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ホーム開幕戦飾れず/松本山雅

2010年03月22日

写真

後半、ゴール前で競る玉林=アルウィン

 サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)の松本山雅は第2節の21日、アルウィン(松本市)でソニー仙台FCと対戦、0―2(前半0―1)で敗れた。ホーム開幕戦での白星を願って約5500人のサポーターが集まったが、2戦連続で得点を奪えず、開幕2連敗となった。
 「前節のガイナーレ鳥取戦よりはゴールに向かう姿勢は感じた」と吉沢監督は振り返った。シュート数は、相手の2倍以上の22。前節のシュート数の10を大きく上回った。だが、この日もゴールネットを揺らせなかった。
 「ホーム開幕なのでやってやろうという気持ちだった」と故障から復帰したFW柿本主将。開幕戦に出場できなかった悔しさを晴らすかのように果敢にゴールを狙った。MF本田やFW木島が遠い位置からでも積極的にシュートを放つ。前半の終盤には、GKと1対1になったMF大西の放ったシュートがゴールライン寸前で、戻った相手選手にクリアされた。大西は「結果は零点。自分たちのリズムであっても、点を取らないと……」と悔しさをにじませた。
 後半も立ち上がりから、再三の得点機をつくりながらも決定力を欠いた。吉沢監督は「ゴールの精度はチームにとって永遠の課題なので、引き続き修正が必要だと思う」と話した。
 先取点を奪われたのは、クロスで競り合いファウルを取られたPK。前節でもPKで2失点している。後半は主導権を握りながらも、37分にミドルシュートで2点目を奪われた。柿本主将は「決定力のなさ、攻守の切り替えの遅さ」を敗因に挙げ、第3節に向けて「もっとがむしゃらにサッカーに取り組まないといけない」と話した。
 第3節は27日午後1時、アウェーの西が丘サッカー場(東京都)で昨季2位の横河武蔵野FCと対戦する。(田中正一)

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