不明女子生徒か、遺体発見　長崎、海中に転落の可能性

　２４日午後４時半ごろ、長崎県雲仙市小浜町の砂浜で一部白骨化した遺体があるのを住民が見つけ、県警は２月末に行方不明になった県立希望が丘高等養護学校３年の種村侑里さん（１８）＝同町＝とみて確認を急ぐとともに死因を調べている。

　県警によると、遺体は砂浜の波打ち際で見つかった。目立った外傷や着衣の乱れなどはない。種村さんの学校のブレザーやスカートを着ており、ポケットから種村さんの名前が書かれた手帳も見つかった。

　種村さんは２月２８日、下校途中に小浜町のバスターミナルで目撃されたのを最後に行方が分からなくなった。３月１日に近くの小浜港の岸壁でかばんが発見され、県警は海中に転落した可能性があるとみて捜していた。

　遺体が見つかった砂浜は、岸壁から北へ約４・５キロの場所。