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ラミレス 35歳でおじいちゃんに!
練習中に原監督(左)と笑顔で話すラミレス
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巨人のアレックス・ラミレス外野手が、35歳にして“おじいちゃん”になった。今月10日に初孫となるデニー・アレキサンダー・ラミレス・Jr君が誕生したもので、ラミレスは首ったけ。開幕戦となる26日のヤクルト戦(東京ドーム)に向けて24日に東京ドームで行われた開幕前練習でも快音を連発し、今季の目標に50本塁打を掲げた。
リーグ4連覇と日本一連覇を目指すチームの4番が、燃えに燃えまくっている。なんと、世にも珍しい35歳にして“おじいちゃん”になったからだ。ラミレスは「孫が生まれて、本当にうれしい。今シーズンの自分の活躍をすべて孫にささげたい」と喜びを表現した。
朗報が届いたのは今月10日。エリザベス夫人の前夫との間にできた息子で米フロリダ州在住のデニー・アレキサンダー・ラミレスさんのミンディ夫人が、第1子となる男児を出産した。エリザベス夫人とは再婚同士で、デニーさんは義理の息子にあたる。初孫の誕生にラミレスは大はしゃぎ。現在は米国から自身のパソコンに届く孫の写真を最大のモチベーションとしている。この日の全体練習でも充実の笑顔でフリー打撃をこなした。
ラミレスはこれまで毎シーズンの目標として3割、40本塁打、100打点を挙げてきたが、「50本塁打?簡単なことではないが、不可能でもない。全力を尽くす」と上機嫌で目標を上方修正した。これまで巨人に在籍した外国人の本塁打記録は04年のローズと自身が08年に記録した45本塁打。日本プロ野球に8年間在籍し、昨季から日本人選手扱いとなったラミレスではあるが、「まずは46本を目指したい」と話した。
26日の開幕戦では07年まで在籍していたヤクルトが相手。ラミレスは巨人に移籍した08年、そして昨年と2年連続で開幕弾を放っており「ヤクルトは古巣でもあり、特別な気持ちはあるけど、巨人が勝つために貢献したい」と言葉に力を込めた。おじいちゃんとなっても、まだまだ老け込む年ではない。2年連続リーグMVP砲は、孫のためにも打って打って打ちまくる。
▽各界の若いおじいちゃん&おばあちゃん プロ野球界では、元ヤクルト・ペタジーニの19歳が最年少。90年に25歳年上のオルガ夫人と結婚したが、夫人にはすでに1歳の孫がいたため結婚と同時に“おじいちゃん”となった。相撲界では、95年6月に大関・若乃花(現タレント・花田勝)に長男が誕生し、二子山親方(故人)は45歳でおじいちゃんに。また、芸能界ではタレント・林寛子が42歳、女優・高橋恵子が48歳でおばあちゃんとなっている。俳優・哀川翔は今年6月に49歳で初孫が誕生する予定。
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