大阪市職員また逮捕…今度は26歳男性が覚醒剤
大阪府警東署は23日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、大阪市中央卸売市場南港市場の技術作業員・吉岡徹容疑者(26)=同市浪速区大国=を逮捕した。
大阪市では09年度、猟銃発砲や薬物所持容疑での逮捕など職員の不祥事が相次ぎ、市が10日に平松邦夫市長をトップとする「服務規律確保プロジェクトチーム」を設置したばかり。平松市長は「職員の度重なる逮捕という非常事態を市として重く受け止め、信頼回復に努めます」とコメントした。
逮捕容疑は4〜14日に覚せい剤を使用した疑い。東署によると14日午後5時半ごろ、大阪市中央区松屋町住吉の路上でパトロール中の警察官が突然走って逃げ出す吉岡容疑者を発見。追い掛けて職務質問し、尿検査で覚せい剤の成分が検出された。17日に退職願を出しているが、事実関係が確認されれば市は懲戒免職処分にする方針。
[ 2010年3月24日付 ]
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