2010年3月24日 18時54分更新
今月、玉野市の宇野港と高松港とを結ぶフェリー航路の廃止を取り下げた国道フェリーは、来月1日から1日の運航便数を6往復減らして16往復にすることにしました。
高松市に本社のある国道フェリーは四国フェリーとともに宇野港と高松港とを結ぶ航路を今月26日をもって廃止することを決め、先月四国運輸局に届け出ましたが今月4日廃止届を取り下げました。
その際、国道フェリーは、経営の合理化のため運航便数をさらに減らす方針を示し、利用客に対してアンケート調査を行うなどしてダイヤについて検討を進めてきました。
その結果、現在の1日22往復を来月1日からは6往復減らして16往復とするダイヤの変更を届け出て24日四国運輸局に受理されました。
国道フェリーによりますと、減便されるのは午前1時台などの深夜の便のほか昼間や夕方などにも複数の便が減る予定です。
一方、四国フェリーは当面、現在の1日22往復の運航体制を続けることにしています。