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歌手の鈴木雅之(53)がこのほどデビュー30周年を迎え、スポーツ報知のインタビューに応じた。30周年を記念してラッツ&スター時代のアルバムをCDで復刻したBOX盤を発売したが、ラッツの再集結を「あり得ない話じゃない。音楽の神様からのギフトがあれば」と前向き。「自分が歌い続けることでラッツという星も輝き続ける。この10年間が勝負」と熱く語った。
「音楽的にも人間的にも歴史を踏まえて、原点を見つめ直して1年を突っ走りたい」。30周年を迎えた今年のテーマは“ザ・ルーツ”。記念企画の第1弾として、まさに原点となるシャネルズ、ラッツ&スター時代のアルバム全9枚と、シングルB面集、レア曲集を加えた全11枚をCD化。BOX盤「The Complete」として発売した。
改めて20代の自身の音楽を聴いて気づいたことがあった。「俺はやっぱり音楽が好きなんだなって。今に比べると歌は下手なんだけど、テクニックを超越して『歌が好きだ』って思いが伝わってきた」。その思いを30周年の目標のひとつに据える。「順風満帆な年、苦しかった年…いろいろあったけど、いくつになっても音楽はめちゃめちゃ楽しいって気持ちを伝えたい。50代のラブソングもまんざらでもないよと」
30年間、所属のエピックレコードを移籍せず、レーベルの看板歌手として活躍してきた。のどのため約10年前から禁煙し「高音なら20代の時よりも全然出る」。まだまだ第一線としての誇りは捨てていない。「これからの10年がとても大事な勝負の10年。80歳で現役のラブソングってのは無謀。あと10年間は、やる気、元気、鈴木で突っ走りたい」
ファンにとってはとても気になる、ラッツ&スターの再集結も「あり得ない話じゃない」。覚せい剤事件で2度の逮捕歴がある田代まさし(53)だけでなく、すでに音楽の世界を離れたメンバーもいて、復活に関してはなんともいえないのが実情。とにかく自身が歌い続けることで、ラッツの栄光も輝き続けると信じている。
「グループの時代があったからこそ、歌い続けているのは確か。ほかのメンバーの思いを背負ってる。俺が歌い続けることで、ほかのメンバーにも勇気をもたせたりしていたら、盟友に対してこれほどのエールはないよね。(再集結は)あとは、音楽の神様からギフトが下りてくるかどうかかな」。来年はソロ25周年。鈴木はまだまだ突っ走る。
◆鈴木 雅之(すずき・まさゆき)1956年9月22日、東京・大田区生まれ。53歳。芝浦工大付高中退後の75年に、遊び仲間たちとシャネルズを結成し、80年2月25日に「ランナウェイ」でデビュー。83年に、グループ名をラッツ&スターに改称した。86年2月に「ガラス越しに消えた夏」でソロデビュー。24日に30周年記念シングル「キミの街にゆくよ」を発売した。
(2010年3月25日06時05分 スポーツ報知)
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