2010年3月25日 19時40分更新
25日午後、沖縄のアメリカ軍嘉手納基地に、(かでな)グアムから、最新鋭のF22戦闘機が、(エフにじゅうに)事前に連絡なく、突然、飛来しました。
25日午後3時ごろ、アメリカ軍嘉手納基地に、空軍の最新鋭ステルス機、F22戦闘機が飛来しているを嘉手納町が確認しました。
(かでなちょう)F22戦闘機は、ふだん、嘉手納基地に配備されていないことからアメリカ軍に照会したところ、4機が、嘉手納基地を拠点に、飛行訓練を行うためグアムの基地から飛来し、数日間、嘉手納基地に留まると説明したということです。
嘉手納町によりますと、今回の飛来は、事前に連絡がなかったということです。
嘉手納基地では、去年、F22戦闘機が、7か月あまりにわたって一時的に配備されたため、地元の自治体が、事実上の常駐だと反発していましたが、今年に入っても、F22戦闘機をはじめほかの基地に所属する多くの軍用機が飛来したため、嘉手納町議会が、2月、抗議決議を可決しています。
今回の飛来について、嘉手納町は、「他の基地の戦闘機が飛来すると、騒音の被害が増えることになり、地元の負担軽減に逆行している」と反発しています。