――番組を終えての感想を聞かせてください。
宮川俊二(以降:宮)「エネルギーのことなど、今の社会問題を非常に分りやすく伝えていて、いい番組でしたね。かつて所属していた某放送局では難しい問題をより難しく説明していましたが(笑)、このような情報バラエティの形を取ると、力学、エネルギーというものも理解しやすいんじゃないでしょうか」
菊川怜(以降:菊)「私たちの知らないことがいっぱい登場して、MCの3人も非常に興味深かったですね」
宮「世の中にはいろんなことを研究している方が本当にいるんだな、と思いましたよ」
水道橋博士(以降:水)「タイトルに“仰天”という言葉がついてますが、まさにその連続でした。研究って1万に一つの発見が発明に繋がるっていいますけど、ということは99.999パーセントは実らないってことでしょ。今日の放送を見ると、一見無駄にしか思えないことの積み重ねがどれだけ大切か分ると思います」
宮「この番組は、最終的には人類がどうすればいいのかっていうことまで考えさせられる内容になっているので、結構見応えもありますよね」
菊「といって難しくなく、とっても分りやすいので、お子さんが見たらワクワクすると思います。自分もこんな研究したい、発見したい、と夢が広がる内容なので、こういう番組をもっともっと作れば日本の未来はさらに明るくなるはずですよね。あと、とある研究が実用化され、介護の世界で役立っているのを見て、感動しました。素晴らしかったですね」
水「菊川さんは出演者で唯一、番組で紹介したようなことを大学で研究していた方ですからね」
菊「理系、すごいですよね(笑)。理系ってテレビ業界で、あんまり居場所がないんですよ。私はそもそも文系とか理系とか分ける必要はなく、その二つはどこかで必ず繋がっているはずだから、何事もバランスよく学ぶことが大事だと思ってました。この番組を見て、お子さんたちにも理系のおもしろさが伝わればいいですよね。それが将来の日本の力に繋がるでしょうから」
――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
水「先端科学が商品化されると、その形がユニークで興味深いんですよ。バランスを考え、ある意味、いびつになるものもあれば、合理性を突き詰めたシャープなものもある。VTRではそういった、さまざまなものの“形”に注目するのも楽しいですよ」
菊「この番組に参加して、テレビの力ってまだまだあるんだと思いました。楽しみながらいろいろなことを学んでいただけたらうれしいです」
宮「難しいことと簡単なことが行ったり来たりしながら、いろんなことを学べる番組です。その不思議なバランスも楽しんでください」