サッカー:攻撃力復活の朴智星、複数ポジションもOK
通常のポジションと異なる中央MFとして活躍
6月のサッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を控え、韓国代表キャプテンの朴智星(パク・チソン)=マンチェスター・ユナイテッド=が徐々に攻撃力を取り戻している。
朴智星は21日午後(以下、韓国時間)に行われた英プレミアリーグ・リバプールとのホームゲームで、決勝点となる逆転ゴールを挙げ、チームを2-1の勝利に導いた。また、3試合連続で得点またはアシストを記録している。
韓国代表にとっては、W杯を控え、朴智星の決定力が上がるのはうれしいことだ。それだけでなく、この日の試合で朴智星は普段と違うポジションをこなしてマルチぶりをアピールし、韓国ファンをうならせた。朴智星はこの日、これまでのサイドではなく、MFの真ん中でプレー。アレックス・ファーガソン監督は、今月11日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)のACミラン戦でも朴智星を中央に置いた。だが、複数のポジションに慣れている朴智星にとっては何の問題もなかった。むしろ左右のウイングと息の合ったプレーで、サイド、中央とまんべんなく突破を図り、クレバーなパスで攻撃を組み立てた。
選手が複数のポジションをこなせるというのは、それだけ戦術面での活用価値が高いということだ。朴智星は3月に強いということも示した。2005年にイングランドに進出して以降、これまで15ゴールを挙げたが、そのうち7ゴールを3月に挙げている。
今回の決勝ゴールは、朴智星の並外れた闘志から生まれたと評価されている。朴智星は1-1で迎えた後半15分、ダレン・フレッチャーの右からのクロスに、ゴール正面で体を投げ出しヘディングシュート。リバプールのDFグレン・ジョンソンが足で防ごうとしたが、朴智星は全くためらわなかった。最後の瞬間にこれを避けていたら、ゴールは生まれなかった。結局ヘディングの際に、左頭部がスパイクに当たり流血。この負傷で頭を1針縫ったという。
マンUはこの勝利で22勝6敗3分け(勝ち点69)とし、2位のチェルシー(勝ち点67)を抑え、リーグ首位に立った。
キム・ドンソク記者
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