岡山放送局

2010年3月25日 20時29分更新

交通安全 備前焼マスコット


ドライバーにゆっくり車を運転してもらおうと、和気町にある福祉施設の人たちが、亀をモチーフにした備前焼のマスコットを手作りし、25日、地元の警察署に贈りました。

備前焼のマスコットを作ったのは、和気町にある障害者支援施設「しずたに」に入所する知的障害者の人たち、およそ20人です。
25日は施設の関係者と入所者のあわせて4人が備前警察署を訪れ、三ノ上進署長に亀の形をした備前焼のマスコット300個を贈りました。
マスコットは長さが4センチほどで、ぞれぞれ短冊がくくりつけられ、「交通ルールを守りましょう」とか、「安全ベルトをしめましょう」などと、交通安全を呼びかけるメッセージが書かれています。マスコットは、施設を利用している人たちが備前焼の登り窯で焼き上げた本格的な仕上がりで、亀の形には「車を運転するときは亀のようにゆっくり落ち着いて運転してほしい」という願いが込められています。
備前警察署では、このマスコットを来月6日から始まる「春の交通安全運動」などでドライバーらに配ることにしています。