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茨城空港で旅客機オーバーラン 空自の指摘まで気づかず

2010年3月24日11時35分

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 茨城空港(茨城県小美玉市)で21日、ソウル・仁川発茨城空港行きのアシアナ航空のエアバスA321型機が着陸の際、滑走路を約30メートル通り越した。乗客乗員93人にけがはなかったが、隣接する航空自衛隊から指摘されるまで空港事務所は把握していなかった。

 百里空港事務所によると、21日午前11時45分ごろ、滑走路(2700メートル)に着陸した同機が通常通り停止できず、「過走帯」に進入。バリアと呼ばれるネットにぶつかった。

 同事務所がこの事態を把握したのが22日の昼過ぎ。隣接する航空自衛隊百里基地から、「民間機側のバリアが一部破損している」との連絡を受け気付いたという。同事務所によると、アシアナ側からは21日に「多少過走帯に入ったが、とりたてて問題はない」と報告を受けていたが、詳しく調べなかったという。原因調査のため、発表はさらに1日遅れた。

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