bokuben
2009-12-14 20:02:40

【新司法試験】成績上位者とのかかわり

テーマ:新司法試験
[司法試験上位者とのかかわり]
新司法試験において,上位者(ボクの中では200番以内,約合格者上位10%)との関わりは非常に重要だと思います。

勉強方法を学ぶという点がもっとも重要ですが,その人の姿勢や意識を感じ取ることができるため,自分のモチベーションを保ったりする点にも繋がります。

だから,ボクは先輩方とのつながりは大事にしようと思っています。
もちろん,打算的な目的ためだけでなく,単に人との関わりが好きだからという理由が大きいですが。

上位ローが上位ローでありつづけることができるのは,授業・教授の質に加え,このようなつながりができやすく,同学年でもモチベーションや勉強方法が(司法試験合格につながるという意味で)高いレベルに保たれているという点が大きい気がします。

[上位者と接するときに聞くこと]
ボクが上位者に接するときに,意識していることは主に以下のようなものです。
①その人は,ローに入る時点でどの程度の法律知識があったか。
(入学時にかなりの知識がある人のマネは,知識がない人にとっては危ない。)
②ロー在籍時には,どのような勉強方法をとったか(もちろん,直前期とそれ以前を分けて)。
③実際に,新司法試験で取った成績
④新司法試験の答案の書き方
⑥できれば,答案を見てもらえないか頼む。

気をつけて欲しいのは,①②は当然にマネできるものではないということです。人の勉強方法を聞くときには,その人がその勉強方法をとったバックグラウンドを考慮した上で,自分がその手法を採るべきなのか,採るとしても修正すべき点はないかを考えて,自分に合った勉強方法を探していくのが良いと思います。

それに対して,③以降は,絶対的なものです。要は,どんなこと書けば受かるの!?上位になるの!?という点で,その人が天才だろうがなんだろうが,非常にためになることは間違いない。もちろん,書く内容が高度過ぎるとか,量が多すぎるという点でマネできないかもしれませんが,何が点につながるかというところは参考になります。

そういう人に自分の答案を見ていただくことは非常に重要な機会です。そのため,⑥を頼める機会があれば,積極的に頼むとよいと思われます。多くの上位合格者は,おそらく快く受け入れてくれます。(やっぱり,弁護士志望の方は,頼られるのは喜ぶ方が多いように思います。)

ボクは,超上位の方(新司法試験1桁)にそのようなお願いをして,刑事系だけですが見ていただきました.
やはり,内容はもちろんのこと,書き方という面で「目から鱗」な情報だらけでした。
その他に,2桁の方からも数人からお話をうかがっています。

いろいろ書きたい情報はありますが,量が多いことと,ボクが受けてから説得的に書きたいという理由から,来年の受験後に書かせてください。

[接する機会がないときには]
「んじゃ,上位者と接する機会がないロー生はどうするんだ!?」
という方。
いまは,多数の上位者のブログが存在し,1桁から3桁上位まで,様々な方が積極的に情報を発信されています。
すごくありがたいです。
そのようなブログを読めば,かなりの量の情報を仕入れることができます。
ボクも数個のブログを読んでいますが,そのうち紹介したいと思います。

[終わりに]
結局,新司法試験当日は,知識を事案との関係でひたすら吐き出し,あてはめていく勝負になります。
しかしながら,それまでは情報戦たる側面があると思っています。
新司法試験の過去問,優答,出題の趣旨,ヒアリングは当然です。
それ以上に,合格者のノウハウをどれだけ仕入れ,自分のものとして消化できるかが重要です。

ボクも,上位で合格し,その暁には,ぜひいろいろ書きたいと思っています。
そのためには,いまは頑張るのみですね!

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