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首相、生方副幹事長の解任容認 「党内規律守れない」

2010年03月19日 12:05
 民主党の生方幸夫副幹事長
 鳩山由紀夫首相は19日午前、執行部批判を理由に民主党が生方幸夫副幹事長の解任方針を決めたことについて「党の中では黙っていて、党の外でさまざまな声を上げると党内の規律は守れない」と指摘し、容認する考えを明らかにした。「残念なことになったと思う」とも述べた。公邸前で記者団の質問に答えた。
 これに対し、生方氏は都内で記者団に「国民の多くが辞めた方がいいと言っている小沢一郎幹事長に何も言えない首相が率いる民主党はどうなのか、となる」と反発。「批判を切って済ませては何の党改革にもつながらない。ばかばかしいことだ」と強調し、不服申し立てを検討する考えを示した。
 一方、枝野幸男行政刷新担当相は19日午前の記者会見で「党や内閣の支持率にプラスに働かないのは間違いない」と解任方針に重ねて疑問を呈し、生方氏の言動に関しても「ただちに辞めるたぐいのことが、どこにあるのかと首をかしげる」と擁護した。
 首相は「民主主義の国だから、党内にいろいろ意見があるのは結構なことで大いに自由闊達(かったつ)に意見交換すればいい」としながらも「ただ、副幹事長であれば党内でしっかりと議論するべきだ」とも強調した。

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