IT競争力、日本21位に後退=首位はスウェーデン−世界経済フォーラム
3月25日17時10分配信 時事通信
【ジュネーブ時事】世界経済フォーラム(本部ジュネーブ)は25日、競争力の向上に向けた各国でのIT(情報技術)の活用度合いを分析した2009〜10年版「世界IT報告書」を公表した。日本は民間の取り組みが高く評価されたが、政府の対応などに懸念が示され、前年の17位から21位に順位を下げた。スウェーデンがデンマークを抜きトップに立った。
今回の報告書は113カ国・地域が対象。ITへの取り組みを、規制を含めた利用環境、産官学の準備状況、実際の利用状況の三つの側面から分析した。
日本は、産業界の利用状況が3位と高く評価されたが、税率(105位)、携帯電話料金(106位)などが厳しい評価を受けた。報告書は「こうした課題に早急に対処しなければ、技術革新への対応力が損なわれる可能性がある」と警鐘を鳴らした。
今回の報告書は113カ国・地域が対象。ITへの取り組みを、規制を含めた利用環境、産官学の準備状況、実際の利用状況の三つの側面から分析した。
日本は、産業界の利用状況が3位と高く評価されたが、税率(105位)、携帯電話料金(106位)などが厳しい評価を受けた。報告書は「こうした課題に早急に対処しなければ、技術革新への対応力が損なわれる可能性がある」と警鐘を鳴らした。
最終更新:3月25日17時10分