「国民に元気を」西村が国民新党から出馬

夏の参院選比例代表の公認候補として国民新党からの出馬が決まり、亀井静香代表（右）と握手する西村修 Photo By 共同

　プロレスラーの西村修（３８）が夏の参院選に国民新党の比例代表公認候補として出馬することになり、２４日、都内の党本部で会見した。

　９８年に後腹膜腫瘍（しゅよう）を患い、摘出手術を受けて約２年後に試合に復帰した経験を踏まえ「大病を患い、命の尊さ、ありがたさを感じた。リングの上から命の大切さを訴えてきたが、近年は自殺や心の病が多く、政治の力を使って国民に元気を訴えたい」と意気込みを語った。

　「亀井静香代表を尊敬していた」といい、今年１月に全日本プロレスの後援会関係者を通じて亀井氏と面会。亀井氏は「一生を共にしようと思う女性と会った時のオーラを感じた」と笑顔で振り返った。西村は現役だが、２１日に休業を宣言した。

　同党からは歌謡グループ「敏いとうとハッピー＆ブルー」の敏いとう（７０）も比例代表の公認候補として出馬することになり、２５日に党本部で会見する。

[ 2010年03月25日 ]