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【日中歴史研究】私はこう読む 中嶋嶺雄・国際教養大学学長 友好史観で対立回避

2010.2.1 00:08
このニュースのトピックス外交

 長大な論文で大変ごくろうさまでしたと、まず申し上げたい。中国側の教科書にしばしば欠落していた日露戦争にも言及しており、「南京事件」や盧溝橋事件についてもバランスを配慮して書いている。

 これは委員の顔ぶれから予想されたことだが、日本側の論文は学会主流の無難な学説の併記に終始している。全体的には江沢民前国家主席や胡錦濤主席の演説に触れた“日中友好史観”だといえよう。

 〈古代・中近世史〉に関しては、朝貢外交や冊封体制に言及したり、聖徳太子の「十七条憲法」が中国の古典に学んでいるといいながら、「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に至す。恙(つつが)なきや」という国書を太子が隋の皇帝に送って、新興の日本は中国と対等だと示した重要なポイントには日中双方とも触れていない。

 〈近現代史〉に関しては、西欧からの衝撃に対し日本は近代化に努めて成功し、中国は「中華思想」で失敗したのが日中近代史の原点であり、この点を双方は冷静に見つめるべきだ。

 戦後史を発表しなかったことをはじめ、日中双方が対立点をあえて回避しているという印象も受けた。戦後、日本は一度も戦争をしたことがなく、一人も国家権力によって犠牲にしていないのに、中国は朝鮮戦争から中越戦争まで何回も戦争した。文化大革命や天安門事件、チベット、ウイグルなど国家がどれだけ人民を犠牲にしてきたかを今後は共同で研究してほしい。

(寄稿)

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