March 24, 2010

アメリカじゃあこんなもんが…

処方箋をもらい買いに行った
耳に入れる液体の薬…除菌薬。Ear drop


幸いにして保険が、かなりの部分をカバーしてくれた。
で、驚くなかれ、アメリカではこんな小さな薬が
なんと150ドル!
幸い自己負担金は30ドルだったが、
これは大企業に働いているお陰。

日本だったら、ひょっとして数百円でしょ?
アメリカは「こんなに高くするな」とか
政府が介入しないから製薬会社はつけたい値段をつけるのだろう。

アメリカの生活費が安いと思っている人は多いのだろうが、
とんでもない。

もし私が大企業で働かず、フリーのカメラマンとして
同じグレードの健康保険を買ったら団体割引はないし
家族プランで月に3000ドルは軽くかかる。

若いうちは病気など考えずやってこられた。
だから保険などどうでもいいと考えていた。
毎月3000ドル払って保険など買わなかった。

で、航空会社に入った理由は「これからは歳をとるにつれて
保険が大切になってくる」と考えたのも大きな理由のひとつ。
いま月に200ドルずつ払っているが、残りは会社が負担してくれている。
ありがたいことだ。

さて、いまオバマ大統領がメディカルケアーの導入に必死だが
アメリカ中で大反対の声があがっているようだ。
14の州から訴訟に持ち込もうという話まででている。

オバマさんはすべての国民が保険に入るように
考えているようだが、多くのアメリカ人は
それを「社会主義」として嫌悪しているようなのだ。

アメリカ人は「国民健康保険」のよさなど知るすべもないのである。


jimmysuzukiusa at 12:57│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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