作品を観ている
山口藍氏の、
同ギャラリーでは3年ぶりとなる個展。
記事タイトル上「和テイスト」としてひっくるめたとはいえ、
同姓の英紀氏とは全く異なる作品世界を描く画家さんであります。
（お2人、恐らく兄妹でも従兄妹でも
その他親戚関係でもない筈。因みに1歳違いです）
今個展で観られる作品の数々は、
これまで描かれてきたものと同様の
「とうげのお茶や」で暮らす遊女の女の子たちであるのだけど、
（野郎は今回一人も登場してません）
新ギャラリーならではの高天井や和室スペースを活かしつつ、
見応えある空間に仕上がっています。
フライヤーやHP等に掲載されている「けぬる」を始めとした、
「ふとんキャンバス」に描かれた絵画数点＋αに囲まれ、
テーブルというか卓袱台状に置かれた大ふとん「道すがら」
そして昨年のアートフェア東京でも展示されたという
（オレ行けてません…）
高さ2m21�僉�直径2m56��にも及ぶ樽形の大作・
「百の花、雪はふりつゝ」が置かれています。
両大作共に、
足袋以外は全裸の女の子数名が描かれているのですが、
「百の花〜」の方は
出入口扉の取っ手が雪の結晶形となっているのに加え、
中に入ると（要許可・土足厳禁）、
↑リンクでもごく一部が見られますが、
丁度今・この季節頃にマッチしたような空間が広がっています。
天井には櫛や簪、床には錫製の香炉が置かれていて、
華美になり過ぎないインテリアも好印象。
また、照明が抑えられた奥側スペースには
「けぬる」の木版画版が貼られているのに加え、
（着物の柄等が多少異なる）
和室には造花と小さめの和紙作品「黒」を展示。
さらに襖をあけると、
あじさいが咲き、蝶や蛙が遊ぶ中で栗鼠たちと戯れる、
やはり全裸の女の子4名が描かれた小絵画までも観られます。
（作品名わかりませんでした…）
以上の作品で描かれた女の子たちの眼差し・表情が、
良く書けば凛とした、悪く書けば多少険しい感じで書かれており、
また胸から下の凹凸が殆ど描かれていないせいもあって、
ﾊｧﾊｧという気持ちをさほど感じさせない点は
寧ろ好印象でありました。
（すみません、下品な書き方で…）
まー同じく女性ヌード作品を
数多く発表してきたアーティストさんでも
同ギャラリーの某大先輩氏とは大きく異なり、
女性の来廊者の方々にも親しまれそうな雰囲気
が広がっているような個展のように思われました。
時間的には数時間前の話となるのですが、
山口英紀氏の細密水墨画を堪能する前に
こちらのギャラリー↓にも行ってました。
MIZUMAART GALLERY
市谷田町移転以来、日中のうちに行ったのは初めて。
そこで観たものがこちら↓
山口藍「きゆ」2月10日（水）〜3月13日（土）
昨秋の移転記念展・November Stepsでも
僅かながら作品を観ている
山口藍氏の、
同ギャラリーでは3年ぶりとなる個展。
記事タイトル上「和テイスト」としてひっくるめたとはいえ、
同姓の英紀氏とは全く異なる作品世界を描く画家さんであります。
（お2人、恐らく兄妹でも従兄妹でも
その他親戚関係でもない筈。因みに1歳違いです）
今個展で観られる作品の数々は、
これまで描かれてきたものと同様の
「とうげのお茶や」で暮らす遊女の女の子たちであるのだけど、
（野郎は今回一人も登場してません）
新ギャラリーならではの高天井や和室スペースを活かしつつ、
見応えある空間に仕上がっています。
フライヤーやHP等に掲載されている「けぬる」を始めとした、
「ふとんキャンバス」に描かれた絵画数点＋αに囲まれ、
テーブルというか卓袱台状に置かれた大ふとん「道すがら」
そして昨年のアートフェア東京でも展示されたという
（オレ行けてません…）
高さ2m21�僉�直径2m56��にも及ぶ樽形の大作・
「百の花、雪はふりつゝ」が置かれています。
両大作共に、
足袋以外は全裸の女の子数名が描かれているのですが、
「百の花〜」の方は
出入口扉の取っ手が雪の結晶形となっているのに加え、
中に入ると（要許可・土足厳禁）、
↑リンクでもごく一部が見られますが、
丁度今・この季節頃にマッチしたような空間が広がっています。
天井には櫛や簪、床には錫製の香炉が置かれていて、
華美になり過ぎないインテリアも好印象。
また、照明が抑えられた奥側スペースには
「けぬる」の木版画版が貼られているのに加え、
（着物の柄等が多少異なる）
和室には造花と小さめの和紙作品「黒」を展示。
さらに襖をあけると、
あじさいが咲き、蝶や蛙が遊ぶ中で栗鼠たちと戯れる、
やはり全裸の女の子4名が描かれた小絵画までも観られます。
（作品名わかりませんでした…）
以上の作品で描かれた女の子たちの眼差し・表情が、
良く書けば凛とした、悪く書けば多少険しい感じで書かれており、
また胸から下の凹凸が殆ど描かれていないせいもあって、
ﾊｧﾊｧという気持ちをさほど感じさせない点は
寧ろ好印象でありました。
（すみません、下品な書き方で…）
まー同じく女性ヌード作品を
数多く発表してきたアーティストさんでも
同ギャラリーの某大先輩氏とは大きく異なり、
女性の来廊者の方々にも親しまれそうな雰囲気
が広がっているような個展のように思われました。
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