在校生や保護者らに別れの言葉を述べ、校歌を歌う卒業生=24日午前、大分市の舞鶴小学校
県内のほとんどの小学校で24日、卒業式があった。この春の卒業生は約1万1千人。6年間で体も心も大きく成長した児童は、中学校生活への希望を胸に、友達や先生との思い出がいっぱい詰まった母校を巣立った。
大分市舞鶴小学校は88人が卒業。式では、在校生や保護者の拍手の中を卒業生が入場。須川啓子校長が一人一人に卒業証書を手渡し、「『やればできる舞鶴っ子』の心を忘れず、努力を積み重ねて強い体と心を持つ大人を目指して頑張ってほしい」と式辞。山村宗久PTA会長が祝辞を述べた。
卒業生はひな壇に上がり、入学式やクラブ活動、運動会、修学旅行など6年間の学校生活の思い出を大きな声で発表し、校歌などを合唱。さらに、先生や家族、地域の住民にお礼を述べた後、全員で「舞鶴小で学んだ友情の素晴らしさと、協力して努力することの大切さを胸に、これからもいろんなことにチャレンジします」と、決意した。
在校生は「みなさんの行動力と優しさは、いつもわたしたちのお手本でした」と感謝し、合唱した。
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