矢島母娘が“吉本ジャック”沖縄国際映画祭に登場
矢島美容室の矢島母娘がスリーショット(左からマーガレット、ナオミ、ストロベリー) |
◆ 「矢島美容室 THE MOVIE」4月29日公開 ◆
「ラフ&ピース」をテーマに吉本興業が手掛ける「第2回沖縄国際映画祭」が24日から本格的に開幕し、お笑いコンビ「とんねるず」&DJ OZMAがプロデュースした「矢島美容室 THE MOVIE」(中島信也監督、4月29日公開)主演の「矢島母娘」がレッドカーペットに登場した。石橋貴明(48)にそっくりなストロベリーは「グランプリを獲る」と宣言。沿道のファンから惜しみない拍手が送られた。
◆ 石橋貴明似のストロベリー宣言「グランプリを獲る」 ◆
とんねるずとDJ OZMAがプロデュースした音楽ユニット「矢島美容室」のマーガレット、ナオミ、ストロベリーの矢島母娘が沖縄をジャックした。300メートルも続くレッドカーペットへの登場をアナウンスで告げると3万5000人のファンから大歓声。黒いスパンコールのセクシードレス姿で沿道でも気軽にサインや握手に応じるなど好感度もうなぎ上りだった。
今回は長編プログラム「ラフ部門」に出品された「矢島美容室 THE MOVIE」での参戦。米ネバダ州で美容室を経営する矢島家を飛び出した行方不明の父・徳次郎の謎に迫るというストーリー。木梨憲武(48)にそっくりな母・マーガレットは「家族と愛と友情。いい映画になってるわよ」と出来に太鼓判を押した。
石橋貴明にうり二つの二女・ストロベリーは、一般審査員と観客により決定する「観客賞グランプリ」に照準を合わせているよう。「ゼブラーマンには負けない。グランプリを獲る」と同じくラフ部門に出品の哀川翔主演「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」(三池崇史監督)に闘志むき出し。「3Dメガネをかけなくても、いろんな物が飛び出して見える。変なモノを吸わなくても飛び出すわよ」と言いたい放題だった。
「矢島美容室」は2007年にとんねるずのバラエティー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」にDJ OZMAがゲスト出演したことで意気投合。08年5月から新しいアーティストを手掛ける企画がスタートし、09年7月に誕生したユニットだ。
本格的な開幕となったこの日、沖縄国際映画祭で「矢島母娘」が一番目立ったのは確か。吉本興業が手掛ける一大イベントで、これまで接点のあまりなかった“とんねるず似のユニット”がジャックにまんまと成功した。
[ 2010年3月25日付 ]
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