岡山放送局

2010年3月23日 18時30分更新

中小企業の相談 1か所で受付


年度末で資金繰りに苦しむ中小企業からの相談を、金融機関や労働局などの関係機関が1か所でまとめて受け付ける「ワンストップ・サービス・デイ」が、23日岡山市で行われました。

この「ワンストップ・サービス・デイ」は、中国経済産業局などが行ったもので、岡山市北区桑田町の「ピュアリティまきび」の一室に金融機関や労働局など10の機関の窓口が設けられました。
それぞれの窓口では、別の事業への転換や新しい販売先の開拓について、専門家からアドバイスを受けたり、事業規模に見合った融資制度の紹介を受けたりできます。23日は午後4時までにあわせて15の企業が訪れ、1つの企業が2つ、3つの窓口を回って相談する姿も見られました。

中国経済産業局中小企業課の向井裕課長補佐は「資金繰りだけでなく企業のこの先の経営戦略も合わせて考えていくことで、地域経済の活性化につなげたい」と話しています。