乳がん再発〜もう一度夫の胸で泣きたい〜

乳がん再発 余命半年の宣告後に待ってたものは・・・
お金・QOL・夫の心は?・・・女として妻としての切ない思い

最後の更新です。

2010-03-22 17:58:09 | Weblog
皆様、更新が遅れて申し訳ありません。
最後の更新に参りました。

今月の11日、午前6時50分頃
母は特に苦しむ事もなく、ゆっくり静かに逝きました。
最後を看取ったのは偶然にも私でした。

母の最期はあまりにも急で、私は母の手を握る事しか出来ず
大好きな母が消えてしまう恐怖と
待って!行かないで!という気持ちがグチャグチャに入り混じり
流れる涙が止まりませんでした。

今は葬儀も終わり、毎日母の遺影に手を合わせて
朝の挨拶をしています。


本当は初七日前には更新しようと思っていたのですが
母の葬儀後から体調を崩してしまい
こんなに遅くなってしまいました。
申し訳ありませんでした。

今後のブログの件ですが
2月の末にはブログは閉鎖する予定でしたが
コメントの返信が終わった次の月には締めたいと思います。
母も、それでかまわないと言っていたので
遅くなるかもしれませんが、少しずつ返して行こうと思います。

今まで、母を応援して頂いた皆様
ありがとうございました。

皆様のコメントは、母だけでなく家族全員の励みになりました。
これからは母が抜けた分も、家族で補って頑張って行こうと思います。
本当にありがとうございました。
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今後のブログについて

2010-01-21 01:14:28 | Weblog
多数のコメントありがとうございます。
皆様のコメントは、早速母に見せて来ました。
とても喜んでました。
本当にありがとうございます。

今後のブログにつきましては
『ブログを閉じるのは私が亡くなってからにして』
と言われましたので
ブログを閉じることが訃報だと思ってください。

ブログは私個人としましては残したいのですが
母が強く閉じる事を希望していますので
こちらの都合で申し訳ないのですが閉鎖させていただきます。

皆様に書いて頂いたコメントにつきましては
私から返信しておくと伝えたところ
体調が悪くなり過去記事のコメントに
返信してない事をとても気にしていたようで
過去の記事も返信しておくと言うと
母:『やったー!うれしいー!』
と久しぶりに少し元気な声が聞けました。

ということですので過去のコメントにも全て
私からで申し訳ないのですが返信させて頂きます。
つたない文章で読みづらいかと思いますが、ご了承お願いいたします。
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母から皆様へ

2010-01-18 15:55:04 | Weblog
急な体調変化により
これ以上ブログを更新することが出来なくなりました。

今は夫と息子に見守られ
手厚い看護を受け
旅立つ日を待っています。

このブログにご好意を寄せて下さった
多くの皆様に心から感謝しています。

また、いつかどこかで
出会える事を期待して旅立とうと思います。
本当に今までありがとうございました。

2010.01.18  青井 星
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ありがとうございました。

2010-01-18 15:36:14 | Weblog
多数のコメントありがとうございます。
コメントは印刷して明日、母に見せてきます。
皆様本当にありがとうございます。

もう少し状況を報告できればと思ったのですが
今朝、母から口頭で言ってもらった言葉を最後にして
来月中には、このブログは閉鎖したいと思います。

こちらの都合で申し訳ないのですが
何卒、ご了承ください。

コメントは私からですが
順次時間が出来次第、必ず返信させて頂きます。
本当にありがとうございました。
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初めまして

2010-01-16 18:04:30 | Weblog
ブログを読んで頂いてる皆様、初めまして
ブログの管理人の息子です。
何度かブログに出てる次男の方です。
母に代わりブログを代筆する事になりました。
読みづらいかと思いますが、よろしくお願いいたします。

現在、母は入院しています。
簡単にですが経緯を説明いたします。

去年の12月頃から母は足が痛いという理由で
仕事は休みをもらい、家で休養する事になりました。
我慢強い母の事ですから
仕事を休む程の痛みは相当な痛みだったと思います。

最初の頃は痛いと言いながらも
思ったよりは元気で食事を取ったり
一人でトイレに行ったり、一人でお風呂にまで入れました。
しかし、2週間休んでも足の痛みが取れないので
足に放射線を当て治療をしてみましたが
痛みがとれず、足を庇うように半分寝たきりの生活になりました。

12月の中旬頃には、誰かにつかまらないと歩けない状態になり
食べた物は、その日の内に全て吐き出してしまい
体の痛みが激しくなり、夜もあまり眠れないようでした。

12月下旬に入院する事になりました。
母は私に「今の薬が少し弱いから病院行って入院して
もう少し強くて合う薬をためしてくる」と言っていました。

入院して2〜3日
吐き気止めと痛み止めの点滴を打つようになり
母は「ご飯も食べられるし眠れるから助かる」
と言って、この時は家に居た頃より元気に見えました。

ですが日に日に体が弱り
最初に左足が動かせなくなり、右足も動かせなくなり
現在は病院で寝たきりになってしまい
水を飲む事すら人の手を借りないと難しい状態です。

最近は薬も強くなってきたのか
少し意識が薄れているようで
今日は、ずっとボーっとしていました。
返事も曖昧になってきています。

現状はそんな感じです。
明日からは父と交代で母の病室に泊まる予定です。
皆さんのコメントがあれば母に伝えますので
よろしくお願いいたします。
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眠り病からの目覚め?

2009-11-22 15:59:39 | Weblog

眠い!眠い!眠い! と

夏に放射線を当て始めた頃から

異常な睡眠欲が始まっていた

朝 病院に行く40分ほどの間 車に乗ると何時もウトウト

放射線を当てて 昼食を済ませて帰ると

午後からは昼寝・・・

仕事中も 立ったまま寝たいくらい・・・

仕事の昼食後も 休憩時間が残り10分でも寝ている・・・

夜も入浴が済むと けだるい感じが続き早々に布団に入る

するともう寝ている・・・

痛みは無く食欲もあるのに

常に 眠い けだるい やたら横になりたい

そんな日々がずっと続いていたので

痛みや苦痛は無いが

体力が極端に無くなっているのかと思い

時間さえあれば やたら寝てばかりいた

秋になっても眠気は治まらず もう冬の気配だ

とにかく 夏からずっと無性に眠かった

 

なのにここ一週間ほど 急にけだるい眠気が収まってきた

流石に仕事中は 休憩時間に体力温存の為に

10分でも横になって 休んでいるが

異常なまでの眠気に 襲われなくなった

夜も前のように眠くならなくなった

 

あの異常なほどの眠気とけだるさは

何だったのだろう?と思うほどだ

最近は 体調は まずまず

足や胸の 痛みには 時々襲われて

一日横になったりする事もあるが

仕事や家事で疲れたりした後なので

無理もないと思っている

勿論 一日二日休んだ後は 

体調は回復して来るし

毎日が穏かに過ぎてくれている

 

右脇下のこぶは益々小さくなって

痛みも殆ど無くなっている

代わりに 左胸下の肋骨と左足の付け根が

時々疼くようになったが

まだ 軽い痛みで済んでいる

 

私の体が何処に向かっているのかは知っているが

タバコをくゆらせながら考える(これもあまり気にせず気分転換にとちょくちょく吸って

るなぁ・・・)

不思議だ・・・

以前体調が悪くなって 死を目前に考えた時

生きる欲は捨てた 

癌の為にいいと言われることをがむしゃらにする事もやめた

ただ生きてる間は自然に生き 寿命がきたらお任せしようと思った

癌によくないといわれる物でも 好きな物は何でも食べ、飲み

このまま逝くのなら 自然に任せよう

自分は自分に出来る事を 

精一杯やればそれでいいと考えていたし

その通りに行動していた

 

自然に任せていたら

体調は 又安定して

穏かな日々がもう暫らくありそうな気配だ

全く 有り難い

しかし 安心や油断ではない

少し余分に与えてくださっているこの時間を

大切に生き 大切に働き

逝く時は 感謝して逝こうという思いは変わらない

 

このブログの事も寝ている間ずっと考えてきた

何時までも 更新できればいいのだけれど

体調が急変してブログが尻切れトンボみたいになるのが嫌なのだ

なので 元気な間に お別れを言いたいと思っている

ブログの事は今日は報告だけで 

お別れは 今度ゆっくり書きたいと思っている

 

あまりに思い入れが強いブログなので 

気持ちの整理をしっかりしてから

感謝と別れを言いたいと 思っています

 

 

     何より皆さんの温かい心に感謝しています

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元気です

2009-10-20 22:28:52 | Weblog

10月も 難なくクリア〜!って勢いで

最近 本当に良好な日々に恵まれ 感謝の毎日だ

本当に有り難うございます

 

そんな穏かな日々の中

先日突然 以前ちょっとだけやり取りをしたことのある人からメールが来た

去年乳癌の手術をした人で 私は会った事は無いが

私の友人の紹介で 私の話を聞きたいとメールをくれた人だった

その時は メールのやり取りを何2〜3度しただけだった

 

前回乳がんというだけでも現実を受け入れられず 悩んでいたのに

今回の検診で 新たな石灰化した箇所が見つかり

細胞検査をするらしく まだ検査結果は解らないが

かなりショックを受けている様子だった

 

その彼女が 私の友人から

私のブログの事を知り ブログを読んで

私と話したくなったようで

直接話したいがいいですか?と言うメールだった

勿論私に出来ることがあるなら文句無くOKだ

 

電話で暫らく話し込んだ 

乳癌で悩む気持ちは 痛いほど解るつもりだ

但し彼女はまだ 検査の結果も出ていないし

これからの治療次第では良い方向に流れる可能性もある

現代の医療は確実に進歩しているのだから・・・

 

私のように再発で 

治る事は無いと言われた状況とは違うので 

これからの人生を生き直すつもりで

明るく生きて欲しいものだと思い 心の部分だけをしばし話した

 

彼女がどう思い どう生きるかは彼女自身に委ねられてるので

私は 彼女が生かされてることの喜びを噛み締めながら

明るく生きてくれるのを願うばかりだ

 

その事があって 自分のブログの事で考え込んでいる

実はブログに自分の書きたい事や熱い思いは

充分すぎるほど書いてきた もう書ききった思いだったので

そろそろ ランキングをはずし 閉鎖しようかと考えていた

自分にもしもの事があった時に 誰か他の人が

私のブログで私の訃報を書く事にも 抵抗がある

なので 元気なうちに ブログを閉めようと思っていた

 

しかしこうして 又新たな出会いがあり

癒された、少し元気になれたと言われると

私のように

乳がんで 再発で 遠隔転移で

治療にもあまり期待が持てない状況で

もしも 絶望的な気持ちになってしまった人に

私自身も このブログも 少しでも役に立つ事があれば

私にとっては 一番嬉しい事なのだが と思い直してしまう

 

イヤイヤ 乳癌の専門家は山ほどいるし

もっと凄い体験をしている人も一杯いる

そんな豊富で深い知識を持った人こそが

人の役に立てる人であって

私や私のブログが 誰かの役に立つかも なんてのは

思い上がりもいいとこだ

なんて事も 思ってしまう

 

たかが個人的ブログ・・・

されど乳癌再発と言う重いブログ・・・

 

う〜〜ん 考えても 迂闊に結論が出ないや

そんな時は あれこれ悩まず

しばしノンビリ待ってみる事にしよう

すると いつか答えがやってくる

それまで ボチボチやりながら

マッタ〜リ 待ちましょう

 

     私め かなり元気です 食欲旺盛で太りました

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これからの事

2009-09-29 10:43:12 | Weblog

9月がもうすぐ終わる

残暑も次第に治まり

本格的な秋になる

 

今月 私は週4日の勤務を3週間こなした

今週は来月にまたがって週3日だが

私にとって不安な勤務だった

みんなに迷惑をかけるかもしれない

自分の体力に自信が無いのに

いいのだろうか?

こんな勤務をこなせるだろうか? と

しかし答えはいつも

やれるだけやってみるしかない に落ち着く

今まで 無謀な事には最初から挑戦しない

安全パイしか選ばない人生を 歩いてきた自分が

追い詰められたら こんな風に考え方まで変わるんだな と改めて思う

 

しかも それがいつの間にか 諦めない人生になっていってることに気付く

さて 週4日の勤務はと言うと

思いのほか 想像以上に楽にこなせたのだ

・・・しばし中断・・・

 初めの週は緊張一杯だった

足も痛かったので 腰と足には

湿布を10枚位張って行った 勿論ゴムベルトを腰にきつく巻き

4日間の立ち仕事に備えた

休みの日は 疲れた体を休めるために 殆ど何もせずノンビリ過ごした

何時 体調にどんな変化が起こるか解らないからと考えたが

心配は嬉しい事に当たらなかった

 

何とか仕事をこなせ

家事も出来るときにはやり

大きな支障もなく

本当に日常を 当たり前のように暮らせた

10月もまだ少し不定期な勤務だ

 

痛み止めを貰いに いつものクリニックに行くと

穏かな医師が

私の勤務の様子で 体はどうだったのかと聞いた

私は 思いのほか大きな支障も無くこなせました と答えると

医師は大変驚いた表情で

良かったですねと言い

体の様子や 今の状況を聞いた

 

最近右脇のこぶが小さくなって来ている

背中や胸の下の痛みも和らいでいる

胸のベルトをしなくなったし

9月末頃は 腰のゴムベルトも 1〜2度せずに行けた

 

医師は実は本当に大変心配でした 

なのに お元気そうですね

仕事も思う以上に 楽にこなせたなんて

不思議な事ですねと 顔をほころばせて言った

 

私は 不思議なんですよね?と聞いた

医師は ハイ不思議ですと答えた

本来体はかなり不安な状態なのにも関わらず

仕事に行く事で 生活にハリがあることや

毎日仕事で笑顔を作ること 

又 仕事に行く事で余計な事を考える時間が減る事や

金銭的な安心感など

私にとってはプラス効果が大きかったのかもしれない

それと 体は鍛えられると強くなるように

仕事に体が少しづつだが慣れてきたのかも知れない

いずれにしても

以前より体調は上向きで

医師は不思議ないい状況だと言う 有り難い結果だった

 

10月に備えて

痛み止めを1ヶ月分貰い 頑張ろう!!と元気が湧く

しかし 調子に乗ってはいけない

私は決して安心していい状態ではなく

不思議な状態なのだ

些細な事で 良くも悪くもすぐ転びそうだ

だからこそ 精一杯 出来ることをやれるだけやるだけだと思う

9月は無事に過ぎそうだ

10月も無事に終わりますようにと祈っている

忙しい事と 体調に万全を期して パソコンも控えているが

休みの日は ノンビリと過ごしている

これから どれだけ元気でいられるかは解らないが

多分最後まで やれることを精一杯やってゆくだろう

最後のときも 諦めるのではなく

もう 充分頑張ったねと 満足して言える気がする

再発してから余命半年と言われ3年

その間に 夫に不信を抱き 人間不信になり

お金を失くし 明日の暮らしに怯え

自分で自分の体調を 悪化させたのだと感じている

 

そこをくぐり抜けて 見えてきたものは

どんな時も 誰も恨まず

自分の人生に自分で責任を持って生きようと言う事だった

どんな事も 無駄ではない

私の愚かな思考が 私を苦しめ私の体は悲鳴をあげて

私の生き方や考え方を 修正してくれた

癌は私の心に敏感に反応する

その 導き手だったのかもしれないと思うほどだ

 

嵐が過ぎ 自分の心がスッキリして

ニコニコ サラサラで生きるようになってから

体調も それについてきたような気がするのだ

私の体に棲みついて

私と共に人生を歩く癌が

恐怖とは違う別の存在にもなっている

これからも 癌と歩こう

自分の至らなさを 修正しながら

笑いながら 働きながら 楽しみながら

ときに苦悩しながら それも生きてるからこそだ

全てが楽しい人生だ 生きてるからこそ味わえる事は

生きてるうちに とことん味わい尽くそう

 

放射線治療で頭がハゲたのでズラ被って仕事してます

          結構このズラが好評で気をよくしてます

 

 

 

 

 

 

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神事と感謝

2009-09-13 00:11:54 | Weblog

小さな奇跡のような嬉しい事が起こる度に 何時も感謝している

起こらなくてもただ 何時ものように目覚める度に感謝している

何か嫌な事があっても これも生きてく上での出来事だ

まだまだ生きてるうちは 不本意な事を乗り越えなくてはならないのだ

その乗り越えるエネルギーを 出させようとする出来事だと感謝している

 

何故 そんなに何でも感謝するようになったのかといえば

毎朝行う神事くらいしか思いつかない

特別な宗教には入っていないし

入るつもりも無いが

目に見えぬ偉大な力の存在を信じている私は

迷い悩み苦悩する心を

感謝と言う ハッピーな状態に常に置けたらと

宗教家ではないが伊勢白山道という方のブログの話にも納得して

自分の神聖な時間を持つために始めた事だ

 

 

毎朝 神棚の榊の水を交換し お水いれの水も替え

ご先祖さまのしきみの水を替え ご先祖様にはお茶と水

ご飯を炊いたときは 炊き立ての白米を供える

ニコニコサラサラのために 水の交換は必ずするが

あまり形には拘らないでいる

そういう時間と手間と自分の無心の心を捧げるつもりでする

 

神棚には 2礼2拍手をして

生かして頂いて有り難うございますと感謝の言葉のみを捧げる

ご先祖様には

お線香を立て やはり同じように感謝の言葉を捧げる

2年ほど前から お願い事は一切言わないようにした

今 生きていることに感謝だけを捧げている

 

ある日 先祖に感謝を捧げていた時 何かハッと気づいた

私以前の既に亡くなっている先祖の面々には

心残りのある人も沢山いることだろう

しかしもう肉体が無くなってしまうと

何も出来ない 何もいえない 

伝えるすべを持たないだろう先祖達が

ただ 思うのは

自分達を代表する自分の子孫が

精一杯真面目に生きてくれることを

願うばかりではなかろうか?

子孫の生き様は そのままダイレクトに

先祖の魂には通じるのではないだろうか

先祖は子孫に その事を伝える事すら出来ないのに

子孫は ご先祖様守ってください

どうかご加護がありますようにと 願い事ばかりを言われても

何もできなくて ただ苦しいばかりではないだろうか?

 

逆に 

感謝して暮らします

いい事も悪いことも感謝して精一杯がんばりますと

何時も語りかけてくれたら どんなに心強く安心する事だろう

安心すれば 心残りも和らぎ

迷わず成仏でき あの世での生活(あるのかどうか解らないが)も

穏かなのではないか

 

ああ・・・ 

既に亡くなってる人は 霊になってるから

何でも叶えられる力を持ってるかもしれないと

勝手に想像して いろんな願い事をするけれども

本当は そんな力は 現実に生きて行動できる

どんな事も思いのままに行動できる

生身の人間にしか 与えられていないのかもしれない

 

本当は 先祖の方が

色んな先祖の心残りの分まで 頑張って欲しいと願っているとしたら

今 この世に生きて何でも行動できる私は 一番の幸せ者なのだ・・・

しかも 今その代表として生きている・・・

ならば 先祖が恥ずかしくないような 生き様を 自分なりに生き

先祖に頼むのではなく 先祖に頼まれるような人間になれたら・・・と

何故か そんな思いが稲妻のように思考を貫いた

 

ならば 悲しみや苦悩を訴えたり 努力無しの幸福を願ったりしてはならない

先ずは 自分が精一杯頑張って生き抜くことをお誓いし

何時も この私を存在させてくれた先祖に心から感謝しようと心に決めた

以来ずっと 毎朝続けているが

以前は 感謝の気持ちが上面だけだったが

今は 先祖の気持ちを汲んだ感謝を伝えられているような気がしている

 

それと 奇跡がどう関係あるかって?

実は 毎日起こる出来事は

見方によっては奇跡なのだと言うことは

1つの言い回しで

私たちは 生まれた瞬間から 

奇跡の連続の中にいるけれど

誰もが 同じような生活をしていると 

それが当たり前と思ってしまうように

魔法をかけられていたような気がしている

今が奇跡と気付いた瞬間から

幸福の風が 吹き渡る

そんな気がする

 

言葉で説明するのは難しいが

毎日折に触れて感謝を見つけていると

ある日 心の中で何かが変わる

そんな事を発見した思いなのだ

 

今後 私の病気がよくなることは多分無いだろうし

お金も苦しい まだ面倒見なければならない姑も居るし

私の今の状況は不本意な事も多々ある

しかし 私の心は何故か幸せ感と充実感で溢れている

毎日が穏かで嬉しく楽しいのだ

ただ 生きてるだけで有り難いのだ

明日も目覚めた瞬間から 奇跡が始まる

 

 

   もう寝ようと 布団に入って幸せを感じ 今日も生かして頂いて     

             有り難うございますと感謝して寝るとグッスリだよ

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小さな奇跡の積み重ね

2009-09-12 15:47:06 | Weblog

不調が収まって 何とか仕事をこなしながら

暮らしていたが

万全な体調とはいかず

そのうち 足に来た

 

ある日ソファーに横になろうと

足を上げたら右足の付け根がボキッと大きな音を立て

激痛が走った

『アァッ』と言ったまま動けなくなって顔をしかめた私に

夫が『どうした?』と驚いて聞いた

『足が折れたかもしれん  ちょっと足をソファーに乗せて』と頼み

それから2時間ほど じっとしていた いや動けなかった

もし折れていたら疼くはずだから

多分折れてはいないだろうと思いながらも

ただ どうか骨折ではありませんようにと祈るのみだ

 

痛みは容易には収まってくれない

じっと横になって 痛みを堪えながら

あれこれ 考える

痛み止めを処方してもらっている医師からは

骨盤の転移も数値も骨折しやすい状態なので

骨折には充分気をつけるようにしてください と言われている

重い物は持たない 走ったり飛び上がったりしない事

仕事も立ち仕事なので 足腰に負担をかけないよう

休める時は 極力横になって休む事  等々

色々注意を受けている

最近 少しづつ立ち仕事にも 慣れてきていると感じていたのに

突然のこの痛みは・・・

やはりダメなのか?と少し気弱になる

 

二時間ほど経って 少し収まったようだが

すぐスックと立てるほど 回復はしていなかった

立てば 何かの拍子に激痛が走る

先ず湿布をお尻から膝まで全面に張って

腰にゴムベルトをして 立って見る

何とか立てる

幸い 仕事がその日から4日間休みだった

階段を登るにも 右足の太ももを持ち上げながら

一段一段上ってゆく 勿論下りもそうしないと

激痛が走るのだ

一体私の足はどうなってしまったのか?

ズボンや下着を脱いだり 靴下なども

容易に脱ぎ着出来ない

勿論片足で立てないので

何かに寄りかかって着替えをする

 

それでも お風呂で足腰を温め 湿布を何度も貼り

時間があれば横になり

一時も早く 痛みから解放されますようにと

願いながら 休みを過ごした

痛みを持ちながら 何とかソロソロとなら歩けそうと言う状態で

仕事に行った 仕事に行けばじっと立ってることが殆どなので

ただ立っているだけなら まだ頑張れる

不安だらけだが

やれるところまで頑張ろうと思っているのだから

仕事は休まない

 

3週間近く 湿布を貼り 足を庇い

お風呂で温め 時間があれば横になり

やっと 普通に立って歩けるくらいまでになった

本当に ホッとした

 

そんな日々の中に

小さな有り難い事が 時々起こった

 

最初は 仕事のミスだった

私は接客販売業だが

ある日 商品を買われたお客様が

プレゼント用にしてねと言われた

プレゼント用に気をとられて 包装やリボンの事を考え

値札を取るのを忘れて 包装してお渡ししてしまったのだ

そのお客様が変えられて1〜2時間経ってから

そのことにハッと気付いた

アアッ!もうプレゼントを渡していたらどうしよう?

あのまま 待ち合わせをしていたらもうアウトだ!

青くなった私は 慌てて上司に相談した

上司はお客様が使われたカードから

住所と電話番号を検索し 連絡を取ったら

自宅に帰っていて まだ商品は手元にあった

上司が ラッピング一式をもって自宅まで出向き

包装しなおして 事無きを得た

わずかなタイミングが 良いほうに動いてくれたと思った

有り難かった

 

その次は 健康保険証の支払いの事だった

夫の健康保険が無くなったので 

その保険証の継続手続きをして

毎月保険証の保険料を払っている

一度でも 支払いが遅れると受給資格が無くなり

その健康保険は使えなくなる

 

今 頻繁に痛み止めを、貰いに病院に行っている私には

一番大切な物なのに

体の事や仕事の事で頭が一杯になって

支払日を忘れていた

気がついたら 

もう支払い日から1週間も過ぎていた

 

夫に どうしようと言うと

病院に仕事にと私を送迎し

家事もやってると やたら忙しいと

日々の煩わしい主婦業にウンザリ気味だった夫は

 

『この忙しい時に又余計な仕事を作って!

もう資格は無くなったから 国保に変えなきゃならん

しかも国保は ひと月分の負担が8000円高いんだよ!

なんで さっさと払っとかなかったんだ!

俺が支払日を忘れるなよと言っただろう!!!』 と激怒・・・

 

無理も無い 今の私たちに8000円の負担増は結構辛い

私はすっかりしょげて 夫はプンプンだった

なのに 夫が資格喪失の手続きに行ったら

『今回は 見逃しますが次はありませんよ』

と言われて 許してもらえたというのだ

私は思わずエエ〜〜〜ッ!と絶句  ホッとして涙が出た

ただただ 有り難かった

 

その後月末の支払いに頭を悩ませていた時

家のローンの支払いと私の給料日がどちらも月末

支払いは 前日までには 入金しておきたいので

何処からかお金を調達してローンの払いに当てようと

通帳の残高を見に行ったら やはり月末入金の予定だった

夫の失業保険が私たちの予定より5日早く入っていた

それで ローン払いの入金を済ませることが出来た

 

どの状況も 1つタイミングがずれると

無残な結果になっていたのだろうが

何故か 首の皮一枚で何とか繋がって生き延びているような状況だが

有り難い結果が 度々起こり

私には

目に見えぬ偉大な存在の 起こす奇跡なのだと

感じられてしょうがない

奇跡とは 特別大きな事や 

天変地異を起こせるような 限られた事ではなく

日々の中に 沢山の奇跡が積み重なって

毎日は流れて行ってるんだと 感じるようになった

 

究極は 

今ここで生きていることが

既に奇跡なのだから

その毎日は 奇跡の積み重ねなんだよね・・・と

 

なんだか 嬉しくなって

仕事に行って体を使う日は 動きながら

『体が痛いときは 筋肉も使ってる!体も鍛えられてる

仕事する事が運動の変わりになってる 鍛えてる!鍛えてる!

元気になる!元気になる! 有り難う有り難う!』

と心の中で つぶやくようになった

すると 不思議に 仕事中の痛みが軽減するような気がする

仕事帰りも もうぐったり疲れ果てたという感じは無い

 

そうしているうちに 足の痛みも薄れてきて

やっと 普通に歩けるようになった

すると 仕事が忙しくなって 9月10月は

週4日 出勤して欲しいと要請があった

やれるだけやってみよう 

無理ならその時考えようと 出勤してみると 

何とかこなせている

有り難い

 

春に仕事を始めた時は 週2日でもしんどくてたまらなかったのに

今は 週4日が 何とかこなせている

病は確実に進行しているはずなのに

私は 仕事に行き 時折料理をし 夫とドライブにも行き

毎日 奇跡の日々を積み重ねているのだ

なんて・・・

なんて・・・

有り難い事だろう 感謝!

 

       時折ブログも書けて 感謝!!

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