2010年3月23日 18時30分更新
去年春に岡山市のバス会社に入社し、1年間に渡って研修を受けてきたバスガイドが、23日研修の成果を会社の関係者らに披露しました。
この発表会は両備バスが開いたもので、岡山市東区西大寺の会社の施設で行われた発表会では去年春に入社した9人のバスガイドが、社員や保護者などおよそ100人を前に、この1年間、学んできた研修の成果を披露しました。
このうち寺下茜さん(19)は地元の愛媛県大洲市の観光名所について、左右に顔の向きを変えながら、実際に乗客に話しかけるように説明しました。
また、備前市出身の頓宮千晶さん(19)は備前市の閑谷学校やマスカットなど、岡山の名所や名産を身ぶり手ぶりを交えながら説明し大きな拍手が送られていました。寺下さんは「修学旅行で出会ったバスガイドにあこがれてこの仕事につきました。研修で学んだことを仕事に生かしていきたい」と話していました。
また、頓宮さんは「地元の岡山やNHKの大河ドラマでにぎわっている高知県を案内したい」と話していました。
バスガイドたちの研修は23日で終わり、24日からは一人前のガイドとしてバスに乗務するということです。