米ミシガン州司法局、トヨタに加速問題の情報提出命じる
[デトロイト 24日 ロイター] 米ミシガン州のマイク・コックス司法長官は24日、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)の米国部門に対し、意図しない加速問題に関連した最近のリコールについて情報の提出を命じた。
同長官はミシガン州司法局が出した声明の中で「安全性について懸念するミシガン州のドライバーは、トヨタから答えを得る権利がある」と語った。
同司法局によると、トヨタは情報の提出に応じるため、当局と協力しているという。
トヨタは、意図しない加速問題で考えられる原因に関する情報に加え、米道路交通安全局(NHTSA)に既に提出した、あるいはこれから提出する情報についても提出を求められている。
さらに、2008年4月にトヨタの「カムリ」を運転していた77歳のミシガン州の女性が死亡した事故に関する情報も求められている。この女性の遺族は、女性が欠陥車の犠牲になったとしてトヨタを相手取り訴訟を起こしている。
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