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福島瑞穂氏が一転署名「反対だが、やむなし」

 社民党党首の福島瑞穂消費者行政担当相は23日午前の記者会見で、班目(まだらめ)春樹東大大学院教授を原子力安全委員会委員に充てる国会同意人事案を了承したことを明らかにした。いったんは「原発に反対する市民団体とあつれきがある」として同意しない意向を平野博文官房長官に伝えたが、方針を変更した。福島氏は「署名した。反対だが、やむなし」と述べた。人事案は閣議決定された。

 福島氏によると、平野氏と22日に電話で会談。平野氏が公正公平に職務に当たるよう徹底させる考えを示し、福島氏が受け入れたという。これに対し、平野氏は23日午前の会見で「国会の議論に堪える人材を関係閣僚がしっかり人選するということだ」と述べた。

 政府は閣議決定に先立ち、12日に衆参両院の議院運営委員長らでつくる両院合同代表者会議に人事案を提示している。

 また福島氏は経済産業省が策定中の「エネルギー基本計画」の原案に十数基の原子力発電所の新増設が盛り込まれる見通しとなっていることについて「社民党は反対だ」と記者団に強調した。

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