野球:先発陣は起亜、打撃・守備は斗山(下)

 SKはユン・ギルヒョン、チェ・ビョンヨン、鄭大炫(チョン・デヒョン)、全炳斗(チョン・ビョンドゥ)の先発とリリーフ陣がケガと兵役で抜けたために投手陣が弱体化したと指摘されている。しかし層の厚さでは斗山と並んでおり、機動力と守備力も高得点を得た。

 昨季覇者の起亜は、先発投手部門でトップだったが、機動力と守備力に弱点があると評価されている。

ダークホースはLGとネクセン

 中位ではLGがダークホースとされている。李宅根(イ・テックン)と李炳圭(イ・ビョンギュ)が新たに加わり、打線の爆発力は斗山に匹敵すると予想されている。エース奉重根(ポン・ジュングン)が太もも痛に悩まされ、まだ調子を取り戻していない点と抑えの岡本の能力が未知数ということで4強候補には含まれなかったが、多くの監督らは今季の伏兵と見た。

 ロッテは機動力とリリーフの面で点数を得られなかった。両部門との7位だった。ロッテは昨季、レギュラーシーズンでの盗塁が106個と全球団中7位で、昨季26セーブを挙げた抑えのエキンスと契約更改でできなかったため、抑えが不安と指摘されている。ロイスター監督は「オープン戦は首位だったが、それは他チームが主力で試合に臨まなかった結果に過ぎない。リリーフ陣が不安で逆転負けが多くなれば下位に低迷するおそれがある」と語った。

 ネクセンは以外にも好評価を受けた。守備が不安で、機動力が低いとの評価が多かったが、投手陣の層が厚く、上位いじめを行うだろうと予想された。ロッテとの点数差も2点に過ぎなかった。

 ハンファは全部門で最低だった。特に最も重要と思われる投手力では先発、リリーフとも40点台にとどまった。韓大化(ハン・デファ)監督は「今季の成績にとらわれず長期的な計画を立てなければならない。試合に一喜一憂しない姿勢が必要」と話した。

高錫泰(コ・ソクテ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る