光市立大和総合病院に救急機能など急性期医療を残してほしいと、市大和地区の住民団体が提出していた請願を、市議会市民福祉委員会は23日、賛成多数で採択した。24日の3月定例会最終本会議で採決される。
請願は2月17日、「大和総合病院の存続と充実を願う会」が提出していた。23日の市民福祉委では、「請願を早く採択して対応しないと、大和総合病院からさらに医師が減ってしまう」と採択を求める意見が出た。「議論が十分されていない」などと継続審査を求める意見も出された。委員長を除く委員6人のうち、1人が欠席したため5人で採決した結果、賛成3人、反対2人で請願は採択された。【丹下友紀子】
〔山口東版〕
毎日新聞 2010年3月24日 地方版