岡山放送局

2010年3月25日 20時29分更新

“介護者に息抜きを”の集い


自宅での介護が忙しく外出する機会が少ない人たちに息抜きをしてもらおうと、倉敷市内で介護にあたっている人たちが集まって交流を深める催しが開かれました。

この催しは、親などの介護で忙しく、地域や家庭からも孤立しやすい介護をする人たちに息抜きの場を提供しようと、倉敷市の社会福祉協議会などが開いたものです。会場の総社市の国民宿舎には倉敷市内各地区から80人あまりが集まりました。
そして参加者どうしがあいさつしたあと、昼食をとりながら日ごろ自宅で行っている介護の苦労などを語り合っていました。
また、出し物も披露され、お年寄りを相手にした介護の大変さをユーモアたっぷりに表現した寸劇が披露されると、会場からは大きな笑い声がわき上がっていました。101歳の義理の父親を介護しているという女性は、「このような会合があるとストレス解消にもなるし、いろいろな情報交換もできるのでうれしいです」と話していました。