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稲毛七薬師で12年に1度の一斉開帳/川崎

2010年3月25日

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影向寺で公開される薬師三尊像=川崎市宮前区

影向寺で公開される薬師三尊像=川崎市宮前区

 川崎、横浜両市の寺院に安置されている「稲毛七薬師」の12年に1度となる一斉開帳が、4月4日から安置する両市7寺院で始まる。11日まで。

 薬師如来像を公開するのは、影向寺、正福寺(ともに川崎市宮前区)、薬師院(同市高津区)、塩谷寺、西光院、興禅寺(いずれも横浜市港北区)、光明寺(同市鶴見区)の7寺院。奈良時代から江戸時代中期の建立と伝わる。薬師が寅(とら)の方角(東北東付近)を守るとされたことから、寅年に一斉に開帳されるようになったという。

 7寺院の中で最も歴史があるとされる影向寺は、聖武天皇の命を受けた行基が建てたとされ、目の病に効くとして小田原や平塚などからも参詣者が訪れた。薬師三尊像は、かつて国宝に指定されていたが、戦後の文化財保護法制定で国指定の重要文化財となった経緯を持つ。

 古くから病を癒やすと信じられてきた稲毛七薬師。影向寺の加藤浩照住職は「一斉ご開帳は12年に1度。像の手から伸びる綱にじかに触れ、薬師と縁を結ぶこともできる。ぜひすべての寺院を回って御利益を得て」と呼び掛けている。

 開帳は午前9時~午後5時。いずれも拝観は無料。各寺にパンフレットが用意されている。問い合わせは同寺電話044(766)7932など各寺へ。

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