連載第80回 そおくや、天然素材のさよなら会
そおくや、を閉める日が近づいてきた頃、宮迫くんが
「ウーマン(*著者のあだ名…編集注)、『そおくや』のさよなら会しよ。天素(吉本興業、元天然素材)とウーマンに縁のある芸人で」
「えっ、悪いよ~、皆、忙しいし」
「皆のスケジュール合う訳ないし、どれだけ集まれるか分からんけど、やるで~!」
と、そおくやのさよなら会が行われることになった。
それは、天然素材の同窓会のようでもあり…。
ただ、スケジュールも然る事ながら、プライベートでコンビが同席するなんて有り得るのだろうか、と、半信半疑でもあった。
そして、その当日がやってきたのである。
一番最初に来てくれたのはブタ。いや、つっつん。
たこ焼きの下ごしらえを全てして、仕事に戻って行った。
申し訳ない。
「今日はいっぱい写真撮るぞ~!」と昨日入手したという、高級一眼レフの使い方をチェック。
しかし、この男、ビックリするほどの機械オンチ。
最初はこの三人だけ。
仕方あるまい。仕事柄、皆なかなか時間が読めないのだ…。
「ホンマに天素は時間にルーズや」と、たこ焼きを焼きながらも御立腹。
そりゃ、怒りもするだろう。
皆のために、と宮迫くん自ら大量の食材を買い出しに行ったのだ。
あっ、ヤバい!貧乏揺すりが始まった…。
「これで宮迫くんのたこ焼き食べれんのも最後か…」
「えっ?なんで?家でやったらイイやん」
「この微妙な配合、出来ひんもん」
「そやから、皆で家集まって俺が焼くんや」
「えっ、誰ん家?」
「ウーマン家」
「……」
木村くんが花束を持ち、男前に登場!
この男に、こんなことが出来たとは。
だんだん集まって来た!
宮迫氏、やっと貧乏揺すり止まる。
元相方、大輔の持って来た“世界一のマッシュルーム”を真剣な眼差しで調理するほっしゃん。
元チュパチャプスのコラボ。
皆、絶賛!マジウマ。
みんな、ご機嫌。
しかも、元チュパチャプスが並んでるし。
しかし、次の瞬間、この表情…。
一体、何が起こったのか?!
そんな中でも、黙々とたこ焼きを焼き続ける宮迫氏。
ほっしゃん。の顔にもご注目…。誰?
だいぶ遅れて岡村登場!
意外かも知れないが、プライベートでコンビが揃うなんて有り得ないことなのだ。
業界人ならビックリのこのショット!
宮迫「今、プライベートで天素こんだけ揃うのって無いんちゃう?」
矢部「昔だって、無かったでしょ」
木村「歳とって、マルなったんちゃいます?」
まだまだ続く、そおくや、さよなら会。
このつづきは、また来週!