連載第81回 そおくや、天然素材のさよなら会 その2
先週にひきつづき、そおくや、さよなら会の模様をお届けしたいと思う。
大幅に遅刻した上に、何故か、前髪まで変になっちゃった岡村は…。
岡村「みんな、ココ見て!命が入ってるんやぞ!この黒澤の中に!」
宮迫「わかったから!」
岡村「ちゃんと見て!ココにぃ~、黒澤のぉ~」
完璧、目が座ってるし…。
この子には、おじちゃんがいっぱい!
しかし、決して会わせて成るまい。教育上悪過ぎる。
岡村「パパでちゅよ~!」
一生、言う事の無いであろう、憧れのセリフを思わず言ってしまったようだ…。
不憫でならない。
「やめろっ!胎教に悪いやろっ!」
と、本気で怒られる岡村。
あぁ…。かなりイッチャッてます。
訳も分からず連れて来られたあげく、見た目が「ゲロみたい」と、誰も手をつけようとしない、ほっしゃん。の創作料理を勧められ、断れない小栗旬。
見よ、このテンションの低さを。
岡村「黒澤~!もっとリアクションとれや。小栗旬やで!わざわざ来てくれはったんやで!」
そんなこと言われても…。私が一度でも、小栗旬に会いたい、なんて言ったことがあったか?!
お互い、キョトンだ。
てか、小栗旬だって、いきなりこんなとこ連れてこられて、しかも、皆のテンションの高さに居場所を無くしてるではないか。
一応、小栗さんとは大人の挨拶を交わし、
「いい子を産んで下さい」
と、腹を撫でられ、
「はい」
と、答えはしたものの、別段話すコトも無いので、お互い気まずくなり、苦笑したのであった。
私の体を気遣い、ずっと厨房で、料理したり、洗いもんしたり…。
さすがに、そおくや立ち上げ時のスタッフだっただけある、見事な働き!
一方、宮タコ氏、もう朝の4時だというのにまだ焼いてます。
この日、一体、何百個の宮タコを焼いたことか。
岡村「黒澤のために、みんなで、ヒィヒィフ~の練習しよ!」
皆「なんで?!それ、旦那さんの役目やろ!立ち会うんか?」
岡村「黒澤、初めてなんやぞっ!不安で震えてるやないかっ!皆で守らな!」
皆「全然、震えてへんやんっ!」
岡村「いいからっ!やるで~!!」
皆「……」
岡村「ひぃひぃふ~!」
皆「ひぃひぃふ…」
※くり返し
……。
岡村の髪にご注目。
こんな売れっ子達が、こんな私のために、忙しい中スケジュールをやりくりして来てくれてたんだ…。
最高のプレゼントを、ありがとう!
最高の仲間を持てたことに感謝!
我が人生に悔いは無し!
しっかし…。
最後の最後に大事な写真がボケたおすとは…。
まっ、これもまた、私たちらしいか。