西村が参院選出馬、全日本が全面支援約束
全日本プロレスのレスラー西村修(38)が22日、東京都内で会見し、今夏の参院選へ出馬することを正式に表明した。同席した武藤敬司社長(47)は「全日本プロレス一同、全身全霊で応援する」と“全面支援”を約束した。選挙戦では武藤社長を含むレスラーの応援も実現しそうだ。24日には国民新党から公認候補として発表される予定だ。
西村の参院選は全日本レスラー総動員戦になりそうだ。この日、都内の団体事務所で背広を着た西村が、武藤とともに出馬会見を行った。
その席上で、武藤が西村に向かって「プロレスは5カウントの反則が許されるし、負けの美学だってあるけれど、そっち(政治)のリングは勝ち負けしかないからな」と言葉で気合を注入した。加えて「全日本プロレス一同、勝つために西村の選挙、全身全霊で応援することを誓います」と力強く宣言した。その隣で西村はめい想するように固く目を閉じていた。
武藤だけではなく、3冠ヘビー級新王者になったばかりの203キロの浜亮太(30)や、ヒール役ながらマイクパフォーマンスのうまい鈴木みのる(41)、さらには知名度抜群の元横綱の曙(40)らも駆け付けて盛り上げる可能性も出てきた。全面支援の言葉を受けた西村も「リング上でのライバルにも応援してもらえるとうれしい。でも、お客さんの頭に平気で水をかけちゃうTARU(全日本の超悪役レスラー)だけは逆効果なので来なくていい」と感謝しつつ、冗談も交えた。
西村には“宿題”も突きつけられた。会見を見守った内田雅之取締役は今後の課題として「(演説の)前後の話が長いので、本質にたどりつくまで時間がかかる。そこが西村の弱点。街頭演説では簡潔に分かりやすく、ちゃんと言葉を選ばないとダメだ」と厳しい表情で語った。
確かに話し出すと「とにかく長い」と全日本の関係者の誰もが首を縦に振る。全日本レスラーの全面支援を生かすためには、まず、短い言葉で分かりやすい街頭演説ができるようになることが必須のようだ。
[2010年3月23日7時51分 紙面から]
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