ラジオ収録で念願の対面を果たした加藤条治（左から２番目）と、ＲＨＹＭＥＳＴＥＲの（左から）Ｍｕｍｍｙ-Ｄ、ＤＪ ＪＩＮ、宇多丸＝東京・半蔵門のＴＯＫＹＯ ＦＭ
バンクーバー冬季五輪・スピードスケート男子５００メートル銅メダリストの加藤条治（２５）が２３日、都内でＴＯＫＹＯ ＦＭ「クロノス」（２９日、後７・００）の収録を行い、３人ヒップホップグループ、ライムスターと念願の対面を果たした。
加藤にとって「一番勇気づけられる曲」が、大ファンであるライムスターの「ＯＮＣＥ ＡＧＡＩＮ」だったことから、五輪開幕前、番組が橋渡し役となって届けられたライムスターの応援メッセージに加藤は奮起。その感謝を伝えたいという加藤の希望で対面が実現した。
あこがれの３人との対面に加藤は「放心状態。すごくパワーを持ってる」と感激し、試合中に同曲を聴いていたことも明かした。これには生中継を見て応援していた宇多丸（４０）も「大興奮。もの凄く大きな一歩に寄与できたと思うとうれしい」とすっかり意気投合し、両者はアドレス交換も。加藤は「銅メダルのままじゃ終われない。こんなもんじゃないというのを見せたい。強力なバックがついてるんで、ふざけたことできないです！」とさらなる進化を誓っていた。
(２０１０年３月２３日)