2010年3月24日 18時54分更新
岡山市から総社市にかけて古い寺や神社が集まる吉備路を通る自転車道を多くの人に利用してもらおうと、地元の大学生たちが見どころなどを盛り込んだ地図を製作しました。
吉備路の自転車道の地図は総社市観光協会などが岡山県立大学のデザイン学部の学生に製作を依頼していたもので、携わった4年生5人が完成した地図などを大学で観光協会のメンバーに手渡しました。
完成した地図には、備中国分寺や造山古墳など吉備路の見どころや、道をまちがいやすい場所などがイラストで描かれているほか、レンタサイクルの店も紹介され、サイクリングの際に持ち歩きやすいよう、折りたたんで小さくすることができます。
製作に携わった県立大学4年の日向翔太郎さんは「地図を活用して総社が培ってきた歴史や遺産に触れあうきっかけになればと思います」と話していました。
地図は2000部印刷され、来月1日から総社市内のレンタサイクル店や観光案内所などで無料で配布されるということで、いずれは、パソコンや携帯電話からも見られるようにするということです。