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えっ、僕が?遼くん 世界の顔に大抜てき

練習ラウンドで笑顔を見せる石川遼
練習ラウンドで笑顔を見せる石川遼
Photo By 共同

 石川遼(18=パナソニック)が米国を含む世界23カ国で同時にゴルフ専門誌の表紙を飾ることになった。23日に米最大の専門誌「ゴルフダイジェスト」の写真撮影に臨んだもので、世界レベルでの実績がない日本人選手が表紙に抜てきされるのは快挙。25日に開幕するアーノルド・パーマー招待(米フロリダ州、ベイヒル・クラブ)に向けて大きな発奮材料となった。

 「RYO ISHIKAWA」の名が世界中に知れ渡る。「ゴルフダイジェスト」の表紙抜てきが決まり、この日、写真撮影が行われた。石川は「えっ、僕が?って思いました。ゴルフ雑誌の中で一番の雑誌。大変光栄なこと」と素直に喜んだ。石川によれば撮影は別ながら、世界ランク5位のポール・ケーシー(32=英国)、08年にコロンビア人で初めて米ツアー優勝を飾ったカミロ・ビジェガス(28)との誌上競演。来月以降の号で、欧州&南米の実力者とともにアジア代表として3人で表紙を飾る。

 ゴルフダイジェストは1950年創刊の月刊誌。発行部数は約168万部と米国で最も読まれている専門誌だ。米国以外に22の国と地域でも発売されており、日本、英国など6カ国で提携する雑誌もある。今月号がミケルソンだったように、表紙はスター選手の“指定席”。日本の18歳はトッププロと肩を並べる快挙とともに、世界中に存在をアピールできる。

 石川は24日のアーノルド・パーマー招待のプロアマ戦には呼ばれなかった。日本ではもちろん、米ツアーでも話題性から出場することが多かったが、結果が出ていないこともあり今季初めて声がかからなかった。開幕前日にグリーンの状態などを「肌で感じることができない」などデメリットは大きく、「今まで出ていたから違和感はある。それが今の実力」と悔しさをにじませた。練習ラウンドのスタート時刻を示すボードも「ISHIKAWAI(イシカワイ)」と誤表記されるなど注目度はいまひとつだ。

 その中で権威ある専門誌からのオファーは名誉だが、「その価値を高めるかは今後の自分次第」と石川。ビッグネームが名を連ねる大会で活躍し“本物”であることを証明するつもりだ。

 <エルキントンと同組に>予選ラウンドの組み合わせが23日に決まり、石川は95年に全米プロ選手権を制したスティーブ・エルキントン(47=オーストラリア)、グレーム・マクダウエル(30=英国)と同組になった。石川は今遠征ではトランジションズ選手権に続き2試合目とあって「(予選落ちした)先週は日本でラウンドしていなかったこともあり、アイアンの距離感が合わなかったり、ヒットミスがあった。今週は大丈夫そうな気がする」と話した。 Go!アスリート 石川遼

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年03月25日 ]

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