参院選出馬の意向を表明した西村(左)に武藤社長も全面支援を約束=全日本事務所
全日本プロレスの西村修(38)が22日、都内で今夏の参院選に出馬することを表明した。既に国民新党の関係者と話し合いを続けており、23日には公認への許可が出る見込み。24日に改めて出馬を発表し、正式な“ゴング”を鳴らす。
21日の両国国技館大会でプロレス休業を宣言した西村は「いつかリングから出て違った部分で自分の考えを実践したいと思っていた」と説明。98年に後腹膜腫瘍(しゅよう)を克服してから「人生観、世界観も一変した」と言い、これまでもリングから『無我思想』をアピール。06年には慶大通信教育課程文学部哲学科専攻に入学して哲学を学んでおり「無我が世界を救う」と、意気込んだ。
(2010年3月22日)