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	「長崎屋火災」から２０年、地元で消防訓練行われる
	関西一の女相場師に懲役２年８ヶ月
	廃トンネルがワインカーブに
	大山崎町ＶＳ京都府水道水巡る訴訟判決
	京都府城陽市でミツバチ１２万匹が盗まれる
	安土町長　合併中止を求め総務省へ
	元厚労省局長公判で検事が取り調べの正当性主張
	住宅２棟を全焼　１人死亡
	ＡＥＤ　すぐ使用すると「倍の救命率」
	揺さぶり乳児殺害の母親　「事件前、育児で夫とケンカ」
	市営地下鉄トラブル　運転指令員「ダイヤ維持しようと・・・」
	法務局課長補佐が職場で窃盗

最終更新日時：2010年3月19日 00:35

「長崎屋火災」から２０年、地元で消防訓練行われる

１５人が死亡した兵庫県尼崎市のスーパー「長崎屋」の火災から１８日で２０年となり地元の商店街では消防訓練が行われました。１９９０年３月１８日に尼崎市のスーパー「長崎屋」で起きた火災では、客や従業員１５人が亡くなりました。火災の教訓を風化させないようにと、地元の商店街ではこの日を「防災の日」とし、毎年訓練が行っています。１８日も商店街や消防などから約５０人が参加し、火災の煙を再現したテントの中を通って避難したり、実際に消火器を使ったりする訓練が行われました。訓練に参加した人は「煙の中に入ったときは前は見えないし、あの臭いだけでもかなりきつい。体験できてよかった」と話していました。商店街では今後もこうした訓練や啓発活動を続け、火災に備えたいとしています。

( 2010/03/19 0:35: 更新)

関西一の女相場師に懲役２年８ヶ月

元本保証などをうたって出資者から金を集めたとされ、「関西一の女相場師」と呼ばれた被告に大阪地方裁判所は実刑判決を言い渡しました。判決を受けたのは大阪府泉佐野市の主婦・岩田矩子被告（５５）です。岩田被告は去年初めまで１年９ヶ月にわたり、元本と配当の保証を謳い２６人の出資者からあわせて２億３７５０万円を集めました。判決で大阪地裁は「被告は無計画に事業を拡大し破たんした。２億円を超える元本が未返還で出資者の被害は甚大だ」として、懲役２年８ヶ月の実刑判決を言い渡しました。被害者は「判決は当然の報いであるのと同時に軽い。何も被害者の意識について本人は自覚してないのが一番の被害者の側での憤慨してるところ」と話しました。涙を流しながら判決を聞いた岩田被告。傍聴席の被害者とは目を合わさずに法廷を後にしました。

( 2010/03/19 0:34: 更新)

廃トンネルがワインカーブに

神戸ワインを熟成

神戸市が保有し、数年間放置されてきたトンネルがある場所として生まれ変わることになりました。神戸市内のあるトンネル。貯蔵庫として活躍することになりました。実はこのトンネルは、ポートアイランドや神戸空港島の造成など神戸市の都市開発のために使われた土砂を掘り出していた場所。５年前に使用されなくなりそのまま放置されていましたが温度や湿度を一定に保てることなどから、「ワインの保管条件にぴったり」ということで、今回、「ワインカーヴ」として生まれ変わりました。神戸ワインの渡辺佳津子醸造士は「年間平均気温が約１７度、湿度が約６０％保っているので、ワインの熟成にとってはとてもよい環境。ヨーロッパのシャンパーニュ地方のワイナリーの地下にはこれくらい大きいところで醸造しているが、まさにそれが頭をよぎった」と話します。なおトンネルはまだおよそ７キロが使用されないまま残っていて神戸市では研究施設などとしての利用を呼び掛けています。

( 2010/03/18 19:36 更新)

大山崎町ＶＳ京都府水道水巡る訴訟判決

京都府大山崎町が「京都府から必要以上に水を買わされたために水道料金が高くなった」として、府におよそ２億５千万円の返還を求めた裁判で、京都地裁は、町の訴えを全面的に退けました。「少し驚きました。ビックリしました。住民的視点がほとんど、決定的に欠けている」と、悔しさをにじませるのは、京都府に対し、水道料金の返還を求めてきた大山崎町の真鍋宗平町長。大山崎町は、１２年前、京都府から１日あたり７３００立方メートルの水を買い取る協定を結びました。しかし、大山崎町は実際には協定の半分以下の１日あたりおよそ３４００立方メートルで充分として、３年前、削減を申し入れましたが、府は応じなかったといいます。このため、一般家庭の２ヵ月あたりの平均の水道料金が８８６２円と京都府で最高額となったことから、府に余計に支払った２年分の水道料金・およそ２億５千万円の返還を求めていたのです。１８日の判決で京都地裁の滝華聡之裁判長は「１２年前の合意は有効」として、大山崎町の訴えを全面的に退けました。大山崎町の住民は、「住民の声がみんな『（水道料金が）高い、高い』というあれがあるんで、それによって考えていただくいうのが一番いいんじゃないかと思ってるんですが」と裁判所の判断に疑問を呈しました。判決をうけて京都府の山田啓二知事は「前向きな議論を進めたい」とコメントしていますが、大山崎町は控訴する方針です。

( 2010/03/18 19:35 更新)

京都府城陽市でミツバチ１２万匹が盗まれる

８箱が消える

京都府城陽市の養蜂場で約１２万匹のミツバチが入った巣箱８箱が盗まれているのがみつかりました。京都府城陽市で４０年以上養蜂業を営む樋口義明さん（５９）は１６日、２週間ぶりにミツバチの様子を見にいったところ、巣箱８箱がなくなっていることに気づきました。来月から本格的に始まるハチミツの収穫を前に、ショックを隠せません。樋口さんは、「越冬させて、そろそろ蜂蜜採集をする時期を控えていて、その時に大事なミツバチを持っていかれるのは本当に悔しいです」と話します。盗まれた巣箱の中にはおよそ１２万匹のミツバチがいたとみられ、被害は４０万円相当に上るといいます。慢性的なミツバチ不足でその価格は値上がりしていて、数年前までは巣板一枚５０００円で売買されていましたが、今は１万円前後で売買されているということです。京都府内では、１月に綾部市で２度、また今月に入って亀岡市でも養蜂場から巣箱が盗まれ、同様の被害が相次いでいます。樋口さんは、「『そんなに価格の高いものではない』という気持ちから、気軽にミツバチを持っていったのではないか。出来たら夜の間にこっそりと戻してもらうのが一番ありがたい」と話していました。養蜂場は山の中にあり普段はほとんど人が立ち入らないため、警察は養蜂業に詳しい人物の犯行とみて、窃盗の疑いで捜査を進めています。

( 2010/03/18 19:16 更新)

安土町長　合併中止を求め総務省へ

上京するも・・・

近江八幡市との合併が３日後にせまった滋賀県安土町の町長が、合併中止の政治的判断を求めるため総務省を訪れました。１８日朝、「日はないんですよ。今日しかない」と話し、始発の新幹線で東京へ向かった安土町の大林宏町長。着任から５ヶ月、闘いは大詰めを迎えました。安土町では去年１０月、近江八幡市との合併に反対する大林町長が誕生。さらに、住民団体による町議会のリコールの末、合併の停止を求める議案が可決されました。合併が３日後に迫るなか、大林町長は国に政治的な判断を求めることにしたのです。「町民がこれほど合併反対なのに、合併だけが進みます。これはどこかに瑕疵（問題）がある」と訴える大林町長に対し、民主党・奥村展三議員は「総務省としても曲げられないと思いますが、今後、町民の考えをどうしていくか模索してみないと」と答えました。東京まで駆けつけた住民団体が見守る中、総務省を訪れた大林町長。その結果、総務省の回答は「法律上、合併が覆ることはありません。大臣に言っても変わりません」というものでした。大林町長は「残念。ここまで来て何で変わらないのか」と話していました。結局、止められなかった合併の動き。安土町役場では１９日に閉庁式が行われます。

( 2010/03/18 19:14 更新)

元厚労省局長公判で検事が取り調べの正当性主張

検事は「作文も脅しもない」と反論

自称障害者団体に偽の証明書を発行したとされる厚生労働省元局長の裁判で、関係者の取調べを担当した検察官２人が出廷し、取調べの正当性を主張しました。厚労省元局長の村木厚子被告（５４）は自称障害者団体「凛の会」に偽の証明書を交付した罪に問われています。裁判では、関係者が軒並み「調書は検事の作文」などと捜査段階での供述を覆し、「村木被告の関与を認めないと拘束時間が長くなる」「特捜部をなめるな」などと言われたと、取調べを批判していました。１８日の裁判には「凛の会」元会長を取り調べた副検事が出廷し、「机を数回叩いたことはあったが、最後には『担当が副検事でよかった』と言ってくれた」と取調べの正当性を強調しました。厚労省の関係者などを取り調べた検事も「相手の気持ちを逆なでするようなことはいたしません」などと話し、取調べは適正だったと主張しました。一方、捜査段階で村木被告の関与を認めていた厚労省の元部長は、これまでの裁判で「事件は検察による壮大な虚構だ」と供述を翻していました。しかし取り調べた検事は「元部長が当時の小泉総理大臣の秘書官だった飯島勲氏に相談したら、正直に話すようにとアドバイスされたため供述した」と自らすすんで村木被告の関与を供述したと証言しました。

( 2010/03/18 19:14 更新)

住宅２棟を全焼　１人死亡

早朝火事の現場（京都・舞鶴市）

18日朝早く、京都府舞鶴市で住宅２棟を全焼する火事があり、火元の家から男性とみられる遺体がみつかりました。午前５時半ごろ、舞鶴市下安久の山下弘さん（79）の家から、「煙が出ている」と近所の人から通報がありました。消防車15台が出動し、火は１時間半後に消し止められましたが、木造２階建ての山下さんの住宅と隣の住宅計２棟、約235平方メートルを全焼しました。この火事で、山下さんの住宅の一階から、男性とみられる遺体が見つかりました。山下さんは独り暮らしで、現在も連絡が取れなくなっていることから、警察は遺体は山下さんとみて身元確認を急ぐとともに、出火原因を調べています。

( 2010/03/18 14:16 更新)

ＡＥＤ　すぐ使用すると「倍の救命率」

京大チームが世界で初めて証明

心臓発作の人に、近くにいた人がすぐに医療器具のＡＥＤを使用すると、救命率が倍以上高くなることを京大の研究チームが世界で初めて証明しました。研究チームが２００５年からの３年間で、心臓発作を起こした人を対象に調査した結果、救急隊員が出動して初めてＡＥＤを使用するよりも、そばにいた一般市民がすぐに使った方が、救命率が倍以上高くなることが明らかになりました。さらに一般市民が使用したケースのうち、８５％の人が脳などにダメージを残さず、社会復帰できたということです。京都大学の平出敦教授は、「ＡＥＤはちゃんと心室細動かどうか診断してくれるので、決して恐れることはない。まずＡＥＤを使うことが重要」と話しています。ＡＥＤの有効性が証明されたのは、世界で初めてです。

( 2010/03/18 14:13 更新)

揺さぶり乳児殺害の母親　「事件前、育児で夫とケンカ」

ケンカも事件の背景とみて捜査（武中明日香容疑者）

大阪府堺市で今年１月、生後２ヶ月だった長女を殺害したとして逮捕された２４歳の母親が、事件前に夫と育児を巡りケンカをしていたことが分かりました。堺市中区の無職・武中明日香容疑者（２４）は今年１月、自宅で生後２ヵ月の長女・綾音ちゃんを強く揺さぶり、殺害した疑いがもたれています。調べに対して、武中容疑者は日ごろの育児の疲れと綾音ちゃんがミルクを飲んだ後、泣きやまないことに腹を立て、強く揺さぶったとしていましたが、さらに事件前に、「夫婦でケンカをしていた」と話してることが分かりました。武中容疑者は事件３日前に、育児の相談のために市の施設を訪れていますが、その後、夫（２３）の育児への協力を巡り、ケンカになったということです。夫については、これまでに「『なぜ育児に協力してくれないのか』と不満がたまっていた」と話していて、警察は、このケンカも背景にあるとみて事件の経緯を詳しく調べています。

( 2010/03/18 12:28 更新)

市営地下鉄トラブル　運転指令員「ダイヤ維持しようと・・・」

運転司令室には３人の司令員がいながら、適切な措置取られず

大阪市営地下鉄で起きた線路のポイント切り替えミスで、運転指令員が「ダイヤを維持しようとして、気が回らなかった」と話していることがわかりました。長堀鶴見緑地線で今月１５日、３人の運転指令員が、鶴見緑地駅と門真南駅の２ヵ所で線路のポイントを切り替え忘れ、始発電車が停車中の列車の７０メートル手前で急停止するトラブルがありました。運転指令員は始発電車が故障したトラブルに対処するため、通常と違うポイントに設定していたことを忘れていたということです。その後の大阪市交通局の調査で、指令員が「始発電車の故障への対応やダイヤへの影響に気がとられて、ポイントを戻すことを忘れていた」と話していることが新たに分かりました。交通局では特別委員会を設置し、３人の指令員がいながら、適切な措置が取れなかった今回のトラブルの原因を今月中に明らかにするとしています。

( 2010/03/18 14:56 更新)

法務局課長補佐が職場で窃盗

逮捕の決め手は、被害者が設置した小型カメラ(大津地方法務局)

大津地方法務局の５０歳の女性課長補佐が部下の財布から現金１０００円を盗んだとして逮捕されました。逮捕のきっかけは、部下が設置した小型カメラでした。窃盗などの疑いで逮捕されたのは、大津地方法務局総務課長補佐・橋本倫子容疑者（５０）です。調べによりますと、橋本容疑者は今月４日午後８時ごろ、残業していた部下の男性職員（３２）が席を離れたすきに、鞄の中の財布から現金１０００円を盗んだ疑いが持たれています。局内では去年から同様の被害が相次いでいて、不審に思った男性職員が自分の机にボールペン型の小型カメラを設置したところ、橋本容疑者の犯行の一部始終が映っていたということです。橋本容疑者は「記憶にない」と容疑を否認していますが、警察は他にも余罪があるとみて追及しています。

( 2010/03/18 12:22 更新)

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